心に残るとんかつ屋さん

こんにちは。サービス創造学部マーケティング担当の須永です。

去年の冬にこんなことがありました。

仕事帰りに駅ビルの中にあるとんかつ屋さんで食事をした時のことです。

注文した食事を運んでくれた従業員の方(若い男性)が、ウエイトレスにこんな指示を出しているのが聞こえてきました。

「後で○○番さんにお水を持って行って。風邪薬がデーブルに置いてあったから。」

彼は小さい声で指示を出していましたが、その近くに私が座っていたため、聞こえてきたのです。

そしてそのウエイトレスさんは私にお水を持ってきてくれました。

そう、○○番さんとは私でした。風邪気味だったので食後に飲もうと何気なく薬を出しておいただけなのです。そのお店はお客さんに温かいお茶を出していたので、後でお水をお願いするつもりでいました。

そういうマニュアルがあるのかないのか分かりません。小さなことだと思いますが、私には彼の優しさがとても温かく感じました。以来、そのお店には好意的な気持が続いていますし、その小さいけど温かい気づかいが今もこうして私の心の中に残っています。