公式サポーター企業「クオルス」のローマ店が朝日新聞WEB版で紹介されました。

本日、公式サポーター企業「クオルス株式会社(http://www.quals.jp/quals_restaurants_/)」が昨年6月に出店したローマ店(http://www.quals.jp/il_pacioccone_rome/index.html)が朝日新聞WEB版で取り上げられました。明日30日の朝刊(国際面)でも取り上げられるとのことです。

同社の高波利幸社長は、1月15日(水)3時間目「ユニバーシティー・アワー」にゲストスピーカーとして登壇され、「ローマに出店したわけ」について講演を行います。高い志と熱い情熱がサービス創造を実現したと思います。「クオルス」からたくさん学ばせていただきます。南青山「イル・パッチョコーネ(http://www.quals.jp/il_pacioccone/index.html)」は同社経営のTRATTORIAのひとつです。

ローマ店

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「イタメシ」、本場の舌に挑戦 ローマ出店1年、高評価 (朝日新聞2013年12月29日18時00分)

【ローマ=石田博士】日本人らしい繊細さが持ち味の「イタメシ」を本場ローマに持ち込み、イタリア人の頑固な舌に挑んでいるレストランがある。季節メニューは新潟や東京の系列店と同じ。開店から約1年でじわりと人気をひろげ、イタリアで最も定評あるグルメガイドの2014年・ローマ版に取り上げられた。

ローマ中心部から路面電車で約20分の「トラットリア・デル・パチョッコーネ」。昨年6月末に開店した。シェフは神戸出身の中井昂児さん(30)。中井さんの妻でローマ生まれのマリッサさん(31)と、大阪市出身の小林朋子さん(42)との3人で店を切り盛りしている。

グルメガイド「ガンベロ・ロッソ(赤いエビ)」に「熱心で情熱的な日本人たち。食材が高品質。若い日本人シェフの調理技術は素晴らしい」と評された。
季節メニューを黒板に記し、丁寧に説明する店はローマにはあまりない。新鮮に映ったのか、「パリのビストロのようだ」とも。
店を経営するのは、新潟・直江津や東京・南青山など日本で五つのイタリア料理店を営む「クオルス」。

社長の高波利幸さん(46)=新潟県上越市=は1993年の開業以来、「いつかは」と、本場への出店を夢見てきた。本場での食材開拓や新メニュー開発が、国内の店にもよい影響を与えると考えた。

出店前は反対もあった。「イタリア人が、日本人よりうまいすしを出せると言って、東京に出店するようなものだ」とも言われた。
開店当初は確かに苦しんだ。シェフを見て中華料理店と勘違いされたことも。「一口食べてもらえれば、絶対満足してもらえる」と辛抱するうち、近所の客が口コミで増えた。週末には全30席が埋まる。

中井さんは「ほかの店では味わえない、日本人なりの繊細さ、高級感を、もっと地元の人に感じてもらいたい」と意気込む。

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