この春休みに多くの学生が海外を訪問して多くのことを学んできました。フィリピンでのボランティア研修、ハワイ大学での語学研修に続き、インドの国際提携大学での研修に参加した柴山あつ子さん(吉田ゼミ)のインド研修報告です。移動の距離に比例して、人は学び成長できるんだと思います。
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私は、3月1日~16日まで約2週間、インド・ラジャスタン州ウダイプルにあるSir Padampat University (http://spsu.ac.in/)の国際交換プログラムに参加をしてきました。ウダイプルはホワイト・シティと呼ばれ、白くて美しい建物や大きな人造湖がある素敵な場所でした。
2週間の滞在中、英語での授業、インドの学生によるヒンドゥー語の授業、観光名所・工場の見学、学生のお宅訪問、Holi(インドのお祭)、パナシェ(文化祭)などに参加して大変充実した毎日を送ることができました。昨年の夏にCUCサマープログラムで千葉商科大学で学んだ学生たちがサポートをしてくれました。
インドでの生活は、毎日3食カレー、お肉を食べないベジタリアンの食事、道路には野良牛やロバなどの動物など日本とは全く異なる生活環境で新鮮な驚きの連続でした。私たちは設備の整った大学ドミトリーに宿泊をしていたのですが、一歩外に出ると今にも崩れそうな家に住んでいる人々や観光地に行くと赤ちゃんを抱っこした物乞いがいるなど同じ地域でも貧富の差が大きいことを思い知らされました。日本では豊かな暮らしが当たり前だと思って毎日を送っていますが、日本を出てみると豊かに生活を出来ることを当たり前に思ってはならないと改めて感じさせられます。
このプログラムに参加をしたことで、インドという国の文化や歴史への理解を深めることが出来たと、さらに自分の目でしっかりと見て感じることが出来たことがよい経験になりました。また、現地で様々な人とコミュニケーションをできたこと、たくさんの友達をつくることができたことは、私にとって大切な財産になりました。私にとっては国や人種を超えた友人がたくさんできました。
卒業まであと1年。卒業前に積極的に海外に出かけ世界中に友達の輪を広げていこうと考えています。そして、もう一度インドに足を運び、今回行く事が出来なかったタージマハルにインドの友人と行くことにしています。国際交流センターが企画する国際交換プログラムはアメリカ、韓国、中国、オーストラリアなどへの各種プログラムが準備されています。ぜひ参加して世界を見て、たくさんの友人をつくってください。
学部インハウスメディア「Kicky」 :http://kicky-cuc.jp/
サービス創造学部 :http://www.cuc.ac.jp/prospective/department/service/index.html