2011年4月18日付け、大学発プレスリリースより転載
本年4月、ブライダルファッション界で進化し続けるデザイナーの桂由美氏(株式会社ユミカツラインターナショナル代表取締役社長)、東証1部上場エレクトロニクス総合商社を創業・経営する塚本勲氏(加賀電子株式会社代表取締役会長)が、サービス創造学部(吉田優治学部長)の特命教授に就任しました。株式会社千葉ロッテマリーンズのファンサービスを向上させたことで知られる荒木重雄氏(昨年4月特命教授就任、株式会社スポーツマーケティングラボラトリー代表取締役)を加えた3名の特命教授は、仕事を通じて実現してきた数々のサービス創造を手掛かりに、学生たちにサービス創造のためのビジョンやパッションを伝えます。
すでにサービス創造学部は、「公式サポーター企業」46社との深い連携により、社会科学系学部としては他に類を見ない産学共同を実現していますが、3氏の特命教授就任は、学生たちのサービス創造の可能性をさらに広げます。
桂由美氏は、「公式サポーター企業」の一つである「株式会社ユミカツラインターナショナル」の経営者・デザイナーとして学生たちにサービス創造について講演、また約1万4千名の観客を集めて今年2月に開催されたブライダルファッションショーの際には約100名の学生に研修の機会を提供しました。特命教授就任後も、今年6月に学生たちが企画するブライダルファッションショーに協力の予定です。
塚本勲氏は、「公式サポーター企業」の一つである「加賀電子株式会社」の創業者・経営者です。同氏は金沢から上京して秋葉原で起業し、顧客の視点に立った仕事で年商3千億円、従業員数6千名の企業に成長させた話を通じて学生たちにサービス創造の原点を講演しました。今後もビジネスにおけるサービス創造について多くのことを学生たちに直接教授の予定です。
荒木重雄氏は、昨年、プロ野球を中心としたスポーツ・エンターテインメントについて学ぶ「荒木塾」を開催し、多くの学生から高い評価を受けました。今年度は、連続の公開講座を担当するほか、今年秋にスタートするプロバスケットボールのbjリーグ「千葉ジェッツ」設立に学生プロジェクトを参画させるなど、スポーツ・エンターテインメントにおけるサービス創造を実践的に教授する予定です。
こうしてサービス創造学部は、ファッションビジネス、企業経営、スポーツ・エンターテインメントにおけるサービス創造のビジョンとパッションを3名の特命教授から学ぶ現実的な機会と場を創造しました。