投稿者「今井 重男」のアーカイブ

成長が感じられる学部生、社会で活躍する卒業生に会うのは、とても嬉しいことです。


千葉商科大学サービス創造学部長の今井重男です。

本日、大学主催の「第14回CUCアライアンス企業フォーラム」が開催されました。アライアンス企業とは、千葉商科大学と就職に関する協力協定を結んだ企業のことで、その数は現在780社に及びます。本日のフォーラムには、アライアンス企業260社にご参集いただきました。

3部構成の第一部に学部での学びを学生が語るプログラムがありました。赤いTシャツを着てプレゼンするのは、千葉ジェッツプロジェクトで活躍する米内さん。およそ500名を前に、プロジェクト活動を中心に、いきいきとプレゼンテーションしてくれました。

2枚目の写真はフォーラムに参加くださった株式会社ヤナセの採用課長 遠藤さんと総務の大泉さん。遠藤課長は、私の前職ヤナセ時代の同僚で、大泉さんは私のゼミ卒業生(2016年卒)です。「いい学生がいたら、ぜひ紹介してほしい」と話をしてくださいました。

また、フォーラムでは「第1回OB-OG OF THE YESR」の表彰がありました。本学卒業後にアライアンス企業で活躍する方を企業から推薦いただき、学内審査を経て決定します。審査は、①社内外にインパクトを与えた、②果敢にチャレンジしている、③周囲を巻き込むチカラ、④エポックメイキングを審査基準に行われました。栄えある第1回の入選者として2014年にサービス創造学部を卒業した、広島建設株式会社に努める安村美咲さんが選ばれました。安村さんも前出の大泉さん同様に今井ゼミの卒業生で、大学時代から前向きな女性でしたが、それは社会人となった今でも変わらないのだと思います。

成長が感じられる学部生、社会で活躍する卒業生に会うのは、とても嬉しいことです。これからも、一所懸命に学部教育に不断に努力しなければ、と決意を新たにしました。

真夏の汗だくフィールドワークの後は、おいしいイタリアンで愉悦のひと時を‼


サービス創造学部長の今井重男です。
本日、次女(小4)の夏休みの課題「多摩川を調べる」で、河口右岸をフィールールドワークしました。電車バスを乗り継ぎ川崎市殿町へ。多摩川岸から臨む向う岸には東京国際空港(羽田空港)が広がります。バス降車後に堤防上の舗道を歩くこと片道1.5㎞で河口標識につきました。暑い中、汗だくになり歩き調べた後は、パワーランチと称しラ・チッタデッラにあるIL PACIOCCONE DI CHIANTIへ。このお店はイタリア政府認定(国際認定「MOI(イタリアホスピタリティー国際認証マーク)」)を取得した学部公式サポーター企業のクオルス社が経営しています。同社の銀座店舗TRATTORIA del PACIOCCONEでは現在学部3年生がインターン研修を受けています。
歩き疲れた私たちは、マルゲリータピザに、トマトソースのスパゲティに、お肉いっぱいのタリアテッレに…、それからキンキンに冷えた白ワインのカラフェを2つでいただき、最後に長女のお土産ピザ一枚をいただきました。次女の多摩川河口の学習以上(?)に、改めてイタリアンを学ぶお盆の一日となりました。和田正博店長、ごちそうさまでした!!

http://www.quals.jp/il_pacioccone_di_chianti/

中村秋生教授のご冥福をお祈りします。


【ご報告します】本学部の中村秋生教授が、本日ご逝去されました。謹んでご報告いたします。本日、ご自宅にお伺いしてまいりました。
葬儀(26日お通夜・27日告別式)につきましては、千葉商科大学教務部(サービス創造学部担当:047-373-9752)までお尋ねください。
合掌。

