OB/OGから学ぶもの

いつまでも暑いですね。サービス創造学部・今井重男です。

昨日(9月10日)に大学へ行った時のことです。午後、体育館裏の剣道場の前を通ると、「エイッ」と気合の入った大きな声が聞こえます。「どこの部活だろう」と思って中をのぞくと、私が部長を拝命している体育会少林寺拳法部が秋の大会を控えて練習をしていました。真夏と同じように昼間は30℃を超す残暑厳しい土曜日の昼下がり、部員たちは顔から汗を吹き出しながら練習に精を出しています。

一人一人を追っていると、現役部員に混じって数多くのOB・OGの姿がありました。初代主将である石原吉洋先輩はじめ、歴代幹部の皆さん、この春にOB会の会長となられた森澤和美先輩(サービス創造学部特命講師)のお顔も見えます。OB拳士の方々は、“口述指導”ではなく学生と一緒になって飛んだり跳ねたり“実践指導”をされていました。

何年、何十年も前にご卒業された先輩から直接指導を受けられる、そのような交流があるのは素晴らしいと思います。学生たちは技術のみならず向後の生き方や姿勢といった心の部分まで、まさしく「拳禅一如」(注)、先輩の姿から刺激を受けて学んでいるものと感じられたひと時でした。

(注)「拳禅一如」:「拳」は肉体を、「禅」は精神を意味し、双方は一体をなすものととらえ、身体と心をバランスよく修養する、という少林寺拳法の特徴の1つ。 出典-少林寺拳法公式サイト

◆千葉商科大学体育会少林寺拳法部HP
http://cuc27shorinji.client.jp/