学部長の吉田優治(経営学)です。
1911年に建設された横浜の新港埠頭保税倉庫は、2002年、「みなとみらい21地区」のウォーターフロント再開発にともない「横浜赤レンガ倉庫」に生まれ変わりました。旧倉庫内にはジャズやフュージョンを聞かせるLiveレストラン、地ビールを提供するレストラン、こじゃれたショップなどが多数あり、横浜の雰囲気を感じさせる新しい商業施設として週末には多くの人々を集めています。また広場では、年間を通してさまざまなイベントが開かれています。
毎年10月上旬に開催される「オクトーバーフェスト(ドイツ収穫祭)」は、大きな仮設テントのなかで大人が楽しむビヤホールです。私は昨年はじめて参加をしました。ドイツから来日した楽団の音楽を聴きながらビールを飲めば、すぐに隣の人と仲良くなれます。そして、音楽に合わせて見知らぬ者同士が肩を組んで歌いだし、輪になって踊りだすんです。みんな、ニコニコして幸せそう。公共の場で、大人があれほど楽しそうな顔をしているのをいまだ見たことがありません。今年も友人を誘って参加するつもりです。
これも「サービス創造」のひとつではないでしょうか。日本には、大人が楽しめる空間や機会がもっとあっていいように思います。人生が楽しくなって、生活にも仕事にも頑張れるのではないでしょうか。「サービス創造学部」では、多様なサービスを創造できる人材を育成したいと考えています。「サービス創造学部」は、人を楽しく、幸せにする学部なんです。
未成年の飲酒は禁じられています。オクトーバーフェストは、ソフトドリンクでも楽しめます。今年も10月3日から13日まで開催されます。