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新聞記事紹介

サービス創造学部経済学担当の岡崎哲郎です。

9月14日のオープン・キャンパスでの入学審査説明で紹介した「サービス創造」に関連した新聞記事とそれへのコメントを公開しました。右側にある「入学審査ヒント集」にあります。「サービス創造」について考える際に参考にしてください。

岡崎哲郎

9/14(日)オープンキャンパスであいましょう

サービス創造学部設置準備室の露崎です。

明後日、9/14(日)にオープンキャンパスが行われます。

毎回、サービス創造学部では、参加して下さるみなさんが、ワクワクするような体験授業を用意しています。今回も2つあります。

★その1 「サがつく新学部の広告づくり」 

気づいたら「♪ポニョ、ポニョポニョさかなの子」と口ずさんでいた。この夏、そんなことがありませんでしたか。広告で流れている音楽やフレーズが頭から離れないという経験を誰しも持っていると思いますが、広告の目的の1つは、多くの人に商品を知ってもらい、関心を持ってもらうことです。授業では広告の目的や制作手順についてお話します。

★その2 会計は企業向けサービスなんです

公認会計士の仕事ばかりでなく、企業の経理機能を担う人たち会計の仕事は、企業向けのサービスなんです。サービスって幅広いですね。サービスの視点から会計の仕事を分かりやすく説明します。サービス創造学部で一緒に会計を学びませんか。

 

そして、おなじみ岡崎教授による入学審査の説明があります。今回も新しいサービスを紹介しながら、わかりやすく、しかも課題のヒントになるような説明があると思います。

このほか、島田学長からの熱いメッセージや、何でも聞けちゃう個別相談コーナーもあります。

ぜひ、友達を誘いあって来て下さい。スタッフ一同、楽しみに待っています。

服装考

サービス創造学部リエゾン担当教員の井上です。

 

サービス創造学部では、数10社の公式サポーター企業と密な連携を図り講座を展開します。公式サポーター企業は、観光、スポーツ、ファッション、健康、流通、飲食、育児、介護、経営サポートなど、あらゆるサービス分野を網羅した企業群です。

 

公式サポーター企業と連携しながら、講師派遣、企業見学、企業留学、プロジェクト実習など、実際のサービスの現場を体験し、仕事の楽しさに触れていきます。

 

当然、日々、企業の方との頻繁な交流がおこなわれます。

 

さて、企業の方との交流、特に企業を訪問するときの服装について‥‥‥‥

清潔感があり、動きやすく、ゴテゴテ感がなく‥‥‥‥でも個性的な‥‥‥‥!!!

 

30数年前、大晦日の紅白歌合戦に、ジーンズ姿で出演した歌手に対して大ブーイングがおこりました。同じ頃、男子の長髪に大人がマユをひそめました。しかし、今ではジーンズ姿は通学・通勤など、あらゆるシーンで着用でき、昔のように大人から変な目で見られることはなくなったと思います。

 

時代とともに考え方は変化していきます。

 

さて、講座で企業を訪問する時の服装については、やはり一定の節度が必要になると思います。皆さんはこのような時の服装についてどのように考えますか。

やっぱりサービスって重要だよね

学部長の吉田優治(経営学)です。少し長くなりますが。

昨日、家族と近くのホームセンターに買物に行きました。「定価6~7万円のある商品を20個まとめ買いしたら、値引きがあるのでしょうか?」と社員の方に尋ねました。「申し訳ありませんが、当店ではそうしたサービスはしていません」との回答に、「企業相手の窓口はないのですか」と再び尋ねると、「スモール・ビジネス部門があります」とのこと。担当者と話がしたいとお願いしましたが、「あいにく担当者は手が離せない仕事をしているので、ご自宅から担当者にメールをしてください」とのこと。「電話ではダメなんでしょうか?」との問いに、「ルールですのでメールでお願いします。その際にはお客様の実印を押したプロフィール票の提出が必要になります」とのこと。「相談するだけでもこうしたプロセスを踏まなければ担当者と話しさえ出来ないのですか?」。社員は「申し訳ありません」と頭を下げ、メールアドレスの入ったメモを私に手渡しました。どうしてこんな接客サービスになってしまうのだろう。