====学部教職員の皆さまへ======

雨水を過ぎましたが、霙混じりの冷たい雨がそぼ降る朝です。
さて、本日は大変残念なお知らせがあります。
中村秋生教授が本日未明にご逝去されました。
中村教授はサービス創造学部開設前より今日まで、学部運営に深く関与くださり、その存在は唯一無二でした。開設十年の節目を機に、さらなる学部発展に寄与いただけるものとご期待申し上げておりましたところ、昨夏にご体調を崩されご加療を続けていらっしゃいましたが、薬石効なく天に召されました。突然のことに驚きますと同時に、ただただ残念な気持ちでいっぱいです。
最後にお目にかかったのは今月十九日の教授会でした。薬の副作用が強く表れたせいか、「今日は調子が悪い。これじゃ、病人と勘違いされてしまう」と、いつもの笑顔で話されていました。サービス創造学部を愛してくださり、学部全体を良い方向へと導いてくださいましたことに、心より感謝申し上げております。
衷心よりお悔やみ申し上げますとともに、取り急ぎまして、書中にてお知らせいたします。

平成三十年二月二十二日

サービス創造学部長 今井重男

熱い熱いHOT ROD CUSTOMからサービス創造を学ぶ。


サービス創造学部学部長の今井重男です。

まさしく、と頷くばかりの小春日和の昨日、パシフィコ横浜で開催された「YOKOHAMA HOT ROD CUSTOM SHOW 2017」に出かけました。SHOWの主催は、日頃よりサービス創造学部の教育にご協力くださっているMOON OF JAPAN,INC.。今回はご招待を受けて、滝澤准教授とともに行ってきました。

HOT RODとは、1930年代のアメリカの若者が中古車の部品を寄せ集めて手作りした、主に加速力を競い合うカスタムカーのジャンル。 この車(ドラッグスター)を用いて4分の1マイルの出足を競うのがドラッグレースで、形の奇抜さを競うファニーカー、公道を走れるストリートロッドなどがあります。

いやぁ、それにしてもHOT RODはアツい!

会場内外はもちろん、みなとみらい駅から会場へ向かう道すがら、一見してそれと分かるファッションの老若男女が、皆さん目をキラキラさせて楽しそうにHOT RODを語らっていらっしゃる!!!

その昔、アメリカ車の仕事をし、そして5m超のキャデラックフリートウッドを所有していた私も、ワクワクした気持ちになりました。

会場にはMOON OF JAPAN代表のShige菅沼社長もいらっしゃり、来場者と熱心に話されていました。こんなにもオトナを熱くさせるHOT ROD CUSTOM。菅沼社長がMOON OF JAPANを率いることとなった逸話や、経営スピリットから「サービス創造」を学ばせていただいています。

学部プロジェクトは、夏休み中も活動します。【ブライダルセレモニープロジェクト】


サービス創造学部長の今井重男です。

サービス創造学部の公式プロジェクト「ブライダルセレモニープロジェクト」のメンバー4人と、リクルートブライダル総研(リクルートマーケティングパートナーズ)が主催する「GOOD WEDDING AWARD 2017」に参加していきました。

「ブライダルセレモニープロジェクト」は、千葉商科大学国府台キャンパスで結婚式を挙げようと、今年の春に活動を開始しました。教室や学生ラウンジ、食堂、講堂といった大学の施設は、当然ながら結婚式がスムースに行える仕様になっていません。ですから、日頃授業を受ける教室やラウンジを見る目を大転換しなければならず、「ここなら式を挙げられる」という場所を探しだし、「こうした次第なら実施できる」式を創案する、そうしたサービス創造力が求められるプロジェクト活動です。

今回参加した「GOOD WEDDING AWARD 2017」は、日本全国のウエディングプランナーが考えた結婚式プランのコンテストで、660を超える応募の中から選ばれた8人(プラン)の決勝大会でした。「いい結婚式を、もっともっと世の中に。」というテーマで考えられたプランは、①プランニングの内容、②困難を乗り切る力とプランニングに向かう姿勢、の両面で審査され、グランプリが決まる、というものでした。残念ながらプランの内容をお伝えすることは禁じられていますので詳説できませんが、今年のグランプリはローカル線の駅舎で実施する心温まる結婚式プランでした。

一緒に参加したプロジェクトメンバーは、8人8様のプランを見聞きし、自らが創案しようとしている“大学キャンパスでの結婚式”のヒントを多く得られたのではないか、と思います。

