「本気で外国語を習得したくなった」ら

学部長の吉田優治です。

サービス創造学部は、「本気で外国語を習得したくなったときが、高い学習効果を期待できるとき」と考えています。自分の学生時代の経験も踏まえて考えれば、外国語の講義は、学生にとって「必修科目だから受講する、卒業要件単位だから単位取得のために頑張る」というのが一般的。定期試験に合格して、単位が取れればそれで終わり。教育方法にも課題があるのだろうけれど、学生たちがこんな態度で外国語学習を進めても、高い学習効果を期待するのはかなり困難です。

公式サポーター企業からのゲストスピーカーの話を毎週シャワーのように浴び続け、「ニュース解説クラス」で社会的な出来事を理解し、学部オフィシャルプロジェクトに参加して活動から学び、さらにさまざまな学問から学ぶプロセスで、「外国の人たちと交流したい・話がしたい」、「外国のことをもっと知りたい」、「海外で活躍したい」という意識が学生たちにきっと醸成されるはず。サービス創造学部は、そのタイミングを逃さず、外国語を習得するための機会と場を学生たちに提供します。

選択科目の英語や中国語のクラスとは別に、10:40の学部講義開始前のモーニングクラスには、「Kevin’s Aloha Cafe」、「上海チャイニーズカフェ」を開店中です。このカフェ(有料プログラム)では、ハワイ出身のKevin特命講師や上海出身の施 敏客員講師が、コーヒーや中国茶、ドーナッツや飲茶を一緒に楽しみながら外国語と同時に、各国の産業・歴史・文化・習慣などを教えています。参加している学生からは,かなりの好評を得ています。大学における新しい外国語習得のスタイルです。今後、外国語習得を希望する学生が増えることが予想されますので、学部では外国語習得のための機会と場をどのように提供するのさらに検討を進めています。いつでも学べるE-ラーニングシステムの活用も一つの選択肢でしょう。

「本気で学びたくなったときが、最高の学習効果を期待できるとき」。サービス創造学部は、すべての教育において、学生が夢や目的を実現することに本気になったときに、本気で経験できたり、本気で学習できる機会や場を提供します。一人でも多くの学生が「本気で外国語を習得したい」と教員や学部オフィスに相談に来る日を待っています。