レジを通って駐車場に向かおうとしていると、首から調査員という名札を付けた30代の男性が近づいてきて、「当店のサービスについてアンケートをさせていただきたいのですが、どうぞこちらへ」とコンピュータが5・6台設置されたコーナーヘ。調査員はコンピュータの操作法を教えてくれた後、どこかへ立ち去り。一人残されてコンピュータへ入力作業。仕事柄どんな調査をするのか興味があったので丁寧に入力作業。10分を過ぎた頃に、長男から「どこにいるの?早く帰ろう」と携帯電話。「今15問目なのですが、全部で何問あるんですか?」と近くの係員に尋ねると、「全部で45問です」。あと20分もかかると判断しアンケートを中止。サービスマインドをもった人材と、サービスが織り込まれたシステムづくりが重要なのではと感じました。

『七人の侍』を見て

 サービス創造学部経済学担当の岡崎哲郎です。

 

昨日BSで黒澤明監督の『七人の侍』を放送していました。黒澤作品は機会があると見入ってしまうのですが、今回も引きずり込まれました。映画として語りたいことがたくさんあるのですが、今の経済社会につながるエピソードもいくつも見つかります。

 

 現実社会を分析するのに今はゲーム理論という手法が用いられることが多く、サービス創造学部でも経済学の分野の重要科目の一つとしています。私が担当予定です。そこに直接関係するテーマを二つほど。

 

 村を野武士から守るための方針を固める際に、村の一部の家々を見捨てる判断を侍がします。当然、その家に住む人たちは猛反対し野武士に対する備えから脱退しようとしますが、侍は毅然としてそれを許しません。村を守るという行為は、村にとっての一種の公共財なのですが、個々の村人にとっては、自分が犠牲を払わずに村が守られることが望ましいわけです。これを経済学でフリー・ライダー問題といいます。これを許すと、誰も積極的に村のために努力しなくなってしまいます。こうした中でどういった意思決定をするかという問題は、企業内部にもあると思います。なおこのエピソードでは、村全体のために一部の家々を犠牲にするわけですが、これなどは、昔から哲学・倫理学、そして経済学で議論され続けている根本的な問題です。すべてを救うことができない時に誰を犠牲にすべきか?これもゲーム理論や公共政策(これもサービス創造学部には設置されています)で扱うテーマです。

 

 もうひとつ、前半で、村人が侍を探すときに、「種籾のよし悪しは分かるが、侍のよし悪しは分からない」といったセリフが出てきます。これも典型的な経済学やゲーム理論の問題です。この問題には、最近の日本社会での食品の偽装問題と同じ構造があります。ここから企業のブランドや評判の持つ社会的な意味を導き出せます。成功したビジネス・モデルには、この問題にうまく対応しているものが結構見られます。この問題は、サービス創造学部では、経済学入門の講義でも扱う予定です。

 

電車広告

こんにちは.サービス創造学部で経済学を担当する山田武です.

9月のはじめから複数の路線に千葉商科大学のAO入試の車内広告(車額)を掲載しています.これまでに入学試験の面接などで出会った高校生のユニークなポリシーをたくさん書き込んでみましたが,ご覧いただけましたか?私も「血液型だけで人の性格を決めつけない」をポリシーにしています.サービス創造学部の入学審査では書類審査だけでなく面接も非常に重視しています.面接では受験生の言葉を注意深く聞いていますので,書類だけでなく面接もしっかり準備してください.審査会場でみなさんのポリシーや,ビジョンやパッションを聞くのを楽しみにしています.

ところで,車額の一番下には電車内での携帯電話の使用方法の注意が書かれていますが,もう一言メッセージがあるのに気がつきましたか?今度電車に乗ったらチェックしてくださいね.

