月別アーカイブ: 2009年4月

空に雲はないが、横浜にクモあり?


 

西村晃です

横浜開国150年を記念した博覧会「開国博Y150」が始まりました。
写真は、機械仕掛けの巨大生物オブジェを使ったパフォーマンスでヨーロッパで人気のラ・マシンの巨大オブジェ「クモ」。

高さ12メートル、重さ37トン。
ショータイムには動きながら水を放ち観客を驚かせています。
会場は大きくベイサイドエリア、ヒルサイドエリアに分かれ、現在はベイサイドのみオープン。会期後半の夏休みにはヒルサイドもオープンします。
横浜の歴史を分かりやすく紹介したり未来の地球を考えるハイビジョンなどの映像展示、黒船体験そして横浜グルメを味わえるコーナーなどがありますが、博覧会は多種多様な観客が来るだけに全ての人を満足させるのはかなり難しい課題です。
プロジェクトを考えるサービス創造学部の教員として、こうしたイベントはこれまで全国ほとんど見に行っていますが、成功と言えるものはそんなに多くはありません。

このイベントは今年関東で開かれる最大級のものです。

興味ある方は是非見に行って感想をお聞かせください。

待望のゴールデンウィークに入りました


会計学担当の坂井です。サービス創造学部の1年生の皆さん、昨日からゴールデンウィークに入りましたね。楽しみにしていた人も多いと思います。

今月は入学式に始まり、履修登録をして初めての授業を受け、1泊2日のフレッシュマンキャンプ、2日間にわたる企業見学、そして数々のレポートに追われ、とても忙しい1ヶ月間でしたね。さらには、先生や周りの学生たちも、訪問する企業の人たちも初めて会う人たちばかりで、緊張の連続だったでしょう。こんな毎日を過ごした皆さんは、たとえ自覚していなくても、相当疲れていると思います。

大学に入ってすぐにたくさんの友達を作る人もいれば、仲の良い友達を時間をかけて作る人もいます。新しいことをどんどんこなすことが好きな人もいれば、地に足を着けて一つ一つのことをじっくりやっていくことが好きな人もいます。皆さんの中にも、さまざまなタイプの人たちがいると思います。しかし、どんな人でも新しい組織に入ると、最初は相当のストレスを感じるものです。とにかく、自分のペースで大学生活を送ることができるように、なるべく早く身の回りのことに慣れてください。

そうは言っても、「ついていくのが大変だ」とか、「入学する前に抱いていたイメージと違う」などと感じている人もいるでしょう。もし、家族や友達に相談しても解決しないような悩みや問題を抱えている人がいたら、必ず先生に相談してください。知っている先生がつかまらなかったら、サービス創造オフィスに相談に行ってください。また、先生に相談しづらい時もあるでしょう。そんな時は学生課に行ってください。学生課の職員の方が親身になって相談にのってくれます。

とにかく、この連休はしっかり休んで英気を養ってください。連休明けに、また皆さんにお会いすることを楽しみにしています。

地方活性化プロジェクトが日本を救う!


西村 晃です

長野に行ってきました。

 長野と言えば善光寺、七年に一度の御開帳がいま行われていますが、二ヶ月弱の期間中に参拝者は600万を越えるのです。
長野新幹線が開業してから二度目の御開帳ですが、前回初めて期間中の参拝者が600万人を越え、新幹線効果を実証する結果となりました。。
善光寺の本尊は阿弥陀如来、観音菩薩、勢至菩薩の三体の仏を一つの光背にまつることから一光三尊阿弥陀如来と呼ばれます。1400年前の創建直後から秘仏となり直接拝むことはできませんが、代わって同じ姿の分身仏「前立本尊」」を七年に一度だけ本堂に安置し参拝できるようにするのが御開帳です。
ご利益がどれだけあるかは信じる人の気持ち次第です。それにしても驚くばかりの集客力ですね。
新幹線ができて東京に上ることが便利になる一方で、なかなか下ってきてくれる人がいないのが地方の悩みですが、長野に下らせる最大のソフトこそ善光寺なのです。

地方にいかに魅力あるソフトを作るかもサービス創造学部の大切な勉強項目。
今年はその一つの実践例として新潟プロジェクトに取り組みます。
地方活性化は国の課題。

人生賭けてやるくらいの大プロジェクトにあなたも挑戦しませんか!

