ゆっくり学生と話し合いたい

学部長の吉田優治です。

「経営学ケースディスカッション(全15回)」を校務出張で2回休講にしたため、本日18:00~21:00まで補講をしました。担当教員の都合による正規時間外の補講であるため、アルバイトなどで欠席しても成績評価を下げることはしないと通知していましたが、履修者55名のうち26名が参加してくれました。

通常は、マネジメントケースにおける事実確認、問題発見、問題分析、問題解決をデイスカッションすることを通じて、マネジメントへの理解を深めてもらうのですが、今夜の補講は時間もたっぷりあったため、受講生が実際に参加する協働(クラブ、アルバイトなど)での問題を一人ひとり話してもらいマネジメントの視点からディスカッションしました。

今回の補講を通じて、学生が日常の生活で感じたり考えていることを少し理解できたように思いました。教員として、もっと学生とゆっくり話し合う時間をつくるべきだと考えました。教員が学問を教授することは最も重要なことだけれど、同時に学生といろいろなテーマについて話し合い、お互いを理解し合うことも重要であるとを改めて実感しました。

「ゆっく学生と話し合いたい」。私にとって、そんなことを考えさせてくれた夜の3時間の補講でした。