殻を破って出てこい200の芽

学部長の吉田優治です。

学部オフィシャル・プロジェクトの一つ、「地域活性化プロジェクトin新潟」に参加する学生たちは、昨年秋に新潟県湯沢で開催された県主催「うおぬま会議」に参加したことを契機に、新潟をサービス創造の視点から研究し、地域活性化するための戦略や作戦を練り続けています。学生からは、3月に新潟訪問の希望が出されています。現在、今後のプロジェクト活動につながる新潟訪問を企画するように学生たちに宿題を出しているところです。

教員も学生に負けじと、新潟県庁とタッグを組んでメタボ対策のための歩数UP作戦に取り組み始めています。昨日午後は、県庁から2名の担当者が来校されました。この話を午前中の講義で話したところ、新潟プロジェクトに参加している藤重君から、「県庁と教員の協議の場」に参加させてほしいとの申し出が講義終了後にありました。藤重君の積極的な姿勢に接し、大変うれしく思いました。午後の県庁担当者との協議には、藤重君と新潟プロジェクト代表の菊池さんが加わってくれました。

私が大学生だった頃、教員と学外の人たちとの協議の場に学生が参加するなど考えてみたことすらなかった。サービス創造学部の1期生の中から、藤重君のような勢いのある芽がいくつも芽生えてきています。これから100の芽、200の芽が殻を破って出てくることに学部教職員一同は大きな期待を寄せています。頑張れ1期生、もうすぐ元気な後輩たちも加わります。

私たち教員も、教員プロジェクトを組んで新潟県と連携し今後さまざまな活動を展開していこうと考えています。歩数UPプロジェクトはその一つ。これからも「サービス創造学部」は、新潟県からたくさんのことを学ばせていただこうと考えています。

★下の写真は、昨年秋の「うおぬま会議」の様子です。学生30名が参加しました。集合写真の前列中央に泉田新潟県知事、その右は島田学長、左は吉田学部長です。