投稿者「吉田 優治」のアーカイブ

公式サポーター企業「ヤマト運輸」宅急便当日配送に

学部長の吉田優治です。

夏休み前の講義に公式サポーター企業「ヤマト運輸」の山内雅喜代表取締役社長にご登壇いただき、物流企業の経営戦略と変わらぬ「ヤマトスピリット」について学ばせていただきました。

本日の日経新聞朝刊によれば同社は、2016年から東京・名古屋・大阪の3大都市間の「宅急便」当日配送をスタートさせるとのこと。バイク便や飛行機を利用した緊急配送サービスを除けば、840円の料金据え置きで当日配送は業界で初めての試み。写真は、山内社長かrらいただいた集配車ミニカーです。

新聞によれば「約600億円を投じて3都市近郊に大型物流拠点を新設、最新鋭の自動仕分け機を使って集荷、配送にかかる時間を大幅に短縮」。現在、羽田空港横を走る首都高速から見える大規模工事は東京の物流拠点建設です。同社のサービス創造が、急成長するネット通販や生鮮食料品輸送に導入されれば、他業界における多様な付加価値創造も可能です。

企業のイノベーションは、休みなく続いています。 学生と教職員が公式サポーター企業の実践から学ぶこと大です。

南三陸町で: 3年生中村篤人

学部長の吉田優治です。

3年生の中村篤人君から、先日、南三陸町を訪問した際に考えたことをまとめたメッセージが届きました。中村君の感じたことを一人でも多くの方々にお伝えできればと思い、彼の許可を得てここに転載します。

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先週の日・月曜に宮城県に行ってきました。
津波の被害にあった南三陸町で復興市という月に一回のイベントに行ったり、南三陸さんさん商店街というところで被害にあった方々の話を直接聞いてきました。当時の話、今まで知らなかったことや現状など驚くことばかりで衝撃を受けました。

被害にあったところは車が通れるようにはなっていたものの、まだまだがれきの山であったり車が山積みになっていたりとテレビや新聞を通して見る光景では伝わらない姿でした。


最近ではもう被災地の報道は見られなくなってしまいましたが、まだまだ復興には程遠い姿です。でも被害にあって嫌なことばかりではなく、人と人の繋がりを今まで以上に感じることができたり、たくさんの別れがあったがその分の出会いもあったと話してくれました。

自分が動いて何ができるか、正直何も出来ないと思います。話してくださった方もおっしゃっていましたが、復興に向けて寄付やボランティアには本当に感謝している。だから何をしてほしいわけではなく、このような現状の中で復興を目指して頑張っていたり、そういう人たちが同じ日本にいることを忘れないでほしいと。
現地に行って何を学んだのかは言葉に表すことは難しいですが、今の自分にとって必要な行動だったことは間違いありません。今こうして普通に生活して過ごしていることに感謝しなければならないし、だからこそ無駄にしてはいけないんです。何事も行動から。読んでくれた方に何か感じて頂けたら幸いです。

七ヶ浜ボランティアーツアーを企画主催:西村瞬2年生

学部長の吉田優治です。

2年生の西村瞬君は、先月、震災地ボランティアツアーを自主企画し実現させました。多くの学部学生もこのボランティアツアーに参加しました。自主的なボランティア活動を実現した西村君をはじめとする学生たちを学部長として誇りに思います。

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今年5月に、中国からの留学生ヤンロン君(2年生)が主催したボランティアツアーに参加してから約半年。

 半年前、僕はヤン君と七ヶ浜の方々に「次回は僕がボランティアを呼び掛けて七ヶ浜に行く」と誓いました。その約束を実現するため、私が企画主催する七ヶ浜復興ボランティアツアーを10月14日に決行しました。

 5月に七ヶ浜を訪れた時は、形だけ残った家と、荒れた田畑、瓦礫の山を見て、本当に自然の恐ろしさと、復興の遅れを感じ、ボランティア活動を継続してやらなければ復興は進まないと感じ、「また、来ます」と約束をしてきました。

