学部長の吉田優治です。
サービス創造学部の吉田ゼミは、サービス創造の視点を含むビジネスモデルについて学習を続けています。5月14日(水)5時間目、吉田ゼミ4年生たちは、体育会テニス部(吉田優治部長、久保英明総監督、伊川閣一監督)が4年前に起業した「株式会社体育会テニス部(学内テニススクール運営中)」の勉強会に参加させていただきました。
勉強会には、本学商経学部の卒業生で、在学中は体育会アメリカンフットボール部で大活躍した福嶋恭則税理士(長野在住)に、株式会社の基本とその運営についてご指導いただきました。会社決算時期で超多忙の中、長野からお出でいただいた福嶋税理士は、体育会の大先輩として、会社経営支援のプロフェッショナルとして、学生たちに会社経営のポイントを教授くださいました。体育会学生たちには、次回勉強会までに明確で具体的な戦略・戦術の策定、さらに顧客ターゲットの絞り込みなどの課題が出されました。
サービス創造について学ぶとともに、これまで学部のさまざまなプロジェクト活動に参加してきた吉田ゼミの4年生たちは、「それで企業の社会的責任を果たしていると言えるのか」、「いまだ会社理念が曖昧ではないのか」、「会社運営についての意識や情報の共有は出来ているのか」、「学外テニススクールとの差別化は何であるのか」などの鋭いコメントを連発。ゼミ4年生たちがいつの間にこんなことが言えるように成長したのかと驚きました。
先輩の福嶋税理士に指導を受けながら、体育会テニス部の学生たちも吉田ゼミの学生たちも「活動から学ぶ」ことを通じて多くのことを学びつづけています。もっと、もっと学んで、もっと、もっと大きく成長してほしい。福嶋OB、福嶋税理士、お忙しいとは思いますが、後輩たちを今後もよろしくご指導のほどお願い申し上げます。