3月、琉球大学訪問した学生たちが学んだこと!

「サービス創造学部」学部長の吉田優治です。

3月7日~10日、経済産業省「産学連携サービス経営人材育成事業」に採択された「In-Campus Real Business Learning」の手掛かりを求めて、同じく事業採択された琉球大学を学生と教職員が訪問しました。

今回の沖縄訪問の目的は2年前に学生起業した「株式会社がちゆん」から学ぶこと。同社は修学旅行生に琉球大学で平和共育を行う学生企業です。また2月に千葉商科大学を訪問した琉球大学の学生たちと今後の連携協議もしてきました。せっかくの沖縄訪問の機会なので、沖縄の大規模ショッピングセンター、水族館、首里城なども回ってきました。羽田に戻って来た時の学生たちの表情に注目ください。「移動した距離だけ、学ぶことができた」、です。

*無事にJALで羽田に戻ってきました。3月10日。

琉球大学訪問10

*琉球大学の学生たちと今後の連携について協議、3月9日。

琉球大学訪問14

5月15日(水)3時間目の全学共通科目「ユニバーシティーアワー」はサービス創造学部の担当日。「株式会社がちゆん」を立ち上げ、同社の代表取締役社長の国仲瞬くん(教育学部4年生)に起業した「がちゆん」について受講生800名に話しをしてもらいます。今から楽しみです。

*「株式会社がちゆん」の代表取締役の教育学部4年生の国仲くんから同社企業と現状の説明!

琉球大学訪問12

*「㈱がちゆん」企画運営の修学旅行生対象の平和共育ディスカッション! 数年先まで、大手旅行会社を通じて予約はいっぱいです。学生起業2年目の売上は数千万円とのこと。「沖縄×共育」を手掛かりに沖縄の新しい風を創造し続けています。

琉球大学訪問13

以下は沖縄訪問した学生たちのコメントです。

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★ 井上恭兵  :今回の沖縄視察ではたくさんの刺激と発見がありました。特に刺激的だったことは、学生企業家の国仲瞬さんのお話を聞けたことです。同じ大学生であるのに、大学を活用し、サークルだった団体を企業し、さらには年収数千万までに成長。「やればできる」をここまで実行した学生を目の当たりにし、自分も残りの1年間でまだまだやれるぞと、更なる可能性に気づくことができました。今回の視察で得た、経験と自分の更なる可能性を生かし、限りある期間の中で、限りない挑戦をし続けようと思いました。

★ 清水雄飛 :豊かな自然の中で、異文化合流が活発に行われつつも、様々な問題を抱えている沖縄の土地柄を活かした、リアルなビジネスを視察して、今まで知らなかった文化や、それに常に順応するビジネスモデルを知ることができました。そして、その環境に順応する瞬間に、新たなサービス創造が成されるのだと考えました。今回の経験や新たな発見を、今後の活動の中で活かしていき、サービス創造に繋げて行きたいと思います!

★ 前谷遥菜 :沖縄視察で、印象に残った事は沖縄の方々が自分の県に誇りと自信を持ち、その魅力を存分に地元民・国内観光客・外国人観光客・米軍基地の方に伝えていること。また、戦後の琉米文化も大切にし、現代でも当時のスタイルと同じように営業をしていること。千葉と比べると、お店の種類も異なり地元との共存を大切に考えているこも印象に残った。

★ 坂口陽史: 沖縄にはサービス提供を行う場合、ターゲットとなる対象がアジア・米軍基地関係者・沖縄県民・日本人観光客と広く、それに対する広報の方法や手段が少し特殊であるように感じた。美ら海水族館では、観光雑誌、機内誌、ラジオ、TV取材など、沖縄に対し興味関心のある人に対して、認知してもらいやすい環境が作り上げられていた。そうして得た認知度と話題性を生かし、他の企業とのコラボを行う。美ら海水族館と一緒に何かしたいと思わせることにより、広報力がより強くなっていくようになっていた。沖縄ならではの広報方法であると感じつつも、見習い、生かす部分があるのではないかと感じた。

★ 深沢昇大: 今回のフィールドワークでは、私が所属しているStudent Managerについて、HUB&DININGについてで、強く刺激を受けました。イオンライカムが提供している非日常は、HUBやDININGにおける「ワクワク」にもつながり、また、琉球大学でお会いした国仲瞬さま(株式会社がちゆん 取締役社長兼琉球大学3年)とのお話では、コトバ選びについてや、組織において必要な条件などをお伺いすることが出来、沖縄での時間は、今後私が活動をしていく上で、大切な時間となりました。

