学部長の吉田優治です。
現在オーストラリア在住のヴァイオリニスト、KATEIの最新ビデオクリップです。http://www.youtube.com/watch?v=3S11a5qo8PU&feature=youtu.be
KATEIのバイオリンを聞きながら、学部開設から半年後の2009年10月に学部1期生たちの「音楽プロジェクト」と「中国プロジェクト」が合同で企画した「学生的上海ツアー」を思い出しました。この企画は、公式サポーター企業の「JTB」、「日本航空」、そして「上海立信会計学院(大学)経貿学部」とのジョイント・プロジェクト。
「JTB」と学生が「学生的上海ツアー」を組成して商品化、「日本航空」で上海に飛んで、国際交流学部で「学生日中合作ライブ」を実現しました。「JTB」のツアーが中国の大学に入ったのは初めてのこと、同ライブには700名を超える中国学生・教職員が参加。中国側の演奏、演舞、コーラスなども盛りだくさん。最後は、学部学生たちが「ソーラン踊り」で会場大興奮。。ライブ終了後にも学部学生たちが中国人学生たちに取り囲まれ大騒ぎになりました。今振り返っても、学部開設の年によくこんなビック・プロジェクトを実現できたものだと思います。日本のテレビ局の取材もありました。この企画に参加したすべての人達が、いまでもあの日のことは忘れないと思います。
KATEIは、同ライブに出演してもらったヴァイオリンのミュージシャン。それまでも何度も大学キャンパスで演奏してもらっていました。当日は、ロックバイオリンで中国学生700名を魅了しました。ご両親は中国生まれ。KATEIは日本に生まれ、音楽大学付属幼稚園からヴァイオリンを本格的に学び、その後、ご両親と共にオーストラリアへ。大学でバイオリンを学び、オーケストラの一員としても活躍しました。日本ではビクターエンターテインメントからメジャーデビューし、多くの日本人ファンをつくりました。3.11の影響で音楽活動が制限され、オーストラリアに帰国し、いまはオーストラリアを中心に音楽活動を続けています。
KATEIのビデオ・クリップを聞きながら、同プロジェクトに参加した学部学生、中国側学生、そしてKATEIの今後の活躍を心より願いました。