海外視察3日目

学部事務課(サービス創造学部担当)の石川です。海外視察3日目の様子をお伝えします。

本日は、NACUFS2017の最終日。各大学のフードサービス関係者が自身の取組や課題をプレゼンテーションし、参加者と意見交換する「Education Sessions」に出席しました。詳細は吉田学部長・今井教授のブログをご参照ください。


 

 

 

 

 

ここまでStudent JOBの導入が進んでいるアメリカではありますが、Education Sessionsでのプレゼンテーションを通じ、アルバイトとは違う、教育の実践の場としての位置づけについてまだ明確な形が出せていない現状を垣間見られたことは有意義なことでした。

NACUFも終了し、ホテルにて一息つく間もなくUCLA(University of California, Los Angels)へ。NACUF会場からは1時間ほどの場所にUCLAはあります。なんとか日が暮れる前に到着。学内の諸施設や学生の雰囲気を見学します。

 

 

 

 

その途中、UCLA対USD(University of San Diego)のベースボール公式戦が行っていたため、飛び入り観戦。ベースボール人気のアメリカですが、思いのほか学生は少なく、OBOGの姿が目立ちました。それでもいずれの大学も自校を一喜一憂しながら必死に応援する姿は印象的でした。

 

 

 

 

偶然にも、バスケットボール公式戦も今晩行われるということから、対Washington state university戦を大学アリーナにて観戦しました。

先ほどのベースボールとは打って変わり、会場は在学生・卒業生・地域住民のものすごい熱気です。 学生スポーツとは思えない、プロ顔負けのアリーナ会場の演出、USLAのシュートが決まった際の割れんばかりの声援と地鳴りのような足踏み音、ホットドックの香り・・・大学スポーツが地域の生活の一部となり、週末足しげく通うのもわかる気がします。

 

 

 

 

 

 

 

 

本日の試合では、まもなく卒業する選手を一人一人紹介し、観客が総立ちで拍手したり、往年の選手(すでにご年配の方です)をハーフタイムに呼び、その栄光をたたえるような企画もありました。在校生・卒業生が一体となれる場があることは、大学スポーツに限らずとも本当に重要なことですね。

明日はロスを早朝に立ち、University of Floridaを訪問し、今年度の補助事業計画を実行できるよう関係者と協議を進めていきます。吉田学部長をはじめ、どの先生もほとんど睡眠をとっておらず、非常に濃密な日々を送っていますが、来年度の経産省補助事業遂行に向け、また今後の学部教育体系や事務的なサポートのあり方を考えていきたいと思います。私が留守にしている間に課を切り盛りしてくれているみなさんのためにも、引き続き頑張ります。