 それから、半年。

 半年ぶりに訪れる七ヶ浜は、新しく立て直したのだろうか。真新しい住宅街などが目に付いた。

 しかし、その後ろには、半年前と変わらない瓦礫の山。荒れた田畑。

 少しずつ復興に向けて、歩んでいるのが感じ取れた。

今回の作業内容は、田んぼの瓦礫撤去。 石、ガラス、木、ごみなどを拾い集める、地味な作業。

ボランティアに行く前から、参加者に「楽しんで来よう」とずっと言っていた。

被災地に行って楽しむと言ったら、違和感を抱く人も多いと思う。

だけれど、楽しめなければ継続しない。継続しなければ意味がない。

それに共感してくれた人が参加してくれて、多くの人が被災地の今を見て、何かしら感じてくれたと思う。

今回訪れた七ヶ浜町は、被災地の中でも復興が進んでいる地域である。しかし、まだま、復興が進んでいない地域は多く残されている。

容易に被災地に行くことはできないが、今後も何かしらの形で支援を続けていきたいと思う。

日本シリーズから学ぶ

学部長の吉田優治です。

荒木特命教授(スポーツビジネス)にお誘いいただき日本シリーズ初戦を観戦してきました。生まれて初めての日本シリーズ観戦。東京ドームはペナントレースとは違った盛り上がり。試合は巨人の大勝。投打にわたる圧倒的な強さを実感させられました。

荒木先生に解説いただきながらの観戦は贅沢そのもの。勝ち負けよりも、サービス創造の視点から、選手と観客の関係、セレモニー、ゲームの演出方法、音楽、照明、飲食、場内案内、スタジアム設備、空間演出、座席の向き、清掃、アルバイトの動き、ファンの応援、観客の盛り上がり、観客の目線などを興味深く見てきました。

エンターテインメント演出の選択肢は無限大。サービス創造人材の出番も無限大です。

公式サポーター企業が交流する

学部長の吉田優治です。

26日(金)13:30~16:30、丸の内サテライトキャンパス(Galleria 商.Tokyo)にて「第1回 サービス創造倶楽部」を開催します。この倶楽部は、サービス創造学部を力強く支援してくださる「公式サポーター企業」51社が相互交流してビジネスを行っていただくプラットフォームです。

 

今回は、資生堂㈱、綜合警備保障㈱(ALSOK)、㈱エイムクリエイツ(丸井グループ)の3社に自社のサービス創造を実現する商品や事業を紹介いただきます。各社のプレゼンテーマは次の通りです。

★資生堂 :「化粧を通じた高齢者への新たなサービス事業」

★綜合警備保障 :「ALSOK塾 集団行動に関する体験型の厳しい教育を通じて」

★エイムクリエイツ :「ユーザーマインドからの総合空間プロデュース事例紹介」

公式サポータ企業が相互に関係を深め、新しいサービス創造を実現する機会にしていただければと願っています。学部の教職員もサービス創造の実践を学ばせていただきます。

米屋の羊羹、大好きです

学部長の吉田優治です。

水曜日、1年生必修科目「企業セミナー1」(井上義次教授担当:写真右)のゲストスピーカーは、創業113年「なごみの米屋株式会社」の執行役員、篠塚照雄氏(写真左から2番目)。同社は、学部の公式サポーター企業です。

成田山の表参道で羊羹をつくり続けて113年。米屋の羊羹には、人々を和ませる何かが練りこまれています。米屋の羊羹づくりから、サービス創造のマインドを学ばせていただきました。総務部人事課調査役の鷺透氏(写真右から2番目)も同席いただきました。米屋の羊羹、大好きです。

スポーツビジネスする

学部長の吉田優治です。

本日2時間目の「エンターテインメント・スポーツ業界セミナー」のゲストスピーカー、佐川哲朗氏(株式会社スポーツマーケティングラボラトリー、セールスグループディレクター)の講義は凄かった。もう聞いてるだけでワクワク。引き込まれました。

大学卒業後に日本企業で働いて考えたこと、留学への決意、ペンシルベニア大学での語学研修、オハイオ大学大学院での経営学修士課程&スポーツマネジメント修士課程での学び、アメリカの大学スポーツの凄さ、千葉ロッテマリーンズでのプロモーションやマーケティングの仕事についてのレクチャーを通じて、スポーツビジネスの面白さを教えてもらいました。米国のカレッジスポーツがビジネスとして成立している状況を知って受講生たちは改めて米国におけるスポーツビジネスのスケールを実感したようです。

 我が国のプロスポーツビジネスを明日にでも改革してくれそうな勢い。強い刺激を学生ともども受けました。凄いスポーツビジネスのプロフェッショナルに出会っちゃいました。

エンタメプロジェクトがSmart Karaoke大会を企画します!

