第1回交流ゼミ(CUBE:倉本ゼミ&CUC:湯之上ゼミ)

専任講師の湯之上英雄です。

学期末試験も終了し、春季休暇中ですが、私の担当する研究ゼミでは、
甲南大学マネジメント創造学部の倉本宜史先生のゼミを招いて、交流ゼミを実施しました。

倉本先生とは大学院の同級生で、同じ先生に教えを請うた兄弟弟子です。

サービス創造学部とマネジメント創造学部。
名前が似ている二つの学部で、図らずも同級生が西と東に別れてゼミを持つことになるので、
「お互いの担当するゼミ生が、どこかで交流できる場が作れるといいね」
と、2年前から構想を温めていた交流ゼミがようやく実現しました。

ちなみに、CUBEはマネジメント創造学部の愛称だそうです。
本学のCUCと綴りが似ているところも、不思議な縁を感じます。


湯之上ゼミの発表。


倉本ゼミの発表。

初日の2月8日には、地域経済や公共サービスをテーマに設定して論文を作成し、
プレゼンテーションと質疑応答を行いました。

質疑応答の時間では、時に厳しい質問も飛び交いましたが、
地域経済や公共サービスについて考えてきたからこそ、お互いに理解できる部分もあったようで、
倉本先生と私が期待した以上のディスカッションが繰り広げられていました。


対抗ゼミの休憩時間には、地元市川の和菓子屋「島村」さんの創作お菓子をみんなで食べました。

二日目の今日(2月9日)は、勉強以外でも交流を深めるために東京観光を行いました。
サービス創造学部では、1年生の時からホスピタリティについて学習しています。
東京のことを基本的にはよく知らないゲストをどうおもてなしするかを、
論文作成と並行して、こちらも半年くらいかけて準備してきました。

「東京に来ても、他の機会だと行かないところを」
という倉本ゼミさんからのリクエストを受けて、
築地市場から、国会議事堂そして秋葉原を観光しました。
論文発表やディスカッションといったフォーマルな場だけでなく、
観光というカジュアルな場で、交流を深められたのではないでしょうか。

西と東で偶然同じ時期にできた学部の学生同士。
いろんな縁が重なり合って、今回の交流が持てたのですから、
これからも交流ゼミが続いていって欲しいなと願っています。