それぞれの年度末

学部長の吉田優治です。

桜はいつもと変わらず咲き始めました。「サービス創造学部」は、3年目の春を迎えます。そのための準備をいま着々と進めています。

25日(金)に新年度スタートのための「学びのガイダンス」が開かれ、多くの学部学生たちが再び大学に戻ってきました。昨日29日(火)には、新2年生とゼミ担当教員が、昨年度の振り返り、新年度の目標設定、履修科目などを個別面談方式で話し合う「ラーニングパス(Learning Path)」を実施。夕方からは新3年生とゼミ担当教員がゼミ単位で集まり、新年度の学習計画などについて話し合いう機会を持ちました。就職を控えた新3年生たちが、学生プロジェクトへの参加、資格試験、語学学習などに積極的に取り組もうとしている姿が印象的でした。

知り合いの家庭では、大切に育ててきた一人息子が3月無事に大学を卒業し、4月1日の入社式の後、地方での3週間の新入社員研修を経て配属先が申し渡され、配属先に直接赴任の予定。ご両親は、社会人として旅立つ息子の成長に期待しながらも、一抹の寂しさを感じているとのこと。

他方、我が家の息子も大学入学を機に一人暮らしをすることになりました。嬉々として引越し準備をする息子を前に、私も一人の親として少し複雑な心境。こうして親元を離れて頑張る多くの学生たちを、親に代わって温かく、そして厳しく見守り、成長させたいと心新たにしています。

新しい春を迎える準備が、桜が咲く日本中いたるところで行われています。