学部長の吉田優治です。
8月の平日夜、「丸の内サテライトキャンパス」において開講した学部主催「丸の内スポーツエンターテインメント塾:プロ野球から学ぶ(全8回)」に毎回参加した関口君(学部2年生)からの投稿です。写真は、この塾のコーディネーター、野球命の熱血、荒木重雄特命教授です。右は千葉ジェッツプロジェクトのリーダー仲間と一緒の関口君(後列左)です。
関口君は、千葉ロッテマリーンズの熱狂的なファンですが、現在は、この秋にプロバスケットボールのbjリーグに参戦する「千葉ジェッツ」が本学体育館で開催する公式戦2試合(第三節:10月29・30日)の特別イベントや4000名の観客動員などの企画を行う学部オフィシャルプロジェクト「千葉ジェッツプロジェクト」の有力メンバーです。将来は、スポーツマネジメントに関する仕事を希望しています。このプロジェクトを成功させる手掛かりを関口君は求めて塾に参加していました。
****(関口郁也君からの投稿)*****
今回、実際にパリーグのプロ野球を盛り上げた関係者の方々から、教科書には書かれていないスポーツビジネスの魅力や難しさを学ぶことができました。プロ野球球団には、球場をどこが管理するのか、「もう一人」の来場者を増やすためにどのような戦略を策定し実行しているのか、リーグと球団の関係、業界の体質など、一般の観客には見えない多くのことを学びました。また多くの企業の方々が、仕事帰りに、こうした塾に参加して学んでいる姿に驚きました。
スポーツマネジメントの抱える多様な課題も、働きながら学び続ける方たちの前向きな姿勢も、この塾に参加して初めて学ぶことができました。こうした機会を逃さず学習・体験し、既存の枠組みを超えた発想や行動ができる人材になりたいと思います。卒業単位に関係ない塾でしたが、こんなプログラムがあればまた参加したいと思います。
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写真は、Boston Red Soxの本拠地、Fenway Parkです。アメリカで大リーグ開催のもっとも古いボールパークとして有名です。10数年前、ここから徒歩10分のところに住んでいました。スポーツマネジメントが上手なこの球団は、何年間にもわたり全試合を満席にしています。現地でもチケットを確保するのは容易なことではありませんでした。この球場で、どんなエンターテイメントが行われ、どんなサービスが創造されているのでしょうか。いつか関口君にパリーグの観客動員数UPの要因とともに、Red Soxの球団マネジメントについてもレポートしてもらいたいと考えています。
サービス創造学部は、これからも魅力的な教育プログラムを提供し続けます。ご期待ください。