[サービス創造] in YOKOHAMA

学部長の吉田優治です。

昨日10日(土)は1日中書斎で仕事をしていたので、夕方になり少し開放的な気分になりたいと、家族と一緒に夕食に出かけました。横浜駅東口「横浜ベイクォーター」の船着き場から水上バス「シーバス」に乗って創建100周年で盛り上がる「赤レンガ倉庫」へ。船で入る赤レンガ倉庫エリアは、車や電車で入る印象とは異なり、一瞬、旅人になったよう。

ちょうど広場では「タイ・フード・フェスティバル」開催中。30軒ばかりのタイ料理店が集まり、タイ料理を手軽な価格で提供。タイビールとタイ料理で気分はすっかりタイの夜店です。広場で9月30日からスタートする「オクトーバーフェスト(秋の収穫祭)」、10月7日の「CRAZY KEN BAND Show」も今から楽しみです。冬の屋外スケートリンクは、少し先の開催です。

少し歩くと、ボサノバの歌声が聞こえてきました。万国橋横にある「創造空間万国橋SOKO(元保税倉庫、現在デザイン系オフィス)」3階バルコニーをステージにしてライブ本番中。ステージ右の倉庫壁にスポンサー企業の映像を次々に投影しています(しばらくして、これがビジネスモデルなんだと気づく)。浜の夜風にボサノバ、生ビールはこれまた最高。入場無料。たまたま通りかかった通行人が橋の欄干から、あるいは道に座り込んでフリーLiveを楽しんでいます。

いいですね、この雰囲気、シチュエーション。サービス創造学部の学部長・エンターテイメントプロジェクト担当教員としては、「一体、誰が企画してんだ!!」と興味MAX。SOKOに入居している複数の会社が協力し合い、数年前から「横濱万国橋覧会2011」を企画しているとのこと。二日間にわたり倉庫内でのJazz Liveや街づくりシンポジウムなどを開催。港を中心に広域で企画されている「YOKOHAMA OPEN 2011」のプログラムの一つだそうです。この他にも現代アートの国際展「ヨコハマトリエンナーレ2011」が「ヨコハマ美術館」や「Bank ART(元日本郵船横浜支社倉庫)」を中心に開催中です。学部の「エンターテイメントプロジェクト」や「パーティープロジェクト」などが協働して、こんな企画を実現できればおもしろい。

いつものYOKOHAMAもいいけど、控え目だけれども少しエキサイティングなイベントで盛り上がるYOKOHAMAも好きです。

街づくりも、サービス創造ですね。サービス創造のディレクターが日本中、世界中で求められています。