「サービス創造学部」学部長の吉田優治です。
千葉商科大学と海外の大学の学士を4年間で同時に取得するダブルディグリープログラム。その1期生として学部3年生の黒沢くんが国際連携大学のひとつ「上海立信会計学院大学」に留学をしています。
留学前にも中国語や中国関連の事前教育びっしり。 さて黒沢君はいま? 黒沢君から上海留学便りが届きました。
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黒沢 禎富 サービス創造学部3年生
私はダブルディグリープログラムの1期生として、中国の上海立信会計学院に留学しています。ダブルディグリープログラムに参加した理由は将来日本と中国、両方で仕事を出来るように語学力をつけること、そして専門科目の授業を受けて中国の経済について理解を深めたいと思ったからです。
大学は上海市近郊の松江大学城にあり、名前の通りとても大きな大学が7つ集まっています。中国では日本と教育システムが違い、大学の隣にある学生寮に、9割近くの学生が住んでいます。『学生の町』です。
現在留学4ヶ月目になり、もの事を前向きに考えるように変わりました。もともとマイナス思考だった訳ではありませんが、ネイティヴな中国語はとても早く、聞き取りづらかったです。その為、初めの2ヶ月は完全に受け身になっていました。誰しもが言葉に詰まった人、中国語を聞き取れない人を、辛抱強く待って、何度も何度も話してくれる訳では無いので、私は簡単な中国語に理解したふりをすることもしばしば。留学に行けば勝手に話せるようになると勝手に思い込んでいました。
事前に留学条件であるHSK3級(日常会話レベル)を取得しましたが実際にネイティヴな人と話してみるとうまくいかなかったです。ですが、学生や先生方は優しく理解するまで中国語を教えてくれたり、遊びに連れて行ってくれました。そのおかげで、次第にコミニュケーションをとれるようになり積極的に話しかけるようになりました。解らない事、間違えや失敗する事も多いですが、そこからまた新しい言葉を覚えていくので、前向きに挑戦して行こうと変わりました。
他にも生活の変化がありました。それは、最近ほとんど財布を出さなくなった事です。中国で今『支付宝』と言うオンライン決済アプリがあり、食事、買い物、光熱費、携帯料金から何でも支払いをすることができます。他にもWechat(日本で言うLINEの様なSNS)と言うアプリではスマホ内にチャージしてあるお金で支払いや、友達に送金できるため、一緒に食事に行った時の支払い、割り勘をスマホで簡単に済ませる事ができるからです。この様なシステムサービスを聞いただけなら『なるほど、そうなんだ』で終わりかもしれません。ですが実際に体験し、便利で、とてもいいサービスだと感じました。実際に体験する事で感じる事がとても新鮮で刺激を受けています。