思い出の本の著者と

経済学担当の湯之上英雄です。

10月の末に、PHP総合研究所を訪問しました。
パナソニック創業者の松下幸之助氏が設立した伝統あるシンクタンクです。

私の大学院の先輩が同研究所に勤めておられるので
表敬訪問してきました。

エントランスに掲示されていた本を見てびっくり。
学部3年生の時に、ゼミで輪読した本が置いてありました。
かなり念入りに読んだ(つもりの)本で、
私にとって思い出の一冊とも呼べる本です。

荒田英知(1999)「自立する地域」PHP出版

著者の荒田先生は、PHP総合研究所の政治経済研究センター長です。

荒田先生の本で勉強した旨を先輩に伝えると、
「(荒田先生は)今日も出社されているから、お目にかかっていくか?」
と仰ってくださったので、
「ぜひ、お願いします!」
と、即答してしまいました。

お忙しいところ、お目にかかっただけでなく、
無理をお願いして、サインまでしていただきました。

ゼミで勉強して10年くらい経過しましたが、
その著者にこんな形でお目にかかれるなんてと、
感激してしまいました。

サービス創造学部の1年生は、ゼミ選びの真っ最中です。
ゼミの勉強を通して、思い出の一冊となる本と
みなさんが出会えることを願っています。

PHP総合研究所のブログでも、この日の出来事が紹介されています!
PHP総研ブログ『番町Cafe』はこちら。


1枚目の写真は、PHP研究所政治経済研究センター長の荒田英知先生と。
私が持っているのは、上述の本で、中表紙にサインをいただきました。


2枚目の写真は、頂戴したサイン。一生の宝物です。


3枚目の写真は、今回頂戴した本(左)と実際に私が学部時代に使った本(右)。
使い込んだ感じが伝わればよいのですが!?