★サービス創造大賞2010 審査結果!!

「サービス創造大賞2010」

はるオスカー

はるオスカー

~ 応募要領 ~

  • 課   題   「あったらいいな、こんなサービス」
  • 募集期間   2010年7月1日(木)~2010年10月31日(日)
  • 応募資格   不問

<賞>
■大賞(1点)
■準大賞(2点)
■優秀賞(5点)
■高校賞(20点) 高校を通じて50件以上の応募があった場合に各高校内で1名選定

<審査委員会>
委員長:島田晴雄学長
副委員長:吉田優治学部長
委員:サービス創造学部「公式サポーター企業」担当者
サービス創造学部教職員


 2010年度は、全国の高校生や本学在学生、一般の方から1,296件のご応募をいただきました。
受賞アイデアは各分野において先進サービスを提供し、本学部の教育と密接に連携している「公式サポーター企業」及び本学審査委員会による厳選な審査の結果、決定しています。

■大賞 1点

タイトル:「自動読み聞かせ機」

 私は、よく本を読んでいるとき、この本が自動で誰かが読んでくれたらと思います。そこで、自動読み聞かせ機という商品を考えました。その仕組みは、本を立て、それを機械が察知して自動で読んでくれる仕組みです。声や速さは選べる仕組みで自分に合った聞きやすさを自由に選べます。また、就寝前に読みたい時は時間設定ができるようになり、10分で設定すれば、10分で読みきかせは終わります。その他にも、視覚に障害がある方も自動読み聞かせ機があれば、好きなときに聞け、とても役に立つと思います。

■準大賞 2点

タイトル:「電車の空席見取り図」

 電車通学中、不便に思ったことがあります。「空いていると思って行ったボックス席が実は空いていなかった」ことや、「別の車両を見に行ったけれど空席が無く、無駄足だった」こと、つまり「何処の席が空いているかが分かりにくい」ということです。そこで、離れた所からでも分かりやすいように、それぞれのボックス席の通路側に、色別のランプを、また、電車の入り口に、空席には違う色のランプをつけた見取り図を設置。入り口につけることにより、その付近の混雑が多発しないように、外側にも大まかな見取り図をつければ良いと思います。空席かどうかを重さで区別することによって、ご老人や妊婦、沢山の荷物を持っている人も、無駄な体力を使わずに、より快適に電車を利用できると思います。

タイトル:「自動販売機 温度表示サービス」

 私は、よく自動販売機を使うことが多いので、体験したことがあったことで、自動販売機のジュースが無くなったり、少なくなったりすると、その自動販売機に飲み物を補充することがあるけれど、その入れたばかりの飲み物は、冷えていなく、その飲み物を買ってしまったら冷えていないので、ぬるいまま買ってしまうので、それが無くなるように飲み物を入れてから飲み物が冷えるまでをランプの色が違ったりすれば冷えていないことが分かり冷たくない飲み物を買わずにすむと思いました。なので安心して飲み物を買うことができるので、お客さんにとってとてもいいサービスだと思います。

 

■優秀賞 5点
 
タイトル:「タッチパネル式 降車お知らせサービス」 


私は、アルバイト先に行くときにバスを利用します。普段は目的地が近付いて放送されたらボタンを押して降りますが、たまに押し忘れて目的地を通り過ぎてしまいます。そこで私は、乗った際にタッチパネル式の「目的地表」で自分の降りる場所を選択し、予約できるといったアイデアを考えました。その目的地を選択すると、目的地周辺の施設なども確認することができる。こんなサービスがあったら便利だと思います。


タイトル:「手荒れを防ぐうるおい水道水」


私があったら良いと思うサービスは、手荒れのしない水が水道から出てくる事です。特に冬場になると、女性は水で手が荒れやすくなってしまいます。また、毎日家事を行っている人にとっては、なかなか手荒れの治りが遅くなってしまいます。そこで、水道水にヒアルロン酸などの物質が入っていて、手が荒れない水、なおかつ安全で飲める水があったら、手荒れで悩んでいる人が減ると思います。また、この水でお風呂に入ると、肌がつるつるになり、入浴剤が必要なくなります。入浴剤がなくなれば、捨てる水がきれいになり、環境にすこしでも優しくなると思います。なので、手荒れのしない水があったらいいと思います。