入学審査のヒントを公開

サービス創造学部の岡崎です。

8月に開かれたオープン・キャンパスの入学審査説明会で紹介した新聞記事を公開しました。このページの右側の特設コーナーにあります。

担当した私の個性が反映されたものとなっていますが、参考にはなると思います。

ディズニーランドにて

こんにちは。サービス創造学部マーケティング担当教員の須永です。

先日、ゼミ合宿でディズニーランドへ行ってきました。

すばらしいサービスを経験すると、こころが豊かになりますね。

そして、ディズニーランドと言えば、

 

アトラクション待ち

 

ですよね。私たちももれなくこの洗礼を受けました。 行列がないとなんだか拍子ぬけしてしまいますが、 ディズニーランドでは少しでもこの待ち時間を少なくするために「ファストパス」というシステムを提供しています。 (みなさん知っていますよね。おそらく説明の必要はないでしょう・・・)

 

ファストパスってすばらしいサービス創造の実例だと思いませんか?

 

ところで、あんな感じのサービスディズニーランド内のお土産屋さん にも導入できないものでしょうか。あの込み具合はハンパじゃない。 そしてもしそれができたら、

 

うちの近所のスーパー

 

にも導入してほしいなぁ。

 

スーパーでお客さんが一番ストレスを感じるのは、実はこの「レジ待ち」なんです。

世のお母さんたちは、それを毎日経験してるんです!

 

レジ待ちのストレスを軽減させてくれるサービス、あったらいいですよね。

ただでさえ並ぶのは嫌ですが、さんざん待ってレジを済ませた後、 1つ買うものを忘れたことに気づき、その1品を持ってまた行列に並ぶストレス。  

・・・悲しくなります。

 

アメリカのスーパーなどでは、このようなお客さんのために、少ししか買わない人専用のレジ(エクスプレス・レーン)用意しているお店が数多くあります。

 

小さなことだけど、人のこころを穏やかに保ってくれるちょっとした気配り。

サービスの価値は、見た目の華やかさで決まるとは限らないですね。

人間と似てるかな。

サービスに関連した記事紹介

サービス創造学部経済学担当の岡崎哲郎です。

サービス創造学部では、入学審査で皆さんのvisionpassionを見たいと思っています。そのために、「サービス」に関連するレポートの作成を課題としました。レポートを題材にして面接で皆さんと会話をしたいと思います。

ただ、「サービス」の持つ意味がまだ日本社会で浸透していない中で、この課題はハードルの高いものとなっていると思います。そこで、オープン・キャンパスで「サービス創造」につながる記事を幾つか紹介させてもらいました。そこで紹介した記事を改めてWEB上で紹介する準備を進めいています。その中の一つをここで簡単に紹介します。

 826日のダイヤモンド・オンラインで、『週刊ダイヤモンド』編集部の佐藤寛久氏が、『米TIME誌も「世界一クール」と絶賛!アフリカで売れまくる住友化学の蚊帳』という記事を発信しています。蚊帳がアフリカで取引されているという記事です。アフリカでは蚊を媒体とした伝染病が問題になっており、そこで日本に古くからある蚊帳が効果を発揮しているわけです。蚊帳そのものは製造物ですから、普通は「サービス」とは言いません。ですが、その蚊帳をアフリカで利用しようとする発想がすばらしいですし、そこが正に「サービス」となっています。このアイデアによって数え切れないほどのアフリカの人たちの命が救われていると思うと、こんな晴らしい「サービス創造」は稀有だと個人的には思ってしまいます。この蚊帳に関しては、例えば北岡伸一氏の『国連の政治力学』の中で紹介されていて、以前から知ってはいました。この記事を読んで、改めてサービス創造学部を志望している皆さんに紹介しようと思ったしだいです。

今の社会で必要とされているものに対するアンテナが敏感に働き、しかもそれを実際の経済活動につなげてしまう。そんな人材をサービス創造学部で育成したいと強く思ってしまいます。