学会理事会に出席して

学部長の吉田優治です。

連休をいかがお過ごしでしたか。私は、12日(月)「全国四系列教育会議」の理事会に出席してきました。経営学・商学・会計学・情報科学の大学教育について議論するための会議(学会)です。会議のメンバーは、経営学部や商学部の現職・歴代の学部長・学科長を中心に大学教育に関心のある先生方です。この会議は、今夏、「ビジネス系大学教育会議」に名称を変更する予定です。

理事会で議論になったのは、今後の学生教育にあたり、「理論教育」を重視するのか、他方、「実践教育」を重視するのか、といったものでした。それぞれの先生方の教育観、各大学の教育哲学や現状が披瀝され、たいへん面白い議論になりました。結論は出ませんでしたが、「理論教育の重要性」とともに「多様な産学連携の重要性」・「実践で活躍できる人材の育成をめざす」という点で参加者の多くが共通の理解をしていることが明らかになりました。また、多くの先生方が「感動する」ことの重要性を強調されていたことが印象に残りました。「知る」・「実践する」という前に、「感動する」ことが必要であるという主張です。

こうした他大学の先生方との議論からも学ばせていただきながら、「サービス創造学部」は「進化し続ける学部」として学生・保護者の皆さん、そして社会や産業界からの期待に応える教育活動を展開していきたいと考えています。夏に開催される同会議の年次大会(大会テーマ:社会人基礎力の育成)には、新学部の教職員と一緒に参加できればと考えています。