「サービス創造学部」学部長の吉田優治です。
吉田ゼミ4年生のチョウ リン君(23歳)は中国湖南省出身の留学生です。さきほど学部長室に卒業論文の個別指導を受けに来ました。日本語学校で1年学び、サービス創造学部に入学しました。お父様は大理石の床材を製造する従業員300名の会社の経営者。日本でしっかりサービスやマネジメント、マーケティングを学びたいと海を渡って日本で勉強しています。まじめで心やさしい学生です。卒業後もしばらくは日本に残り仕事をしたいと希望しています。
これまで3年間、コンビニでアルバイトをしてきました。お金を稼ぐというよりも日本の会社や社会に溶け込んで日本を学びたいとの気持ちが強かったから、とのこと。セブンイレブン、ローソン、ファミリーマート、そして今はポプラでアルバイトを週3回しています。
チョウ君は、今週金曜日に迫った卒業論文の締め切りをめざして頑張っています。テーマは、「コンビニエンスストアーのサービス差別化戦略」。日本全国どこにでもあるコンビニの時代から、差別化されたワクワク感あふれるコンビニをつくるには、どんなサービスを創造することが求められているのかという問題意識が出発点。先週は図書館に籠って原稿作成をしていたそうです。
「留学生は親元を離れて自由だけれど、すべて自分でしなければならない。最初、友達もいなかったけれど、今は日本人の友達たくさんいます。毎日楽しいよ。」と言って学部長室を出て行きました。こんな留学生が新しい中国をつくっていくのだろうと思いました。
3年生ゼミには留学生が4名います。みんな異国で大変だと思うけれど頑張ってください。日本で頑張る留学生をみんなで応援しています。
日本人のゼミ学生だって、卒業論文作成に頑張っています。みんな頑張れ!
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◆大学広報誌「Inside」 :https://mit.prof.cuc.ac.jp/fsiblog/2014/04/05/18531
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