「大学に寝られる場所が欲しい」と深沢君は考えました!

「サービス創造学部」学部長の吉田優治です。

今春スタートのThe University Dining、そして今秋スタートのThe University HUB。その企画運営を行うHUB & Dining BureauのStudent Club。全学から40名近くの学生が集まってきています。以下は、Student Clubの1年生、深沢昇大君と学部長のFacebookでのやり取りです。

本気で「大学に寝られる場所が欲しい」と考えたら、いろいろ学ばなければなりません。企画を立てて、実現するまで、さらにそれを運営していくことはかなり大変なことなんです。 深沢君、どこまで頑張れるかな。教職員が応援します。

大学に寝られるスペースって無いですよね。もちろん寝る場所じゃないからですけど。
空き時間とか少し寝たいなぁなんて思ったりします。
Googleのオフィスなんかは自由な発想をするためにという理由で、もはやテーマパークのような内装、設備になってますね。
大学にホテルも欲しいけど、簡単に寝られる場所も欲しいなぁ。
寝袋使う猛者もいるけど(笑)

吉田 優治 深沢、そう思う。企画中のUniversity HOTELで実現できるかな。

深沢 昇大 吉田先生、ホテルで休憩出来るようにし、料金体制は分刻みが私の希望です。例えば(1分×10円)といった感じでしょうか。これだと1時間で600円で、学生も気軽に利用できます。休憩するためだけの簡素な部屋(第一目的である寝ることだけを考えた部屋)を設ければ、費用対効果は大丈夫だと思うのですがいかがでしょうか。

吉田 優治 あり得ると思います。

吉田 優治 1分10円でビジネスとして展開できるか否かも考えてください。顧客のニーズだけではビジネスはできません。幾らぐらい売り上げがあり、コストがどのくらいかかり、儲けがどのぐらいあり、今後にどの程度投資しなければならないのか?

深沢 昇大 吉田先生、考えてみます。

吉田 優治 何をコストとするのか? 建設費はどのようにするのか?

深沢 昇大 吉田先生、承知しました。精一杯の具体案を提出させていただきます。

吉田 優治 個室15室でリノベーション費用5千万円かかったとしてシュミレーションしてみてください。税金も考えてください。

深沢 昇大 吉田先生、承知しました。個室15というのは、ホテルとして使う部屋込みの数でよろしいでしょうか?

吉田 優治 広告費も必要ですね。清掃費も忘れないでね。

深沢 昇大 吉田先生、とても難しいですね。でも、頑張ります!

吉田 優治 机上の計算だけでも大変です。客室稼働率は季節変動を考慮して設定ください。

深沢 昇大 吉田先生、リアルビジネスは凄いですね。私一人では駄作のみになりそうですので、Student Clubのメンバーと力を合わせたいとおもいます。

吉田 優治 1分10円が適正か否かを調べましょう。できたらSCで報告会開いてください。みんなの勉強になります。ガス、水道などの光熱費、大学への賃料もかかります。賃料は月間100万円で計算ください。

深沢 昇大 吉田先生、承知しました。機会をくださりありがとうございます。

吉田 優治 正規雇用、非正規雇用も含めて交通費、その他の社会保険料についてもしっかり考えてみてください。

吉田 優治 働く人のユニフォームも必要です。

深沢 昇大 吉田先生、難しさに思わず笑いが出てしまいました。とても難しそうで面白そうです。頑張ります。

吉田 優治 笑えないほどの難しさですね。ビジネスってこういうことなんです。

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◆大学広報誌「Inside」 https://mit.prof.cuc.ac.jp/fsiblog/2014/04/05/18531

最新学部パンフレット:https://mit.prof.cuc.ac.jp/fsiblog/2014/04/12/18621

◆学部インハウスメディア「Kicky」 :http://kickycuc.jp/
◆サービス創造学部HP :http://www.cuc.ac.jp/dpt_grad_sch/service/index.html