経済学担当の湯之上英雄です。
学部活動日・企業見学として、学生20名と(株)資生堂を訪問しました。
企業の説明の最初に、
「モノを創って、価値を生み出してきたメーカーが、
商品をお客さまに届けるサービスにも目を向けている」
ということを教えていただきました。
私たちが、
「サービス創造をどう学んでいけばいいのか」
を考えさせられる一言ですね。
見学では、お客さまセンターを見せていただきました。
お客さまからのご意見を全体で共有して次の商品に繋げていく、
お客さまセンターは、まさにサービス創造の最前線です。
オペレーターの机の上には、小さな鏡が置かれています。
お聞きしてみると
「電話なのでこちらの表情はお客さまには見えないが、
不機嫌な表情で応対すれば、それが言葉に乗ってお客さまに伝わってしまう。
だから、いつもにこやかに応対できるよう鏡を机の上に置いている」
のだそうです。
特に取り決めているわけではなく、オペレータの方が自主的に置かれているとのこと。
社員一人一人が、よりよいサービスづくりに取り組んでいるのが伝わってきました。
また、社員の方々の資生堂製品に対する熱い思いが、ことばの端々から感じられ、
学生たちは、モノづくりの厳しさと楽しさを肌で感じていました。
サービス創造学部ならではの企業見学。
今日の感動を、ぜひ今後の学生生活に生かしてほしいと思いました。