奥多摩アウトドア・アクティビティでチームビルディング。

サービス創造学部教授の西尾淳です。

研究入門A西尾クラスでは、8月6日・7日と奥多摩へ1泊2日のキャンプに行ってきました。それぞれの高校からやって来て、たまたま同じクラスに集まった学生たちですから、中々打ち解けた関係にならないのも無理ない話。しかし、お互いに助け合い刺激しあえる仲間になれればこれからの学生生活、さらには社会人になってからの人生がより豊かになるだろうと思います。そのために、6月の講義時間に学生たちに夏休みの遊び企画を持ちかけました。そして皆が仲良くなるための企画をクラスリーダーが中心となり立てて行きました。バーベキューと花火がやりたいというのが皆の一致した意見。で、どこでやるか。海か山か川か。皆の予算と移動距離、消費時間などを天秤にかけ、奥多摩エリアのキャンプ場での1泊2日旅行が決定。奥多摩をネットで調べると、ラフティングやキャニオニングといった渓谷の自然を相手にしたアウトドア・アクティビティが盛んでどちらも楽しそう。主催会社に連絡を取り予約状況や価格などの情報収集を踏み、初心者や高齢者(私)でも安心なラフティングを体験することに決定しました。

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実はこのようなアウトドア・アクティビティはチームビルディングの有効な手段として多くの企業で社員研修にも活用されています。あるサイトによれば、①仲間と考える力を育むこと。②仲間と密に接し触れ合い、仲間に自分を委ねられるようになること。③信じあう力、支え合う力を育むこと、により困難な状況においても皆で考え、行動し解決する力の向上が期待できるということです。

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今回のキャンプにおいて、参加者による事前ミーティングを何回か繰り返すうちに、明らかにリーダーのリーダーシップ力は高まり、メンバーも各自の役割を意識するようになってきました。そして当日の彼らを見ていると全員が何かしら自分のやることを見つけ声を掛け合いながら楽しそうに行動していました。ムードメーカー役の学生も現れ始めました。キャンパスとは違う、大自然の中という非日常空間に身を置くことで、色々な殻を脱ぎ捨てることが出来るのかもしれません。学生たちが本来持っている能力のピュアな部分を垣間見ることが出来た気がします。

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このような活動をプロジェクト実践の初期段階、もしくは研究入門の初期段階に組み込むことは、この学部における学生たちの行動熱量を上げるために有効なのではないかという思いを強くしました。最後に、このキャンプに助っ人参加してくださった中村特命講師ご夫妻、広告代理店時代の戦友長岡カメラマン、そして私の妻に感謝いたします。そして、そして本当の最後に・・・  何の打ち合わせも相談もしなかったのに、当日奥多摩のラフティングポイントにファミリーで登場し、一同を驚かせビビらせ笑わせてくださった吉田学部長にも最大級の感謝を。

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◆大学広報誌「Inside」 https://mit.prof.cuc.ac.jp/fsiblog/2014/04/05/18531

最新学部パンフレット:https://mit.prof.cuc.ac.jp/fsiblog/2014/04/12/18621

◆学部インハウスメディア「Kicky」 :http://kickycuc.jp/

◆サービス創造学部HP :http://www.cuc.ac.jp/dpt_grad_sch/service/index.html