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東京国際フォーラム

 経済学担当の岡崎哲郎です。

 

 

 

 1218日に東京国際フォーラムでのクラシックのコンサートに行ってきました。以前はコンサート・シーズンには2日に1回ほどの頻度でコンサート・ホールに行っていたので、首都圏のほとんどのコンサート・ホールに何度も通ったのですが、国際フォーラムはほとんど行きませんでした。このホールは一口で言ってしまえば「大きすぎる」、個人的な感情を込めれば、「醜悪なまでにでかい」ホールです。コンサートは素晴らしいもので感動的でしたが、案の定ホール内の音響効果が全くなく、本来味わえたのであろう音の響きを感じることができませんでした。

 

 

 

 サントリー・ホール、東京文化会館、オペラ・シティー、東京芸術劇場などはすべて収容人数2000人前後なのに対して、今調べたら国際フォーラムは5000人以上でした。何をもって魅力的なコンサート・ホールとするかは個人の価値観ですから、大きいことを良しとする考え方もあるのでしょうが、音響効果の期待できないものをコンサート・ホールとする発想は個人的には「醜悪」と思います。

 

 

 

 この受け取り方は私個人の感性が反映されているだろうと思ってきたのですが、今回ホールに行ってある発見を。これだけの人数を収容する施設であるにもかかわらず、ホール内のトイレが少ない。首都圏のコンサート・ホールはおろか、私が海外で経験したコンサート・ホールよりも少なかったと思います。少なくとも、目につくところにあるトイレは少ししかありませんでした。人が集まれば、当然それに応じて提供すべき「サービス」があると考えるのが当たりまえと思うのですが、そうした意識がないことが証明されていると思います。「醜悪」と密かに思ってきたことを表に出しても構わないだろうと判断した所以です。

 

 

 

サービス創造学部から卒業生が早くでて、社会で活躍してもらいたいと強く思い知らされました。

新学部のHoliday Season

学部長の吉田優治です。

クリスマス、お正月と続く、ワクワク&キラキラのHoliday Season。皆様いかがお過ごしですか。新学部では、先週6日に「Xmas Live 2008」「ウォームアッププログラム」「教職員キックオフミーティング」を行い大勢の方々にご参加いただきました。今週末は、オープンキャンパスや入学審査、新学部関係イベント、同窓会地方支部総会、学会関係会議などもなく、久しぶりにゆったりした時間を過しています。

新学部では、先週の教職員キックオフミーティングで「学部運営委員会」、「公式サポーター企業連携委員会」、「プロジェクト実践推進委員会」、「入学審査・広報委員会」、「教務委員会」が立ち上がり、教職員一丸となって来春の学部開設の準備を進めています。

新学部設置準備室の鈴木室長補佐に続き、この週末、露崎室長と柏倉さんがお誕生日を迎えました。これからも新学部のために頑張ってください。心ばかりのプレゼントを用意しました。お楽しみに。

元気がでる学部?

こんにちは。新学部設置準備室の鈴木です。

今日は、3期AO入学審査が行われ、志願された沢山の方とお会いしました。サービス創造学部入学への熱い想いを伺うたびに、私にとっても学部開設への新たな活力をいただいた気がしています。

また、入学審査以外にも、元気が出るような経験をさせていただきました。

入学審査が無事終了し、先生方が会議室でお話をされていました。私はというと、先生方に内緒でこっそりタバコを吸い、涼しい顔をして会議室に戻ったところ、私の席に真っ白い箱が。。。ロウソクまで!

中身は私の大好きなイチゴのケーキではないですか!今日は、私の3*才の誕生日だったのです。。。

サービス創造学部教職員から、やけに低音の効いたバースデイ・ソングとともに温かい拍手をいただき、とってもうれしく、はずかしく、どうしたらよいものやら。。。

サービス創造学部の教職員のみなさん。優しいお心遣いをいただき、ありがとうございます。サービス創造学部に入学された学生さんへ、いただいた優しさをもって接して行きたいと思います。

よーし。明日もがんばるぞ!

