月別アーカイブ: 2009年5月

学術賞 受賞


サービス創造オフィスの高久です。

4月11日、吉田優治学部長がソウルで開催された韓国経営教育学会にて、学術賞を授与されました。年次研究大会の基調報告者として招かれ、「新学部・サービス創造学部の戦略的教育モデル」について報告を行いました。

 

学 術 賞

所 属: 日本 千葉商科大学

氏 名: 教授 吉田 優治

 あなたは 韓国経営教育学会の学問的水準の向上に大きく寄与された方として 経営教育の基礎を築かれ 卓越した学問的業績を称えて 学会会員の総意により学術賞を授与します

2009年4月11日

社団法人 韓国経営教育学会長

(以上、受賞内容日本語訳)

 

日本に止まらず海外においても教育の向上に貢献している吉田優治学部長は素晴らしいですね。また、サービス創造学部の取り組みが海外でも認められ、学部の一員として誇らしく思います。

こんなに身近にグローバルな活動をしている方がいます。先生方をはじめ、ゲストスピーカーとして講演してくださる方など、人生の先輩から得られることは刺激にあふれています。学生の皆さんも追いかけ追い越せ!

シブヤ米の田植え体験


サービス創造学部1年の菊地玉恵です。

今話題の 農業ブーム。
その火付け役とも言える元ギャル社長 藤田志穂 さんが、今秋田県大潟村でシブヤ米を開発しています。
藤田さんは19歳の時にマーケティング会社を設立。ギャルの偏見を覆すことから始まり、エコやエイズ予防にも取り組む積極的で企画力のある女性です。
今は社長を引退し、本当に自分のやりたいことに取り組んでいます。
それが… 食
食料時給率が下がる唯一の先進国日本、農家の人手不足や食の安全などたくさんの問題がでる中、若者が楽しく農業ができたらと、自ら率先して取り組んでいます。
そして農業を行うに当たって忘れてはいけないのが イケてる農業 つまり写真のような花柄レインブーツやカラー軍手など、ファッション性のある農作業着が欠かせません。

お米を育てると言ったら種蒔き、耕し、田植え、草取り、収穫、出荷なんて作業がありますが、そんなプロジェクトの中で、一般応募で私は田植えツアーに参加できることになったのです。

5月23日(土)
11:50秋田駅に集合し、送迎バスにて大潟村に向かいました。

農作業ができる格好に着替え、田んぼへ向かいます。田んぼに到着すると、なんと藤田さんを始め、keiさんやルミリンゴさん、ひー坊にタモちんという人気モデル…  周りには事件が起きたかのような尋常でない数の取材陣が… 。
やはりモデルさん方の農業スタイルは私服にかわいいレインブーツ。 
ところが当日、秋田は激しい雨風に見舞われちょっとテンションが… となるところなんですが、藤田さんやモデルさんはそんなことでは少しもへし折れない すばらしいパワーをお持ちの方々でした!
初めての田植えはなかなか難しい 。まっすぐきれいに植えていけないのです。
雨で余計にぬかるんだ田んぼに足をとられ、転ぶ人か続出、 私はケータイを泥の中に突っ込みました。
出来上がった苗をちょっと土の中に挿すだけで立派なお米が出来て全国に出荷されるなんて…。

