オペラ鑑賞

サービス創造オフィス石川です。

 

 

  6月12日、上野の東京文化会館にて、(財)日本オペラ振興会(旧藤原歌劇団)が催する名作オペラ「愛の妙薬」(ドニゼッティ作曲、フェリーチェ・ロマーニ台本)を本学部学生と共に観劇してきました。

実のところ、私はオペラ観劇が初めてだったのですが、東京フィルハーモニー交響楽団が奏でる軽妙な音楽と重厚なテノール、澄んだソプラノの美声が響き渡り、とても優美なひとときを過ごすことができました。

 

 「愛の妙薬」は、才色兼備で少し高飛車なアディーナを巡る純朴な青年ネモリーノとモテ男の士官ベルコーレとの恋の争奪戦に、インチキ薬屋がモテ薬「愛の妙薬(中身はワイン)」を持ってネモリーノの前に現れ一騒動が起きるラブストーリーとなっています。本来の舞台設定は田園でのものですが、現代のショッピングモールを舞台として演出されています。字幕もあるので、原作の内容を知らなくても、すんなりとオペラの世界を楽しむことができます。今回参加した学生からも「感動して涙が出てきた」というような感想も聞かれました。

 

実は、この(財)日本オペラ振興会様は、本学部の公式サポーター企業として内諾を戴いております。振興会様との連携のもと、これから多くの方々にオペラに親しんでもらうために本学部学生といろいろなことを考えていきたいと思います。ぜひ皆さんも一度会場に足を運んで、素敵な時間を味わってみて下さい。きっと心の妙薬になりますよ。