社会が望む大学像

学部長の吉田優治です。

11月28日の日経新聞第2部において、ビジネスパースン1万人対象の「社会が望む大学像」調査結果が公表されました。このなかで「産業界、社会・経済に貢献する大学とは?」の設問に対して、最も高かった回答は、「時代のニーズに則した学部・学科がある(58.2%)」、次いで「実践的な授業を積極的に行っている(54.8%)」、「企業との共同研究が盛ん(49.9%)」、「独自の教育理念を持っている(37.0%)」と続きます。

「サービス創造学部」は、社会が望む学部そのものですね。学部の特徴を活かして、一時の流行に惑わされることなく、サービス創造の本質を理解し、サービス創造の能力を習得できる学部にしたいと考えています。

12月6日(土)、入学合格者を対象にした「ウォームアッププログラム」、そして、どなたでも参加大歓迎の「Xmas Live」を行います。Liveは17:30より開演です。会場は本館7階。新曲がオリコン60位にランクインされた男性3人組「eyes」と女性R&Bシンガー「Can’no」が出演予定です。詳細は学部HPを参照ください。

新学部は、みなさんと楽しいひと時を過すことも忘れない学部です。

卒業論文

経済学担当の岡崎哲郎です。

 

 この時期になると、ゼミに所属する学生は卒業論文作成に集中します。私の場合は学生時代のゼミの長名寛明先生が厳しい方で、それゆえに今でも記憶が鮮明です。

 

研究室に尋ねていき最初の中間報告をしたときには、ゲーム理論の重要定理が対象を限定してはいないか?というアイデアを説明しようとしたのですが、先生の質問が具体的で、それに答えていくうちに誘導尋問にかかったように漠然としたものが具体化していきます。最後に「僕も同じ問題を考えて、3人までなら証明できてそれは論文にしたが、4人以上は証明できなかった」と話しながら、先生の論文の抜き刷りを渡されました。先生の質問が具体的である理由がここで判明します。先生にできないことが私にできるわけがなく断念。そこで学園祭でのゼミ研究発表の際に読んだ論文の設定を自分の問題意識に合わせて書き換えようとします。応用問題レベルと考えていたのですが、ゼミで報告すると、先生が真顔で「それは君のモデル?」と聞いてきます。「そうです」と答えると、「同じ手法を僕も考えていて、今論文にまとめている」と言われ、直ぐ後に先生の未発表の論文を渡されました。それからは、先生の難解な論文を読み通すだけで学部生のレベルを超える作業であるうえに、自分の議論もまとめなくてはいけなく、加えて英語で書くことに挑戦したものですから、完成までは卒論作成没頭の日々でした。

 

私の卒論は、学部生が考えたものですから当然不完全なものでしたが、その時に先生が渡してくれた先生の未発表論文は、長年の改良の末に形を変え世界的な専門誌に掲載され、昨年ノーベル賞を受賞したハーヴィッチ教授の最近の著作の文献一覧にも掲載されています。先生はそのときに取り掛かった問題をその後も一貫して研究し続けたわけです。私と言えば、情けないことに、その時の問題の考察は放棄していました。

 

 長名先生は昨年度に母校を退官され、その際に私の卒論を返却してもらいました。自分でモデルを作り、自分が証明した定理をつたない英文で示した卒論が今は手元にあります。卒論は、個人的には、学生生活の勉強面での総決算となったという経験と、長名先生の学問に対する真摯な姿勢を思い出させる、人生のキー・タームとなっています。

 

 卒論に限らず、ゼミ活動、友人関係、サークル活動など大学時代の経験は人生の宝物となっています。サービス創造学部は、講義・ゼミだけでなくプロジェクト実践などもありますから、普通の大学にない様々な経験を学生ができるのではと期待しています。

 

“just looking”のサービス

 

こんにちは。サービス創造学部 産業企業リエゾン担当の井上です。

 

買い物をするときの緊張感は、女性より男性のほうが強いのではないか、と常々思っています。

例えばデパートの食品売り場で、白衣を着た販売員さんが、お皿を片手に試食を勧めてくれますが、興味とは裏腹に口からでるのは「結構です…」のひと言。また、何となく足を運んだ洋服の売り場で、陳列された商品に手を触れただけで、販売員さんは商談のかまえになります。考えすぎかな、とも思うのですが、そんな雰囲気に緊張してしまうのです。

 

知り合いのデパート社員に話したら、一般的に男性のお客さんは消極的で、女性のお客さんは、平気で何着も試着を繰り返したあげく、買わずに帰っていく例が珍しくないとのこと。そこまでする男性は稀のようです。販売員さんにしてみれば、親切・丁寧のつもりで応対しているのでしょうが、こちらにとってはそれがプレッシャーになってしまう。

 

