2010年 北京の旅


千葉商科大学サービス創造学部の情報科目担当の神保雅人です。

昨年度は学生プロジェクトのうち中国プロジェクト担当ということで,4月末にサービス創造学部の提携先の上海立信会計学院経貿学部よりゲストをお迎えして以来,6月には吉田学部長と上海に出張し,7・8・9月を『学生的上海』というツアー企画を学生がJTBの担当者の方と共に立案し,調整することに対しての指導に費やし,10月には実際の上海ツアー,それが終わったら1月に上海立信会計学院の御一行をお迎えするための第2期中国プロジェクト,という調子で1月下旬までを過ごしました。

3月の下旬に,2001年の夏以来8年半ぶりに北京に出張しましたので,中国に始まり中国に終わった年度となりました。この記事の表題は映画好きまたはSF好きの方ならピンとくるものがある筈です。

下の写真は北京で撮影したものですが,空港に着くと,先ず看板の表示は中国で使われている『簡体字』と英語とで表記されています(写真1)。駐機場から出口に向かう乗り物は無人運転のシャトルです(写真2)。空港から市街地に向かうには,電車が便利ですが,切符売り場の窓口で駅名を中国語の発音で告げなければなりません。ここでは「东直门(Dongzhimen)」と告げて切符を購入し,Airport Expressに乗りました(写真3)。市街地の地下鉄に乗り換える際には,更に「人民大学(Renmindaxue)」と告げて切符を購入しました。

この市街地の地下鉄ですが,ホームには大きな液晶画面が沢山設置されていて,音声も流れ,様々な宣伝が行われています(写真4)。車内でも日本の電車のような液晶画面広告がありますが,こちらも音付きです。また,日本でもよく見かける壁面と錯視とを利用した動いて見える広告もあります。昔とは全く別の土地に来たのではないかと思われる程の変貌ぶりでした。

新入生の皆さんとは,明日の入学式以降に顔を合わせますが,是非,英語や中国語を学んで,周辺の国々の様子を気に掛けていただきたいと思います。