◆阿部プロジェクトリーダー

先日のGOOD WEDDING AWARD2017では、私が大学1年から始めたOUR WEDDINGプロジェクトや、今年の春に始まったbridalceremonyプロジェクトと比較しながらプレゼンを見聞きすることができました。どのプランも、結婚式を挙げることを検討している方のニーズに応え、様々な工夫が施されていて、自分が考えていることより遥かに素晴らしい結婚式の内容でした。今回の発表を見て、自分のアイデアが浅いものであったこと、自分が学生目線で見聞きし考えたプランとは全く違う、プロが考える結婚式を肌で感じる良い機会になりました。今後、自分がこれに近いことを行うためには、経験、体験、知識が足りていないことを実感しました。

 

◆田村さん(2年生)

プランナーの話を聞いたのも、プランナーがプロデュースした結婚式についてのプレゼンも初めて聞いたので、とても新鮮で刺激的な時間でした。結婚するカップルはそれぞれに違う思いを持っていて、ほんとうに色々なカップルがいるんだ、ということも理解できました。と同時にプランナーも、独自の強みを持っている人や、1つひとつの演出に強い想い入れがあったり…、つまりカップルとプランナーの思いが結晶したのが結婚式なんだと感じました。そしてそれを実現するためには、プランナーがカップルのことを一番に考えて、さらにカップルについていろいろと知らなければ、いい結婚式とはならないと思いました。

PS:午前中にAWARD会場のヒルトンホテルのチャペル見学もでき、実際に行なっている演出も体感できて貴重な経験となりました。

環境美化用品総合企業No1、創業90周年の㈱テラモトから学ぶ“サービス創造”


サービス創造学部長の今井重男です。

本日3時限の「サービス創造実践2A」は、株式会社テラモトより代表取締役専務・寺本久憲様、営業部・山岡正様、谷古宇望様が来学くださりご講義していただきました。㈱テラモト 製品ラインアップ

右から、授業担当の池田准教授、宮澤准教授。㈱テラモトより谷古宇様、山岡様、寺本専務、今井。

テラモト社は1927(昭和2)年、創業者・寺本信一郎氏が棕櫚(シュロ)の繊維を利用した工業加工品(清掃用品)の製造販売から始まりました。以来、清掃用具のみならず、玄関マット、ゴミ箱、傘立て、人工芝、ポールメッセなど、個人向けからプロ向け、オフィス、工場、店舗、病院、小中高大学向けなど様々な分野へ製品を提供しています。皆さんの身近なもので例えれば、東京メトロ各駅設置のすべてのゴミ箱であったり、東京スカイツリーや全国の空港のJALカウンターのメッセポールであったり、そうです千葉商科大学の各教室に設置の傘立てであったり、これらはすべてテラモト製品なのです。

創業当初は苦労の連続であったと伺いましたが、成功するまでやり遂げるという気持ちで営業を続け、次第にお客様からの注文も増えていったとのこと。現在も、最前線で活躍する営業担当がお客様の要望を受け、それをもとに商品開発を充実しているといいます。こうして永年継続発展したテラモト社は、環境美化用品総合企業No1として本年創業90周年を迎えました。

本日は「快適環境を創造しよう」というテーマで、企業と製品の紹介をいただいた後、学生に対して課題が出題されました。これから1か月に亘り、履修学生はこの課題に対してあらゆる角度から考察します。考え抜いたおもしろい結果発表を期待します。

「公式サポーター企業」アビリティーズ・ケアネット社の冠講座、本日開講!!!


サービス創造学部長の今井重男です。
企業にご協力いただき開講する通称“冠講座”。本日、今学期最初の冠講座「アビリティーズの理念と具体的なサービスの創造」(科目名:サービス創造実践1C・全8回)が開講しました。
時に優しく、時に厳しくお教えくださる(NPO)日本アビリティーズ協会/萩原直三副会長。

この講義は、学部公式サポーター企業であるアビリティーズ・ケアネット株式会社の協力の下、高齢者・障害者あるいは子ども連れの方など、社会が多様性を有していることを学び直しながら、そうした状況における物理的・心理的障壁と合理的配慮がバランスした提供のありかたを学びの目標としています。