植物って自然って人間の勝てるところないんじゃないかと思うくらいすさまじい生命力を持っていますよね。
単純作業でしたがやり甲斐がありました 。
夜は藤田さんやモデルさんの誕生日パーティーも兼ねて宿泊先のホテルにてお食事会 。
藤田さんとお話することができて感激でした。
健康的な食べ物でなければ健康的な体型にはなれない お米を食べないなんてほんとの美しい姿にはなれない などのモデルならではのアツいお話、藤田さんの若者を引っ張っていく強い志など聞くことができました。 
短い間でしたが藤田さん方は取材のためお別れ。
とても内容の濃い1日でした。
人気もなく衰退していく職業というイメージがあった農業でしたが、こうして若い人が働き掛けて、しかも楽しく、農業に興味を持つきっかけづくりをしている藤田さんを見て、 尊敬 の一言でした。
秋田の農作物を売りにしたビジネスサービスもあるんじゃないかと妄想した時でした。
2日目は大潟村干拓博物館と道の駅の産直センターを見学しました。
申し遅れましたがこの大潟村はかつて日本第2の大きさを持つ湖だったところを埋め立て、農地拡大のために作られた日本最大級の農地です。
1977年に干拓され、秋田県民以外にも全国からたくさんの人か移り住み、農家が集結してるという土地です。
今回藤田さんと連携している有限会社瑞穂代表取締役小林さんによると、後継者は戻ってくる離村率は1割という成功した農地であると話していました 。
昨年選挙にも出馬した小林さんは、たくさん新しい取り組みをして、大潟村を売り出したいと語っていました!
例えば3年前はコンビニのない大潟村に「元気なNOWSON」とかけて、LOWSONさんと連携した大潟村独自のコンビニを作ろうと計画し順調でしたが、村に反対されてしまったそうです。
小林さんはあきらめず、大潟村にコンビニを作ったら、村長から村民に村独自のサービスをしたいと話していました
大潟村でとれた農作物の売上の一部を蛍池事業への費用やチームマイナス6%などの環境事業へ還元する取り組みなど、楽しそうに語っていました。
それを聞いた私は将来この秋田をどんな風に元気にできるか妄想すると楽しくて止まらないのでした。 ←
11月の出荷時期には、渋谷109前で藤田さんを始め、小林さん方も宣伝・販売を行うそうです。

藤田さんや小林さんに共通していたのは 楽しく仕事をすること ということだと感じました。 

今回は将来の夢が膨らんだ楽しい田植えツアーでした。

稚内で同窓会北海道支部定期総会


学部長の吉田優治です。

原田理事長、三浦同窓会長、そして我らが鈴木オフィス課長と一緒に、16日・土曜日、日本の最北端の街、稚内で開催された同窓会北海道支部定期総会に出席しました。同窓生の方々に新学部をご理解いただき、今後のご支援をお願いしてきました。

函館エリアの同窓生たちは、午前3時に観光バスで函館を出発し、途中各地で同窓生をピックアップし稚内入り。釧路エリアの同窓生たちは、ワンボックスカーで8時間かけて駆けつけてきました。稚内ANAホテルで総会、場所を秋元OBの経営する秋元水産加工場に移してのBBQ懇親会。カニ、ウニ、宗谷牛、ホタテなど、北の豪華な食材が勢ぞろい。途中、横田耕一・稚内市長も参加し、会場は大いに盛り上がりました。千葉商科大学を愛する多くの同窓生の方々と接し、鈴木課長と新学部づくりに努力することを最北の街で誓い合いました。

これまで青森、秋田、新潟、愛知、千葉、米子、群馬、栃木、沖縄、埼玉、千葉の同窓会支部総会に出席し、新学部の学部長としてご挨拶させていただきました。今年も多くの同窓生にお会いし、新学部への熱き応援をお願いしたいと思います。

歴史が刻まれた場所


西村晃です

ここは太平洋戦争直後、GHQ総指令長官、マッカーサーが執務した机です。
CUC丸の内キャンパスに隣り合う第一生命本社ビルは当時GHQ指令部が置かれていましたが、現在もマッカーサー執務室と応接室は保存されており第一生命の特別ゲストに公開されています。
先日仕事のおり見学してきました。

朝は中国茶の香りから


西村晃です。
「春巻にしようか、それともショーロンポーにしようかなあ」。
ここは上海の飲茶レストランではありません。
日本の大学で中国語の授業中にメニューが出てきて学生が料理を選べるところなんて他にあるでしょうか?
次回の授業で出してくれる飲茶を選んでいるのは、サービス創造学部のモーニング講座「上海Chinese Cafe」の受講生たち。
注文を聞いているのはこのCafeの美人主人、施敏さん、彼女が私たちを中国語ワールドへとエスコートもしてくれるのです。

                  

毎週火曜日8時30分から始まるこのモーニング講座は1号館の3階、朝日をいっぱいに浴びるグラスルームが会場。癒しのBGMを聞きながら開店しますから本当にレストランで学んでいる気分なんです。
Cafeは施敏さんと呉仲華さんのおしどり経営。サービス創造学部にふさわしく学生の顧客満足を満たしてくれる至れり尽くせりの指導で、初心者でも安心です。言葉だけでなく中国の生活や習慣などにも触れることができます。