★ 小林尚平: 今回の沖縄視察では、琉球大学の学生とのディスカッションや商業施設等を訪問してきました。訪問先では施設紹介やそこで提供されているサービスに関する説明を受け、学生からたくさんの説明をさせていただきました。現場や営業側の生の声を聞けたという体験はこれから学び、提供するサービスに確実に生かせるので、今後も積極的に学んでいこうという意欲につながりました。

★ 奥川祐也: この研修を通して感じたことは、現地に赴いたことで目で見て実感して、沖縄だからこそのコンセプトやマーケティングの方法を学べたことはもちろん。何よりも自分自身が感じたのは、人それぞれ感じ方の違いを実感しました。同じ物を見ている仲間同士や見学をしていた学生さんの話を聞くと意見や捉え方が自分と違っていたということ知れたのも、この旅で複数人でいけたからこそ感じた部分でした。経営者や消費者、様々な視点で見ていく感性を尖らせれば、ビジネスにも役に立ったりと、自分自身のできることや、足りない部分にが気がつけるきっかけをくれる研修になりました。

★ 稲葉梨乃: 今回の沖縄視察で、イオンモールライカム、プラザハウス、デポアイランドの3つのショッピング施設の方のお話を聞いて、お客様に物を売り利益を出すという大きな目的は同じでも、売り方や見せ方、テナント、コンセプトがそれぞれ全く違い、経営者さんの考えや山側海側など立地次第でこんなにも内容が変わるものなのだなと思い、勉強になりました。

★ 近藤将司: 沖縄では3つの商業施設を見学しました。イオンモール沖縄ライカムは、リゾートな雰囲気を感じさせる装飾と開放感のある作りになっていました。プラザハウスは日本で最初のショッピングモールで新しいライカムと比べると隠れ家のような落ち着いた雰囲気があり、入っているお店にもこだわりを感じました。アメリカビレッジはお店を作るとは違いそこに一つの街が作られていました。統一されたルールなどを守ったお店のみが出店されているからこそできるのだなと。非日常を体験してもらう。そして、リピーターを獲得するには毎日細かい箇所に何かしらの変化をもたらす事で飽きを感じさせないこと。これらを意識してUniverCityHUB&DINNIGに、例えば水槽を作ったり、置いてある本の種類を毎日変えたり、壁紙を季節事に変えたりすることで、学生生活に新たな刺激を、与えることが出来ると思います。

★ 目谷真之助: 今回の沖縄視察を通して私は、刺激が多すぎて、自分の考えが逆に定まらなくなりました。色んな人の話を聞いて様々な視点、価値観を体感し良い経験をましたが、その反面不安も生まれてしまいました。自分のこれからの設計がいっきに壊れたようなどことなく嬉しさも感じてよくわからなくなりました。1番は琉球大学の学生はとても活動的でやりたいことはしっかりといい実行してることです。自分の考えをハッキリと宣言し、実行実現しているとこに感銘を受けました。感じたとこはたくさんありましたが、視野が広がりすぎて不安と喜びができました。ともかく沖縄視察はとても良いものとなりました。

★ 廣瀬怜: 今回、BSM1年廣瀬として参加させていただきましたが僕らの活動の中で何か行かせることはないのかと探しながら視察させていただきました。「イオン沖縄ライカム」様の建築の時に考えられた建物の間取りには驚きました。建物を平行に一直線の形にするのではなく一定の距離で曲げることでお客様の目の中に入るお店の数を減らすと言う手法をとっていた。これは直線で先が見えてしまうと目当てのお店まで距離を感じるというポイントを改善したものだと聞いた。お客様のモール内を見て回る時の感情を考えた構造が素晴らしいと思う。飽きさせない。疲れさせない。為の構造だと感じた。

「プラザハウス」様は昔からあるショッピングモールとして昔からある店を残しながら美術的デザインもスタッフが考えて創造しているときいて驚きました。「美ら海水族館」は水族館外の美ら海はもちろんですが館内も綺麗だった。沖縄近海の海の生き物だけを集めて展示するという当初のコンセプトを今でも続けていることが素晴らしいと感じた。「首里城」様は沖縄を代表する観光スポットとして見学させいただきましたが

琉球王国時代からの沖縄文化を見ることができたと感じました。「アメリカンヴィレッジ」様はショッピングモールだが、アメリカンスタイルにこだわりながら一度取り入れたテナントに長く続けていただくことを目標にしていると聞いて、そこに沖縄県民(海人)の心を感じた。県民性ある人情も感じ、琉球大学生とも関わりも持つことができ、普段の大学生活では感じることのない刺激をうけました。

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