企業見学:千葉テレビ放送株式会社(チバテレビ)


経済学担当の湯之上英雄です。

学部活動日・企業見学として、千葉テレビ放送株式会社(チバテレビ)を訪問しました。
チバテレビでは、編成部の方から番組表の構成や、
テレビ局の営業活動についてお話しいただきました。
また、報道部長からは、直々に報道記者の一日や
他局との報道協定について、教えていただきました。

千葉県とその隣県に住む600万世帯に情報を提供するチバテレビ。
「チバテレビ」の名前は知っているのに、知らないことだらけで、
学生たちは必死にメモを取っていました。

さらに、ニュース番組「ニュースChiba21」の制作現場を見学させていただきました。

スタジオで粛々と原稿を読むキャスター。
その裏側では、画面の切り替えや「5秒前,4,3,2・・・」という秒読みなどの
緊迫感あふれる作業が繰り広げられていました。
失敗が許されない一発勝負の生放送で、
最高の映像を作り上げていく現場を
目の当たりにした学生は、言葉にできないくらいの感動を受けていました。

サービス創造学部ならではの企業見学。
チバテレビで教えていただいた、
「たくさんの人と会って、いろいろな話をすることからアイデアが広がる」
という言葉を忘れず、サービス創造に向けて自分を磨いてほしいなと思いました。

(ひとりごと)
チバテレビへの訪問が決まって、ふと思い出したのですが、
私の幼稚園の頃の夢は、「テレビ局の人になること」でした。
20数年経過して、「夢の職場」を訪問できたのは、何とも不思議な感覚でした。


「ニュースChiba21」収録直後のスタジオにて。
なぜか、メインキャスターの宮地さんに撮っていただきました。


メインキャスターの宮地麻理子(右)さん、アナウンサーの中野涼子さん(左)と。

企業見学:(株)資生堂


経済学担当の湯之上英雄です。

学部活動日・企業見学として、学生20名と(株)資生堂を訪問しました。

企業の説明の最初に、
「モノを創って、価値を生み出してきたメーカーが、
 商品をお客さまに届けるサービスにも目を向けている」
ということを教えていただきました。

私たちが、
「サービス創造をどう学んでいけばいいのか」
を考えさせられる一言ですね。
見学では、お客さまセンターを見せていただきました。

お客さまからのご意見を全体で共有して次の商品に繋げていく、
お客さまセンターは、まさにサービス創造の最前線です。

オペレーターの机の上には、小さな鏡が置かれています。
お聞きしてみると
「電話なのでこちらの表情はお客さまには見えないが、
 不機嫌な表情で応対すれば、それが言葉に乗ってお客さまに伝わってしまう。
 だから、いつもにこやかに応対できるよう鏡を机の上に置いている」
のだそうです。
特に取り決めているわけではなく、オペレータの方が自主的に置かれているとのこと。
社員一人一人が、よりよいサービスづくりに取り組んでいるのが伝わってきました。

また、社員の方々の資生堂製品に対する熱い思いが、ことばの端々から感じられ、
学生たちは、モノづくりの厳しさと楽しさを肌で感じていました。

サービス創造学部ならではの企業見学。
今日の感動を、ぜひ今後の学生生活に生かしてほしいと思いました。

「新学部」凄い4月だったね


学部長の吉田優治です。

4月3日の入学式以降、「学部開設セレモニー」、「オリエンテーション」、「ラーニングパスによる個人面談」、「正規授業のスタート」、「エクシブ山中湖での1泊2日フレッシュマンキャンプ」、「学部活動日2日間にわたる公式サポーター企業への職場訪問」、「熱血講座」、「ユニバーシティーアワー」、「サービス創造入門(仕事刺激クラス)でのゲストスピーカーからの講演」、「ドレスコードA Day」でのスーツ着用、「セントラルスポーツのジム利用開始」、「Kevin’s Aloha Cafe」 、「上海Chinese Cafe」など、新入生たちは、新学部の魅力的なプログラムをシャワーのように浴び続けた4月だったのではないでしょうか。

学生諸君からの「サービス創造学部」に寄せる期待を日々実感しています。サービス創造オフィスの職員も学部教員もこの学部開設の1ヶ月間、トップスピードで走り続けてきました。私たちも頑張り、進化し続けます。学生諸君も新学部で多くのチャンスや手がかりを掴み取ってください。大いに期待しています。