人気店、繁盛まちがいなし。
プレオープンで評判は上々。グランドオープンは5月19日と迫っています。
さあ急ぎましょう。

学外データベースを活用しましょう


情報科目担当の神保雅人です。

千葉商科大学付属図書館では,数多くの業者と契約して,学外データベースが学内のPCからのアクセスに限って利用できるようになっています。学生のうちからこのような環境を利用できるのは,とても恵まれていると思います。

本日は,情報入門1という科目で,図書館トップページ(http://www.lib.cuc.ac.jp/)からたどれる学外データベースのうち,同時アクセス数無制限の『バックナンバー・ライブラリ 日経BP記事検索サービス』を教材に選びました。

このサービスでは,サービス創造学部に適した,『厳選 地域で頑張る元気企業』という特集コーナーがありましたので,学生に好きな地域と企業を選んでもらい,何故その企業が元気企業と言われるのか,100字以内にまとめてメールで出してもらいました。

先程,その課題メールを一通り読みましたが,さすがに皆さんはサービス創造学部を目指してきただけのことはあると感心しました。やはり,毎週,『サービス創造入門』で企業の方々のお話を聴き,4月中に企業訪問もして,意識が高まってきたのではないでしょうか。

今後も様々な分野で学外デーベースを活用しましょう。

なお,上のイメージは千葉商科大学付属図書館が著作権を有するWebページから取り込んだものですが,図書館側からこのブログへの掲載許可を得ています。

招き猫でまちおこし


西村晃です。

常滑という愛知県の地名、なんと読むか分かりますか?
そうです、とこなめです。焼き物の産地で常滑焼きで知られていますね。
伊勢湾の東側、セントレア中部国際空港のあるところです。
焼き物の基礎技術がここを発祥とする衛生陶器メーカーINAXを生みました。
いま常滑は「招き猫でまちおこし作戦」を展開しています。

この街のシンボル土管を並べた焼き物の町並みを歩いて行くと、常滑焼きの招き猫があちこちにいます。そしてついに昨年招き猫神社までできてしまいました。それから街道の小高い丘の上に作られた巨大な猫は一キロほど離れた駅のホームに立つ人が気がつく高さで、街を睥睨しています。


戦後から現在に至るまで永年親しみ愛されてきた二頭身にデフォルメされたかわいらしい三毛猫の常滑系招き猫をモチーフに、手作り常滑焼の招き猫、Tシャツ、手ぬぐい、携帯ストラップ、シール、食品など常滑の土産物商品群として市内各所で販売されるようになっています。
道路際には作家たちの奇抜な常滑焼きの招き猫作品がズラリとならび、みちゆく人を驚かせています。

招き猫の手招きで観光客を呼び込もうと街では意気込んでいます。
地域起こしは常滑焼きのように地元の特産品をどうからめてゆくかがポイントです。
新学部のプロジェクト実践にはこんな地域起こしのアイデアも含まれています。

中日合作


神保雅人(中国語での読み方は,Shenbao Yaren)です。

4月27日に千葉商科大学と提携関係にある上海立信会计学院经贸学院に所属されている毕玉江先生及び开放经济与贸易研究中心に所属されている程新章先生が訪問され,吉田学部長,鎌田教務委員長,須永学生プロジェクト実践委員長,鈴木課長,根古屋係長及び私とで,今後の連携及び学生プロジェクトの進め方について協議しました。通訳は上海チャイニーズカフェを担当されている 先生です。(左の両国の国旗の絵は,このブログのために自作しました)

上海立信会学院もサービス関連のコースを9月から立ち上げるということで,本学のサービス創造学部について詳しい質問が相次ぎました。学生プロジェクトに関しては,今年度は初年度ということで,吉田学部長が長年続けてこられた『CUCストリートミュージシャンの夢舞台』で培われた人脈を通じて上海にミュージシャンを派遣し,上海立信会学院でコンサートを実施するという企画を進めることになりました。いわば,音楽プロジェクトと中国プロジェクトのコラボレーションです。

中国語を履修されている皆さん,上海チャイニーズカフェに参加登録された皆さん,将来アジア諸国とのビジネスで活躍してみたい皆さんは是非,このプロジェクトに参加してください。

なお,私個人の考えですが,新潟県民の皆様は昔からロシアと交流されていたりしますので,将来的には地方活性化プロジェクトと中国プロジェクトとのコラボレーションもあり得るのではないでしょうか。