投稿者「池田 武俊」のアーカイブ

大晦日

経営学担当の池田です。

今日は大晦日。平成20年も今日でおしまいです。今年はどんな一年でしたでしょうか。

地元エリアの名刹を散策してきました。
ここは門前そばも名高いため、今日は年越そばで
各店とも混雑していました。門前の窯では、干支をあしらった土鈴が売られていました。 

年末年始は、日本の伝統文化のみならず、身近な地域の
文化にも触れる時間でもあります。
いつものお正月のいつもの行事も改めて観察してみると、
発見があるかもしれません。
お雑煮に入れるお餅の形や汁の仕立て、
具材が地域ごとに違っているということは有名です。
伝統的なものなのに、他の地域の人には新鮮に感じるものがありそうです。
日本も、結構広いです。
伝統行事を手がかりに新しいサービスが創造できれば面白いですね。
例えば関西発祥の節分の恵方巻が、
このごろ東京などにも進出して来ているのは参考になります。

それでは来る年が皆様にとって幸多い年でありますように。

瑞穂祭開催

サービス創造学部経営学担当の池田です。

11月1日から3日にかけて、千葉商科大学の学園祭「瑞穂祭」が開催されました。このブログを書いている現在、最後のライブを残すだけとなっていますが、まだキャンパスは熱気に包まれています。この3日間は、地域の方や高校生にも多数おいでいただき千葉商科大学の元気な姿を知っていただく格好の機会になったようです。

この日を迎え、無事に終了させるまでの企画運営をする学生スタッフたちの努力は大変なものだったと思います。お疲れ様でした。(写真:今日もがんばる学生スタッフの後姿)

学内ステージでは、学生たちの持ち味を発揮したパフォーマンスが繰り広げられました。教室展示では日ごろの研究成果が発表され、模擬店では部活・サークル、ゼミで創意工夫をし腕前を競っています。炭火焼鳥はおいしかったです。それぞれが一生懸命準備してきた情熱が伝わる、エネルギーに満ちた賑やかな3日間でした。なんだか、この空間にいるだけで元気がもらえる感じです。

来年の瑞穂祭は60回。サービス創造学部一期生のみなさんも、瑞穂祭を盛り上げていきましょう。

ショーケースの前で考えたこと

サービス創造学部経営学担当の池田です。

先日、デパ地下で買い物をしました。
いろいろおいしそうなものがある魅惑の空間ですが、
特にお菓子ブースを眺めていてその賑やかさに楽しい気持ちになりました。
かなり長いことショーケースをウロウロ見て回りました。

各お店が知恵を絞り、技術を絞っていろいろな作品を競っています。
今の時期、秋の彩がさまざまな形のお菓子になっています。
栗やカボチャなど秋の食材をつかったものはもちろんのこと、
デザインや形で秋を表現しているものもたくさんあります。
和菓子では細工や色合いで栗や柿、山の景色などを巧みに表現しているものが多くありました。
洋菓子では、ハロウィンのジャックランタンの構図が多くありました。

食べる前に、思わず「おぉ~」と感動(?)する気持ち、目や心でも味わう楽しさも
おいしさのための重要な要素と実感します。
こうした小さな感動の存在が「日常を豊かにしてくれるサービス」の一端なのかなと、
季節のお菓子を眺めながら考えてみました。

「当たり前」のなかのすごいこと

サービス創造学部経営学担当教員の池田です。

最近、インターネットで商品を購入する機会が増えました。先日も、注文していた本が宅配便で自宅に届きました。インターネットだと夜中でも注文ができ自宅まで届けてくれるので、大変便利です。近所では売っていないものも、あっという間に探すことができます。便利すぎていろいろ買ってしまうのが難点です。

こうした仕組みがサービスとして実現されていることは、とてもすごいことなのですが、今では当たり前に私たちの日常の中に溶け込んしまい、逆にそのすごさを忘れてしまっていることがあります。「当たり前」に使っているさまざまなサービスも、当然ながら誰かが作り出したものです。日常接している「当たり前」のことを、好奇心と観察眼で捉えなおしてみると、それをカタチにした人たちの発想のすばらしさが見えてくると思います。

「なにをきっかけに思いついたのかなぁ。」 「これがないときはどのようにしていたのかなぁ。」 「これができたことでどのように便利になったのかなぁ。」 「他のものと何が違っているのかなぁ。」 など、いろいろ考えられます。毎日の生活のなかに、ちょっと好奇心と観察眼を持ち込んでみると新しい発見があるかもしれません。その積み重ねが、その人にしか発想できないサービス創造につながるのではないでしょうか。

9月14日(日曜日)にオープンキャンパスが開催されます。千葉商科大学の、そして、サービス創造学部の情熱を感じていただきたいと思います。どうぞお越しください。