研究発表会!!

マーケティング関連の講義を担当している石井です。

私のゼミでは、毎年、マーケティング系のゼミが集まって開催される研究発表会MRGP(Marketing Research GP)に参加しています。

本年のMRGPは、昨日、12月1日(日)に成蹊大学にて行われました。

本年は本学のほかに、成蹊大学、東洋大学、駒澤大学、立正大学、九州産業大学の6大学から8ゼミ、33チームが参加しました。商大からも石井ゼミだけでなく、安藤ゼミ、松本ゼミが参加です。合計すると参加学生数は200名近くにも上る大きな研究発表会になっています。

参加学生たちは、5月に課題が発表されて以降、約半年間にわたり、先行研究を丁寧に調べ、仮説を構築し、調査により仮説を検証していきます。私のゼミでも、難解な論文を読み込んだり、仮説を実証するための調査の設計を何度も考え直したりしながら、研究が進められていました。

プレゼンテーションは予選と決勝に分かれており、予選を勝ち上がった5チームによって決勝が行われます。

学生達は自分たちの研究にかける思いと半年間の努力を20分間のプレゼンテーションに託して発表していきます。私自身が審査員を務めるのは4度目なのですが、毎年、学生達の熱意と研究のレベルの高さに驚かされます。

結果ですが・・・、本年は、石井ゼミの3年生Aチームと2年生Aチームが2位と3位にあたる優秀賞をいただくことが出来ました。3年生Aチームについては参加学生が選出する学生賞も同時にいただきました。

一昨年度に石井ゼミがいただいた学生賞、昨年度に松本ゼミがいただいた優秀賞に続き、商大からは3年連続の入賞となりました。

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入賞したグループも入賞できなかったグループも、プロジェクトやアルバイト、部活など、色々な予定を調整しながら、研究を進展させてきたようです。その課題に対する真摯な姿勢には、嬉しさと同時に指導教員として誇らしさも感じております。

3年生はこれから就職活動が本格化します。是非この経験を活かしながら、就職活動にも真摯に取り組んでもらいたいと考えております。研究を進める中で悩んで悩んで悩みぬいて結論が出なくても、諦めなければ次につながる経験がきっと生きてくるはずです。

2年生は、今年、最優秀賞が取れなかった悔しさを来年の大会でリベンジしてくれるのではないかと期待しています。次こそは、最優秀賞を商大にもたらしてくれるのではないでしょうか。

最後になりますが、学生達の研究が外部の方々に評価されるのも、公式サポーター企業をはじめとする多くの実務家の方にご指導をいただいているおかげだと感じております。この場を借りて、厚くお礼申し上げます。