月別アーカイブ: 2011年6月

ソウル、旅、サービス創造


 

学部長の吉田優治です。

週末、韓国の学会会長をしている友人Y教授の招きで、ソウルへ2泊3日の週末旅行をしてきました。小学校から高校までクラスが8年間も一緒だった西尾客員講師(美術担当)と仲良し夫婦2組の初めての旅でした。Y教授の3日間にわたるホスピタリティーあふれる心遣いが、多くの心温かき人々との出会いや豊かな食文化を楽しむ機会を提供してくれました。

ソウルの夜は何をしよう.

Y教授家族との再会、来年に迫った大統領選挙の候補者への政策提言をめざす超党派の大学人たちとの交流、Y教授の知人で有名なキムチ名人のソウル郊外にある大邸宅へ招かれて名人手造りのキムチや料理をごちそうになったり、そこで集まっていただいた会社経営者、医者、元卓球韓国代表、マスコミ関係者、大学教授たちとの懇談、韓国伝統のプロ歌手に特別に歌っていただいたりと贅沢な旅となりました。下の写真は韓定食です。

全羅道の韓定食はおかずの量

アメリカでも、中国でも、イギリスでも旅をしていつも思うことは、「現地で友人になった人たちと戦争なんかできない。平和な世界を一緒に創りたい。いつまでも友達でいたい」ということ。今回の旅も、そんなことを感じさせてくれました。その意味で、公式サポーター企業のJTBやHISをはじめ、JAL、JR東日本、帝国ホテル、富士屋ホテル、リゾートトラスト、カヌチャベイリゾート、加森観光などの観光企業は、地域と地域、文化と文化、人と人を結びつける平和創造企業といっても過言ではないでしょう。これらの企業には、サービス創造の視点からさらなる進化発展を期待しています。そしてこれからも多くのことを学ばせていただきたいと考えています。

帰国後、西尾先生から旅とITを融合させて面白いことをしている会社の記事を発見したと連絡がありました。以下は、「travel like a human」を合言葉に事業展開する会社の共同経営者へのインタビュー記事です。新しい旅の創造ですね。http://www.atmarkit.co.jp/news/200911/02/airbnb.html

最後に、ソウルの素敵なレストランを紹介したブログを紹介します。http://ameblo.jp/jonghye-sada/theme-10003879804.html (食とワインと私のこと) また旅をしたくなりました。

 

桂由美特命教授と学生のOur Wedding


学部長の吉田優治です。

学生が成長する瞬間に立ち会えることは、教員にとって最高の幸せです。昨日、大学で開催した「Our Wedding」は、そんな瞬間を実感できた学生プロジェクトでした。これは、本年4月に本学部・特命教授に就任いただいたブライダルファッション業界の第一人者、桂由美先生に協力いただき、本学部でファッションサービスを研究する井上ゼミの学生たちが中心になって企画運営したものです。イベントの目的は、人生にとって重要な結婚をブライダルという視点から考えてみたいということ。当日の参加者は380名。取材の新聞社やファッションメディア関係者も多数来校されました。

桂由美先生と学生たちの熱い思いが化学反応を生じさせ、「Our Wedding」に参加した多くの学生や教職員、一般参加の方々すべてが、新たな熱い思いを抱く機会になったように思われます。桂由美先生、井上ゼミの学生諸君、お手伝いいただいた教職員、メーキャップを担当いただいた東京総合美容専門学校の皆様、モデルや会場設営に協力いただいた和洋女子大学の皆さん、映像演出でお手伝いいただいた政策情報学部のICCネットワーク放送プロジェクトの皆さん、そして学部のパーティープロジェクト、エンターテインメントのメンバーの皆さん、ご協力に感謝申し上げます。一緒に協働できて本当に楽しかったですね。

「Our Wedding」では、島田晴雄学長が桂由美先生について紹介され、続いて桂由美先生に基調講演をしていただきました。桂由美教授は、はじめに昨年のパリオートクチュールに参加した際の映像(http://www.yumi-katsura.co.jp/)を見ながらご自身のブライダルファッションについて解説された後、ブライダルファッションについての熱い思いを語られました。「私が日本の新しいブライダルの形を創る」という強い意志と情熱で、わが国のブライダル界を牽引されてきた物語を伺いました。そして、日本人で一人、パリオートクチュールに参加するデザイナーとして創造し続ける楽しさと厳しさについてお話いただきました。下の写真は、桂由美先生の基調講演の模様です。

その後、オーディションで選ばれた千葉商科大学と和洋女子大学の学生たち15名が、桂先生デザインの衣装で学生ウエディングファッションショーを行ないました。直前リハーサルの段階ですら、桂先生にご協力いただくのは100年早かったと後悔するほど、ドタバタの連続でしたが、本番はバッチリ。学生たちの成長の瞬間に立ち会えました。

企画運営に携わった学生たちも、参加いただいた一般の方々や学生も、全員が紅潮して顔を輝かせていました。出口に立つ桂由美先生に長い列ができました。桂先生と握手をした学生たちの興奮した表情は本物でした。自分たちで動くこと、活動から学ぶこと。本物の熱き思いと、凄さを持ち続ける桂由美先生からいただいた刺激。最高でした。終了後に、学生の一人が「おれ、これからしっかり勉強するワ」と隣の学生に語りかけていたのが印象的でした。下の写真は、島田学長と桂由美先生を中心に関係者スタッフ一同です。