かつてアメリカでは店の入口に“just looking”と書いたプレートを置く小売店があり、商品を見るだけのときは、そのプレートを身に付けて売り場に入ります。これが「わたしは買いにきたのではない」という意思表示になりますから、そのときの接客応対に緊張感が和らぎます。客にとっては、買わされない、という安心感がはたらきます。

 

これもサービスのひとつであるとすれば、“just looking”も是非とも広げて欲しい『接客』だと思うのですが、どうでしよう。

こころの財産

こんにちは。マーケティング担当の須永です。

昨日、埼玉県のある県立高校で行われた課題研究発表会に招待していただき、行って参りました。マーケティングと関わりの深いテーマばかりだったので、どのような発表が聞けるのか楽しみにしていました。が、実際に行ってみてびっくり・・・

期待をはるかに超えるレベル

だったのです。まず、運営の素晴らしさにびっくり。司会の生徒さんはとても上手でしたし、プログラム、タイムスケジュールの管理、私たちの案内、すべてが生徒さんたち自身によって行われ、クオリティも高く、とても気分よく過ごすことができました。そう、彼らは最高のおもてなしをしてくれました。サービス創造学部がめざすサービスですね。

そして、研究発表の素晴らしさにもびっくり、でした。何よりもプレゼンテーション能力の高さに感心しました。その陰では、舞台に上がることなく、タイミングよくスライドを展開したり、BGMを調整したりする生徒さんの姿もありました。そのような人たちがいなければ、私はあれほど感動することはなかったでしょう。

きっと、発表会当日に至るまでにはいろいろな苦労や努力、困難があったことと思います。そのすべてが生徒の皆さんにとって貴重な経験であり、こころの財産になると思いました。そのような財産をどれだけ蓄積できるかが、人間としての幅や深みを決定し、その人の魅力となって表れるように思います。

発表の中には、サービス創造学部に入学して「研究とはなにか」を学び、さらに発展させてほしい研究、公式サポーター企業の方々の前でプレゼンし、もまれてほしい研究、そして、その才能を伸ばしてほしいと思う人材がたくさん見受けられました。

最後に、昨日お会いした生徒の皆さんに心から感謝しています。楽しい時間と、素晴らしい発表会をどうもありがとう。

AO入学審査3期

サービス創造学部設置準備室の江原です。

本日27日(木)は、AO入学審査3期出願の窓口受付締切日です。これまで推薦入学審査を含めて3度の審査を行って参りましたが、見事に合格した受験生の皆さん、本当におめでとうございました。3期の審査日程は12月7日(日)ですので、10日後には面接本番を迎えます。3期の出願者の皆さんは、風邪などひかないよう、体調管理に十分気を配って下さい。

また、サービス創造学部では、来年2、3月にも、AO入学審査を設定しています。本学部の新しい時代を築いてみたいというチャレンジ精神を持った皆さん、充実した大学生活を送りたいと思っている皆さん、遅いということはありません!千葉商科大学の島田学長は本学の学生に、「やるかやらないか迷ったらどうするか?」「思い切ってやってみる!」と話します。年明けの審査は、定員枠は小さめですが、将来への熱い思いを持った皆さんからの出願をお待ちしております。

本学入試広報課では、大学見学・個別相談など、随時行っておりますので、どうぞお気軽にお問い合わせ下さい。

上海滞在中

学部長の吉田優治です。

ニイハオ。いま私は中国上海に滞在しています。島田晴雄学長とともに提携大学の国立「上海立信会計学院」」創立80周年記念式典に出席するのが主たる目的ですが、あわせて新学部の国際交流をどのように展開するのかについても関係者と協議を重ねています。

成田から飛行機で約3時間。上海は中国の商都であり、街はいつも人と車で活気にあふれています。近代的な高層ビルが林立し、おしゃれなブテックもたくさんあります。来年はここ上海で万国博覧会が開催されます。機会があれば皆さんにも中国の元気を体験してほしいと思っています。

「上海立信会計学院」は、学生数約1万人。商大とともに1928年に設立されました。創立当初は、会計を教育していましたが、現在では10学部を擁する社会科学系の総合大学です。昨日、日本語ができる二人の女子学生と話をしました。彼女たちの勉学意欲は驚くほど高く、日本学生との国際交流を強く希望していました。新学部の学生と中国の学生たちが国境を越えて親しく交流できる日が来るのを願っています。その実現のために、学長と一緒に明日の帰国まで関係者と協議を続けます。ご期待ください。