学部長の吉田優治です。

学部オフィシャルプロジェクトのひとつ「エンターテインメントプロジェクト」メンバー10名は、本日午後、550名収容の702大教室でSmart Karaokeに挑戦しました。学生たちは全員が大熱唱で大盛り上がり。恥ずかしながら私も「そして神戸」、「長崎は今日も雨だった」を熱唱。大教室でのKaraokeは、本物の歌手になったみたいです。

このSmart Karaoke(定価9800円)は、公式サポーター企業の「加賀電子株式会社」から先週いただいたもので、スマートフォンに接続して使用するマイクと小型アダプターです。1200曲ダウンロード可能。

思いもかけず「エンタメプロジェクト」は、急遽、CUC Smart Karaoke大会の実施を検討することに。来週までに各自の企画案を持ちよることになりました。すでに留学生の参加による国際交流Karaoke、チアリーダーglitter’sのダンスとの共演、少林寺拳法部による祝賀演舞、学部対抗歌合戦、WEBによる世界発信などが提案されています。エンターテインメントとしてより魅力的な企画づくりに挑戦します。企画会議には、加賀電子関係者にも参加していただければと考えています。

面白いことになってきました。学生たちには、このイベントの企画運営を通じてサービス創造の難しさ・楽しさを学んでほしいと願います。プロジェクト担当教員として学生と一緒にエンターテインメントにおける新たなサービス創造します。お楽しみに! 次回の練習会では「函館の人」を熱唱する予定です。

年間120名以上のゲストスピーカー

学部長の吉田優治です。

サービス創造学部の学びは、「学問から学ぶ」、「企業から学ぶ」、「活動から学ぶ」が基礎。公式サポーター企業51社からのゲストスピーカーを中心に年間120名以上ものゲストスピーカーの方々が、多くの科目でサービス創造活動における実践知を学生たちに提供してくれています。全員、学生たちの成長を願う方々ばかりです。専任教員だけでは教えられない企業実践や世界観、仕事観、人生観を学生たちに伝えてくれます。

火曜日の「熱血講義」には、体育会少林寺拳法部元主将の井波成英OBが石川県金沢から駆けつけてくれました。金沢で続く酒小売・問屋の3代目経営者。用意してきたパワーポイントの3分の1で時間切れ。レクチャー終了後、再登壇を科目担当の今井准教授に強く希望されていました。もちろん大歓迎です。夜は、市川の「中華食堂つばき」に、体育会少林寺拳法部同窓会長、コーチ、OB・OG、現役幹部学生が集まり大盛り上がり。卒業生が現役学生を鍛える姿は素敵です。

水曜日の「企業セミナー1」では、公式サポーター企業の「セントラルスポーツ株式会社」執行役員・経営企画室長の松田友治氏にご講演いただきました。1968年に東京オリンピックに水泳選手として参加された創業者が「オリンピック選手を育てたい」と始めたスイミングスクールが現在まで大きく成長していく過程をお話し下さいました。最後に見せていただいた創業から現在までをまとめた映像は、学生たちに創業者の熱い気持ちを忘れずに同社を支えてきた多くの社員の姿を伝えてくれました。どの企業も創業者の精神、哲学、Vision&Passionが受け継がれていくことに心動かされました。フィットネスの科目でセントラルスポーツのジムを使用している学生たちにとって、大きな意味のあるレクチャーでした。

お忙しいところご指導いただく多くのゲストスピーカーの方々の想いを、学生たちが学ばせていただき、天井を突き破る勢いで成長してほしいと願っています。