タイトル:「オーダーメイド式携帯電話」


私が、あったらいいサービスと思うサービスは、携帯電話のオーダーメイドサービスです。最近の携帯電話には様々な機能が備わっています。その中には、使わないような機能もあります。使わない機能がついていて値段が高いのなら自分で携帯電話につける機能を選んで自分だけの携帯電話をもってみるのはどうでしょうか。方法は、携帯SHOPからなんにも機能の備わっていない本体を買い入れ、携帯SHOPの専用機械で自分のほしい機能だけをダウンロードします。この専用機械はタッチパネルを搭載しており誰でも簡単に操作できるようにします。このサービスを利用することにより、いらない機能がたくさんあるなどお客様の不満が減ると思います。


タイトル: 「高齢者事故防止自転車センサーサービス」


私たちが考えたアイデアは、自転車に乗る高齢者に向けたアイデアです。 お年寄りは耳が遠く後ろから来た自動車に気付かない事が、よく見受けられます。そこで考えたのは、自転車にセンサーを設置し後ろから来た自動車を知らせてくれるというサービスです。機能は、自転車の後ろに設置し自動車が接近するとそれを察知します。するとセンサーが反応し、音が鳴り、注意を促してくれます。メリットとして、高齢者と自動車の事故を減らせることが出来ます。


タイトル: 「幅広エスカレーター」


安全、安心な幅広エスカレーターを提案します。駅のエスカレーターは、通勤、通学の方で混雑しています。今、関東では左側は歩かない方、右側は歩く方となっていますが、エスカレーターが狭いため、歩く方とぶつかりそうになることがあります。また、仕事や学校が終わり帰宅時間になると、その疲れからか、歩かない側に集中し、行列ができ、歩く側がガラガラです。横一列で三人乗れるようにし、朝は安全で安心、夜は行列のできない快適なエスカレーターができるといいです。

高校賞 12点

タイトル: 「溺水防止センサー」


タイトル: 「ゴム製ガードレール」


タイトル:「カメラで料理撮影カロリー計算サービス」


タイトル: 「栄養自動販売機」


タイトル: 「ペットを保護してくれるコンビニ」


タイトル: 「携帯型観光案内機 貸出サービス」


タイトル:「置き忘れ防止!アナウンス機能付き物入れケース」


タイトル:「Memory Keeping ロケットの動画・3D化」


タイトル:「太陽光エネルギー還元サービス」


タイトル:「町活性化!お祭り代行サービス」


タイトル:「電化製品オプション化」


タイトル:「バーコードで読み取り 薬の情報表示サービス」

■「サービス創造大賞」全体講評

サービス創造学部 学部長 吉田 優治

 今年度は昨年の応募数を上回り、全国から1,296件の応募をいただきました。大賞・準大賞ばかりでなく、応募いただいたどのアイデアも、実生活の中での「心地よさ」・「快適さ」・「利便性」を実現しようとするものでした。その意味でも、サービス創造のニーズは、私たちの普段の生活に埋まっているのかもしれません。そのニーズを掘り起こすためには、多様な経験ばかりでなく、どこにニーズがあるのかを嗅ぎ分ける嗅覚をいつも鋭敏にしておくことが求められるのではないでしょうか。例えば、買ってもらえるサービスにするには、サービスを具体化する技術や技能、さらには低コストの実現も考えねばならないでしょう。日常生活におけるちょっとした「ひらめき」が原動力となり、そこから創造された新たなサービスが人や社会をより豊かにしていくものと確信しています。
審査を通じて「サービス」がこれほどまでに幅広く多様なものであり、それらが個人ばかりでなく、企業や社会を豊かにするものであることを再認識させられました。成熟化社会を迎える日本にとって、「サービス創造」は、これからの個人・企業・社会の将来を創りあげる基礎です。これからも様々な場面で「サービス創造」を続けてください。未来は皆さんの創造する力を求めています。
※ 応募されたアイデアの中には類似した「サがつくひらめき」もありましたが、どれひとつとして同じものはありませんでした。審査にあたっては、本学部公式サポーター企業の協力のもと、慎重に審議し、大賞・準大賞などを決定しました。