「当たり前」のなかのすごいこと

サービス創造学部経営学担当教員の池田です。

最近、インターネットで商品を購入する機会が増えました。先日も、注文していた本が宅配便で自宅に届きました。インターネットだと夜中でも注文ができ自宅まで届けてくれるので、大変便利です。近所では売っていないものも、あっという間に探すことができます。便利すぎていろいろ買ってしまうのが難点です。

こうした仕組みがサービスとして実現されていることは、とてもすごいことなのですが、今では当たり前に私たちの日常の中に溶け込んしまい、逆にそのすごさを忘れてしまっていることがあります。「当たり前」に使っているさまざまなサービスも、当然ながら誰かが作り出したものです。日常接している「当たり前」のことを、好奇心と観察眼で捉えなおしてみると、それをカタチにした人たちの発想のすばらしさが見えてくると思います。

「なにをきっかけに思いついたのかなぁ。」 「これがないときはどのようにしていたのかなぁ。」 「これができたことでどのように便利になったのかなぁ。」 「他のものと何が違っているのかなぁ。」 など、いろいろ考えられます。毎日の生活のなかに、ちょっと好奇心と観察眼を持ち込んでみると新しい発見があるかもしれません。その積み重ねが、その人にしか発想できないサービス創造につながるのではないでしょうか。

9月14日(日曜日)にオープンキャンパスが開催されます。千葉商科大学の、そして、サービス創造学部の情熱を感じていただきたいと思います。どうぞお越しください。