佐瀬守男特命教授は、人気の「築地銀だこ」・「銀のあん」・「コールド・ストーン」などを展開するホットランド社長です。日本経済新聞(3月4日夕刊)のシリーズ「震災とわたし(2)」に取り上げられました。
記事には、◆震災直後の3月後半にキッチンカーで避難所に駆けつけたもののすごい行列でたこ焼きを全員に配れずに無念感に打ちのめされたこと、◆「100日の準備期間で石巻に10店舗の横丁をつくり100名を雇用する」という目標を立て5月に100名を採用して必死にトレーニングして、トレーラーをつなげた集合体「ホット横丁」を開いたこと、◆本社ごと石巻に移して、100名の雇用を守り、法人税など15億円を地元に納めることができたこと、◆会社にとっての大きな経験になったこと、そして現在、◆マダコの完全養殖プロジェクトを石巻で推進していること、◆被災地が必要としているのは復興支援から新産業創出に移っていること、などが書かれていました。
企業も社会貢献しながら学習を続け、新たな企業の姿を模索していくのだと思います。今年も佐瀬守男特命教授のレクチャーを楽しみにしています。
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