The Academy of Managementから学ぶ

【サービス創造学部】学部長の吉田優治です。

この夏、サービス創造学部の学生たちはキャンパスを飛び出して、公式サポーター企業へのインターンシップ、プロジェクト活動、ゼミ合宿、各種資格の取得、就職活動、個人旅行、アルバイトなどに取り組んでいます。私たち学部教員も、秋学期の講義準備はもちろんのこと、論文執筆、資料収集、インタビュー調査、学会出席などの多様な研究活動に精力的に取り組み続けています。

私は、The Academy of Management(会員:109カ国より19209名)の年次大会に出席するため明日渡米します。今年の年次大会は、8月9日から13日までフロリダ州オーランドのBuena Vista Lakeで開催されます。大会には88カ国から8300名が参加の予定です。大会期間中、周辺5つのホテルで1600ものプログラムが開催予定です。アカデミー

この大会には1995年以降、ほぼ毎年出席してきました。緊張MAXでの報告も経験しました。この学会では「何を知っているかではなく、どんな新しいアイディアを発想したのか」が勝負どころです。25ある部会のひとつ経営教育部会の日本担当理事を続けています。日本の学会との間で報告者交換プログラムを企画して10年間にわたり運営してきました。部会運営に貢献したとのことで何度もアワードもいただきました。ここでは世界のマネジメント研究の動向を探るとともに、世界から湧き出てくるアイディアに刺激を受けます。世界のたくさんのマネジメント研究者と繋がりました。

これまでは「経営教育」についてのアイディアを求めて参加していましたが、今年は「サービス創造」についての研究の手がかりを探す学会出席と位置づけています。たくさんのアイディアと研究人脈を「サービス創造学部」に持ち帰りたいと思います。