アビリティーズ・ケアネット社の歴史は、創業者・伊東弘泰会長(兼社長)ご自身の体験に始まります。1966(昭和41)年、大学卒業を控えた伊藤会長が身体障害を理由に100社以上の企業から就職試験を断られた経験から、心身に障がいのある人たちの自立生活と社会参加を実現する「アビリティーズ運動」を始められ、それが同社の原点となっています。
「わたしは平凡な人間でありたくない。非凡な人間としてできれば〝保障〟よりも〝チャンス〟を選ぶこと…これこそわたしの願いである。わたしは、国家に養われ、卑屈で、怠惰な人生をおくることに満足できない。…」で始まる「アビリティーズの綱領」にその覚悟が明快に表れています。障害を持った人を意識したサービス創造とは何か。履修する学生のみなさんは、この講義を通じて、深く考え、何らかの思いを体得してほしいと思います。

サービス創造学部は、アビリティーズ・ケアネット社のように学部教育に対して積極的に関与いただく企業58社とともに、真のサービス創造人材育成に引き続き取り組んで参ります。

「わたしは平凡な人間でありたくない。非凡な人間としてできれば〝保障〟よりも〝チャンス〟を選ぶこと…」で始まる綱領はコチラ。必読です。

「アビリティーズ綱領」

学部教育の発展に尽力くださる「公式サポーター企業」日本航空株式会社より来学いただきました!


サービス創造学部長の今井重男です。
4月3日の入学式から1週間経ち、大学は春学期の授業が始まりました。
構内あちこちの万朶の桜の下は、どんな授業を履修しようか頭を悩ませる学生達で溢れています。自分の興味関心に忠実に履修登録してほしいと思います。


4月1日スタートの新路線「羽田(東京)~ニューヨーク」線のチラシを手に、右から吉田教授(前学部長)、JAL/前田様、JAL/廣瀬様、今井。

さて本日、サービス創造学部公式サポーター企業である日本航空株式会社(JAL)の前田様と廣瀬様に来学いただきました。JAL社には、2009年の学部開設以来、公式サポーター企業として学部教育に携わっていただきました。公式サポーター企業とは、本学部の教育方針に共感いただき、その維持・発展にご指導賜る企業で、本年度は58社が手を挙げてくださっています。これまでJAL社には、羽田空港・成田空港のオフィスや整備工場見学、大学でのB787・777機長の講演、インターンシップの受け入れ、卒業生のCA採用、CAの教育訓練を基にした立ち居振る舞い講座など、さまざまな案件でご教導いただいています。また、直接的なご指導ではありませんが、学部教職員・学生が飛行機を利用する際にはJAL機を積極的に選び、サービスを受けながら消費者目線でも学ぶように努めています。今日は、本学部のご担当者様が変更になったことに伴い来学いただきました。面会を通じて、JAL社から利用促進アイデアをご提案いただいたほか、大学からは利用者・消費者として歯に衣着せぬ物言いで感想や要望をお伝えし、学部教育の捉え方の一つである「On Campus Real Business Learning」を体化した内容となりました。
サービス創造学部は、JAL社のように学部教育に対して積極的に関与いただく企業58社とともに、真のサービス創造人材育成に引き続き取り組んで参ります。

9年目のサービス創造学部もどうぞよろしくお願いします。


千葉商科大学サービス創造学部長の今井重男です。
吉田優治教授のあと受け、昨日4月1日付けで学部長となりました。どうぞよろしくお願いいたします。

昨日午後に開催された、専任教員・客員教員全員が参加する教員会議にて、学部長として挨拶させていただきました。以下にその内容を掲載いたします。

追伸:明日4月3日午前には入学式があります。サービス創造学部では定員200名を大きく上回る241名の新入学生を迎えます。どんな学生の皆さんにお会いできるのか、今からと~っても楽しみです。