ゴールデンウィークまで月曜日・火曜日とあと2日。「サービス創造学部」では、この2日間だけでも、臨時教授会、上海の立信会計学院大学「経済貿易学部」から2名先生方が来校され日中学生共同プロジェクトについて協議します。さらに「セントラルスポーツ利用のフィットネス科目」について新聞社からの取材、公式サポーター企業について大手コンサルタント企業トップ゚との話し合い、公式サポーター企業との継続的な協議が続きます。

5月も、6月も、7月も教職員は打って一丸となって進化する学部づくりに取り組みます。

キャンプで生まれた仲間の絆


西村 晃です。

サービス創造学部では、新入生全員を対象にした山中湖キャンプを行いました。
サービス創造学部の公式サポーター企業の一つである「リゾートトラスト㈱」が運営する高級リゾートホテル「エクシブ山中湖」に学生全員が実際に宿泊して企業から説明を受けたり、ホテルにおけるサービスの現場を学ぼうというのが今回のキャンプの最大の目的でした。
今回の宿泊研修は高級リゾートホテルで行われるため全員ドレスコードA、すなわちスーツ、ネクタイ着用で臨みました。
研修は4月13日、14日の2日間。
1日目夜に仲間作りの目的で行われたチームビルディングでは、8人前後の編成で作られたおよそ30チームが、グループ取材した内容をもとに「エクシブ山中湖」の宣伝ポスターを作るという課題に取り組みました。
名前も知らなかった仲間が夕方からの打ち合わせ、そして1時間の作成時間を経て固いきづなで結ばれてゆく様子が確認できました。できばえも各グループで工夫が感じられ、駅などに掲示しても一般の方にこのホテルを分かっていただける内容が多かったと思います。
研修の最後には島田学長と学生が語り合うミーティングが行われました。
学生たちは最初は遠慮しがちでしたが、次第に慣れて活発な質疑が行われました。
帰路立ち寄ったアウトレットでも楽しいひとときを過ごせ、新学部のメンバーにとって何よりの仲間作りの場になりました。

モーニングカフェ 開業中!


西村晃です。
山中湖キャンプの翌日にもかかわらず、朝8時半からの「Kevin’s Aloha Cafe」(水曜日(8:30~10:00)は大盛況。巧みなケビン先生のリードがあれば、英語が苦手なんて気になりません。みんなおいしいコナコーヒーとドーナツに満足。
来週開講の「上海Chinese Cafe」(火曜日8:30~10:00)も中国の味を楽しめるとか。最初が肝心、4月からスタートしようよ、楽しい雰囲気を共有しましょう。

ソウルから


学部長の吉田優治です。

韓国経営教育学会から招請され、昨日、ソウル市内のKyung Hee大学で開催された年次研究大会の基調報告者として「新学部・サービス創造学部の戦略的教育モデル」と題する講演をさせていただきました。報告に先立ち行われた開会式典において同学会会長から「学術賞」をいただきました。

経営学、会計学、eビジネス、商学、マーケティングを専門とする韓国の大学研究者に「サービス創造学部」創設の意味、公式サポーター企業との連携などお話しさせていただきました。韓国の先生方も「サービス創造学部」の新しい学習の機会と場に大きな関心を寄せてくれました。

いろいろなところで、韓国の人々の「おもてなしの心」に接し、改めてサービスの意味を感じることができました。皆さんも機会をつくり、世界の人々と接することができるといいですね。

明日からエクシブ山中湖で1泊2日のフレッシュマンキャンプです。今から楽しみです。本日夜に帰国します。

新番組のウラで・・・


西村晃です。
長年テレビ局に勤務してきました。
視聴者が関心を寄せる春の番組改編時期は、内部においては誰が重用されるか、あるいははずされるかという人事異動の匂いを嗅ぎ取る時期でした。
お茶の間の番組評価とは関係なく、シビアなサラリーマンの競争が裏では行われています。
権謀術策渦巻く社会がどの業界にもあります。とくに市場縮小というかつてない事態に勝ち残るための競争はこれまで以上に激しくなるでしょう。
だからこそ若い時代にしっかりと哲学を身につけておかなければならないと思います。
テレビ局勤務時代、皮肉にも私はテレビを楽しむことなんてまったくなかったと思います。
多くの人にとって娯楽のテレビも、それが仕事となればとても楽しむことはできません。
番組の裏にある思惑と打算がわかるだけに興ざめなのです。

テレビ、新聞、出版、広告あらゆるメディアと付き合ってきました。
こうした業界に関心のある方、質問のある方、なんなりとお受けします。