桂由美先生は、サービス創造学部においてブライダルの本格的な研究と教育がスタートすることに大きな期待を寄せられています。ブライダルの世界は、すべてがサービス創造の世界です。桂先生にはこれからも多くのことを学ばせていただきたいと思っています。

蒔平ゆき(Makihira Yuki)特命講師


学部長の吉田優治です。

学部オフィシャルプロジェクトは今年度6企画が進行中です。

プロバスケットボールbjリーグに今年10月参戦することが決定した「千葉ジェッツ」は、10月29・30日に大学体育館で公式戦2試合を実施する予定です。この公式戦を満席にしようというリアルなマーケティングを行っているのが「千葉ジェッツプロジェクト」です。参加する学生は約25名。プロジェクトの指導は、吉田学部長、荒木重雄特命教授、そして蒔平ゆき特命講師の3名がチームで行っています。

蒔平特命講師は、千葉ジェッツを運営する株式会社ASPEの20代の若き女性取締役。バスケットボールを愛し、千葉ジェッツの立ち上げに休みなく24時間、365日頑張っています。本年4月より「千葉ジェッツプロジェクト」の指導を週一度お願いしました。瞳輝く蒔平先生の指導で、学生たちのモチベーションは最高潮。学生たちは蒔平先生が大好きです。先週金曜日のクラス最後に学生たち全員が、千葉ジェッツのロゴを手に、「私たちは蒔平先生が大好きです」コールをしたそうです。

その夜、蒔平先生は、プロジェクト連絡用の facebook に以下のような書き込みをしました。本人の承諾を取って掲載させていただきます。

*******蒔平ゆき特命講師のfacebookへの書き込み*****

千葉ジェッツプロジェクトの皆様
本日は授業最後での素敵なサプライズをありがとうございました!
かなり、ぐっときました。今皆さんにもらった写真を見ながら嬉しくってにやにやしています(笑)もー、みんな大好きです!

お客様に対してもこういったイメージの素敵な心意気の企画を積み重ねていって感動してもらうことができれば、ファンが増え、試合に繰り返し足を運んでくれる人が増えていくのではないかなと思います。
本日の荒木教授のお話の中でもいろいろなキーワードがありましたが、皆さんの「気持ち」は十分ですね!こんなに強い気持ちを持っている皆さんや吉田学部長、荒木教授とご縁があって、私って幸せ者だなと思っています。

想像するだけでも泣けそうなくらい、10.29.30に観客でいっぱいになった商大体育館でみんなと泣く準備はできています!我々の力で、絶対いっぱいにしましょうね。

至らない点が多く、まだまだ講師とはいえない未熟者ですが、今後ともどうぞ宜しくお願い致します。

蒔平

 



塚本勲特命教授の講演


サービス創造セクションの白石田です。

こんにちは。

昨日行われたユニバーシティー・アワーの講義にサービス創造学部の特命教授であらせられます塚本勲特命教授が登壇されました。

塚本教授は「公式サポーター企業」の一つである「加賀電子株式会社」の創業者・経営者です。

塚本特命教授は金沢から上京し、20万円の資本を元に秋葉原で起業し、顧客の視点で年商3千億円、従業員6千名企業に成長させた話など様々なエピソードを加えて学生たちに熱く語られました。

塚本特命教授の講演の最後におっしゃった「若いうちに無形の財産(人脈)を構築してほしい」という言葉が印象に残った学生も多いのではないでしょうか。

私も社会で働くようになって数年が経過しましたが、無形の財産は重要だとヒシヒシと感じています。私が構築している「無形の財産」は微々たるものなので、これから改めて無形の財産の構築を意識して働きたいと思います。

今回のユニバーシティー・アワーで塚本特命教授の講演を聴くことができた学生さん達も刺激を頂いたのではないでしょうか。このような刺激をこれからの大学生活に活かしてください。

「千葉ジェッツ」チアオーディション


サービス創造セクションの鈴木です。お久しぶりです。
吉田先生のブログを読んでいて、私も書きたくなりましたので投稿します。

本日は、「千葉ジェッツ」(船橋をホームタウンとするプロバスケットボールチーム)のチアオーディションが大学で行われました。もちろん、本学部学生による千葉ジェッツ・プロジェクトの学生さんも、運営のお手伝いをしています。
学生が企業と一緒になってキャンパスで活動している学部って、あまり聞かないですね。身内ですが、おもしろいと思います。

このことを、高校生を対象に開講している講座「楽問のススメ」にて、学部の紹介と共にお話しました。
「今皆さんのいる横の教室では、サービス創造学部の学生プロジェクトが企業と活動しており、今日はチアのオーディションをしています。」
高校生の皆さんはどのように感じたでしょうか?リアリティのある勉強っておもしろいですよね。
私も大学生の時に、Jリーグの販売促進のお話しを授業で聞いて、おもしろくて鼻息荒くフガフガした経験があります。

この「楽問のススメ」では、石井泰幸教授による授業が「強い企業とは何か」というテーマで行われました。
講義の前半を聞かせて戴いたのですが、実在する企業を題材とした内容で興味しんしんでした。

リアリティのある勉強って、やっぱりおもしろい。。