4年生高梨愛子さんが台湾国立中正大学「サマースクール」に参加しました!

4年生の高梨愛子さん(吉田ゼミ所属、公式サポーター企業総合職内定)は、夏休みを利用して台湾国立中正大学主催の2週間にわたる「国際サマースクール」に大学より派遣され、今週無事に帰国しました。高梨さんから送られてきたメッセージをUPさせていただきます。千葉商科大学には、この他にも海外で学ぶ機会がたくさんあります。

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「台湾での2週間のサマースクールを終えて」 4年・高梨愛子

とにかく濃い二週間でした。濃いというのは楽しいだけではなく、トラブルも多くありました。現地での集合場所を間違えるというトラブルから始まり、様々な人に助けられてようやく大学へ。着いて早々このまま帰ろうかな、何時の飛行機なら帰れるかなと本気で考えたほどでした。

しかし、向こうの大学へ着いてからの時間はそんなことを考える余裕を与えてはくれませんでした。毎日の授業に、国籍の違う友人たちとの交流、また同じ日本人との交流、観光・・・・・毎日があっという間に過ぎて行きました。こんなに楽しくて、またトラブルが起きるのではないかと不安になったほどです・・・

台湾高梨

会話は英語と中国語という中で、初めは苦労しましたが、時間が経つとそれさえも楽しく感じるようになりました。特に授業からは大きな刺激を受けました。サマースクール期間中、私は二つの中国語クラスを受講しました。どちらの授業も基礎的なものでしたが、一方の授業では中国語の机上の勉強以外にも、先生が色々なところに連れて行ってくださいました(写真)。その中で、先生との会話、他のクラスメイトの会話からたくさんの中国語の勉強になりました。学んだことを実際に活用していける環境は、勉強を楽しいものにしてくれました。

私は特別中国語ができるわけでも、英語ができるわけでもありません。そんな人でもサマースクールに参加できます。参加するまでは、話せないのに恥ずかしいなとか、うまくコミュニケーションがとれなかったらどうしようとか色々考えました。でも、そんなこと考えてもどうしようもないんですよね。行ってみないとどうなるかわからない。楽しいことも、大変なこともありますが、それら全部ひっくるめて自分の力になります。むしろ、できなければできないほど、追い込まれれば追い込まれるほど、そこで身に着く力は大きいものになるように感じます。

台湾以外に中国、香港、韓国、ドイツ、チェコ、オーストリアそして日本・・・・と様々な国の方が参加していました。学生の人に伝えたいのは、もし外国人の人と交流してみたいと少しでも考えている人は来年参加してみてください。話せなくてもOKです。そこで得るものは語学力以外にもたくさんあります。そしてそこで気付けばいいんです。コミュニケーションをするうえで、語学がどれほど大切か。ただ勉強するより、それを知った上で勉強することはモチベーションも大きく違ってきます。もったいないのは、話せるようになってから、話せないからまだ行かないと考えていることです。恥ずかしいのは話せないことではなく、行動しないこと。きっと、そこで得るものは自身にとって一生の宝物になります。

そんなことを改めて学べた、台湾での濃い2週間でした。