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本日4月1日付けでサービス創造学部長を拝命いたしました今井重男です。
辞令を受け取り、これからの重責を考え身の引き締まる思いに駆られましたが、実際のところは、就任したばかりの“新米”として希望と不安が綯交ぜとなっている、というのが偽らざる気持ちです。しかも、2009年の学部開設以来、フロントマンとして縦横無尽に活躍された吉田優治先生からバトンを受けての学部長であり、どのように考え、どのように額に汗すればよいのか、これの答えを出すのはなかなか難しいことです。
しかし、850名を超える学生をお預かりしている以上、思い悩み立ち止まることなど許されるはずもなく、責任をもって、ひたむきに、全身全霊で教育していかなければなりません。

サービス創造学部の教育の特徴は、学問だけの学びにとどまらず、企業や活動からも積極的に学び、理論だけでなく、その理論を活かすチカラを身に付ける点にあります。これを学部では「学問から学ぶ」、「企業から学ぶ」、「活動から学ぶ」と名付け、全体を「3つの学び」と総称しています。発足して8年の間、この学部で学ぶ学生は、「3つの学び」を通じて「サービスマインド」と「サービス思考力」の大きく2つを体得してきました。「サービスマインド」とは、便利さ・快適さ・楽しさを生み出す大切さを理解する気持ちです。他方、「サービス思考力」は「便利さ・快適さ・楽しさ」を生み出すためのチカラです。別の表現では、アイデアの発想力、アイデア実現のための計画力などとなります。
こうした学部の教育の特徴を最大限活かすのは当然として、どのような考えで職務に臨む決意なのか、3点話をさせていただきます。

まず1点目は、「学生の発展を通じた、教職員の発展」という考えです。ここで申しあげる学生の発展とは、サービス創造学部で学ぶ学生のみなさんに、「この学部で学んで良かった」と思ってもらうことです。「学んで良かった」と思う観点は学生一人ひとり異なりますが、いずれにしましても、学生の皆さんにそのように感じてもらえなければ、私たち学部所属教職員の発展、すなわち教育あるいは研究から得られる充実感ややりがいも物足りないのではないか、という考え方です。ですから、先ずは、一人でも多くの学生が「学んで良かった」と思ってもらえる、そのための教育・研究を優先し、そうした状況を不断に求め続け、その後で、あるいはその過程で教職員が発展する、そんなことを実践したいと思います。

2点目は、私自身が「デリバラブル」を考えのベースにおいて職務にあたる、ということです。このデリバラブルとともにドゥアブルという語も用いられ、元々は人事部の活動指針に用いられました。
たとえば、「あなたの仕事は何ですか?」と、ある研究者が尋ねられたとします。その場合、「経営史研究をやっています」、「中小企業調査をやっています」と回答するのが、ドゥアブルになります。ドゥアブルとは「何をすることができるか」で、先ほどの答えは、「自分のできること」を列挙したことになります。
それに対して、デリバラブルには「相手」が存在します。「相手」に何かを届け、「相手」に役立つことがデリバラブルとなります。先ほどの例でいうならば、「経営で悩んでいる人のヒントとなるような経営史研究をやっています」、「実務の世界で有効なかたちで中小企業調査をやっています」と答えるのがデリバラブルです。私は、学部で学ぶ学生のみなさんや教職員の方々本位に学部長の職務にあたることを誓います。

3点目は、「変化に挑む」ことです。これまでの間、先述の「3つの学び」を通じて「サービスマインド」と「サービス思考力」の大きく2つを身に着けられるよう、あらゆる機会、方法を最大限用いて教育に邁進してきました。そしてそれらの結実した好例が、過去5年間に卒業したすべての学年での99%以上の就職内定率であり、あるいは入学志願者数の堅調な増加であると自任しています。私たちは高い就職率や入学者数増加に体化された教育の有意性に自信を持ちつつも、ここで学部の進化・深化を止めるつもりはありません。つまり「変化に挑む」ということです。これまでのやり方に固執することなく、主体的に変化してゆくことを追求します。具体的な変化の内容については、これから教授会や学部運営委員会で議論し、コンセンサスを得たいと考えます。皆さま方が、今後のサービス創造学部生、あるいは教員をみて、変化を感じていただけるよう一所懸命に努めます。

本日、この会場においでのすべての先生、職員の皆さまに対しまして、高所大所よりサービス創造学部のご支援をお願い申し上げ、学部長の挨拶とさせていただきます。
ありがとうございました。
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