娘を探し続ける母親から学ばせていただきました。

学部長の吉田優治です。

今朝、朝日新聞の社会面の記事を読んで強い雷にあったほどの衝撃を受け、胸が締めつけられました。記事によれば、宮城県石巻市の大川小学校で行方不明になった6年生を持つ母親は、「はやくおうちに帰してあげたい」と震災翌日からスコップを手にし、6月には重機の運転資格を取得して娘を探し続けています。新聞に掲載された写真には、重機を運転して娘を探し続ける母親の真剣な顔が映し出されていました。言葉が見つかりません。

私たちが教育させていただいている学生ひとりひとりも、保護者の方々にとってかけがえのない大切な子供たちです。学部長として、一人の教員として、そうした一人ひとりの学生に責任を持って全力で教育しなければならないことを、このお母さまから改めて学ばせていただきました。

大川小学校では、猛暑のなか大阪府警の警察官160人も、ひざまで水につかり、土砂をスコップで掘り返して、行方不明の方々の捜索を続けています。警察、自衛隊、消防の方々の懸命な姿に頭が下がります。

遅ればせながら、7月20日昼休み、学部エンターテイメントプロジェクトの学生たちが「東北応援たこ焼きLIVE:一緒にボランティアに行こうよ」を開催します。ぜひご参加ください。そして一緒に石巻でボランティア活動をしましょう。