10年前のキッズ大学受講生からのメッセージ

学部長の吉田優治です。

先週、こんなメッセージをfacebookを通じて受け取りました。

「吉田優治教授 こんばんは。千葉商科大学キッズ大学第1期に参加させていただいた、外村康一郎と申します。現在、高校3年生になります。あの頃は小学校中学年でしたが初めて体験する大学キャンパス、加藤寛学長のマクドナルドを通しての経済の講義、またキッズビジネスタウン、テニス等々は本当に楽しい思い出です。ありがとうございました。いつか吉田教授とお会いして楽しいお話を聞かせて頂きたいです。」(本転載は外村君承認済み) 

アッ、キッズ大学を妹さんと受講していた外村君だ。突然のことでびっくりしましたが、うれしくて、うれしくて。下は当時のキッズ大学チラシです。

小学生のためのキッズ大学

私がエクステンション委員会(現・地域連携ネットワークセンター)の初代委員長をしていた2002年、小学生対象のキッズ大学をスタートさせました。大学の教育資源を地域の小学生たちに提供したい。フロリダやボストンの大学が、地域の子供たちに多様な教育的プログラムを提供していることを在外研究期間中に知り、「キッズ大学」という名前の小学生対象プログラムを千葉商科大学に導入しました。あれは10年以上前のことだったんですね。

当時は二人の息子が小学生であったことから、保護者の視点からプログラムづくりに努力したつもりです。「テニススクール」、「ビジネススクール」、各種の仕事を教える「プロフェッショナルスクール」、「英会話スクール」、「フランス家庭料理を学ぶスクール」、「なんでも勉強しちゃうぞスクール」、「ファッションスクール」、「コンサートを企画しちゃおうスクール」、「商店街に出店しちゃおうスクール」など多彩なプログラムを夏休み、春休みに開講しました。現在もキッズ大学は、地域の方々に好評です。毎年2月開催の「キッズタウンいちかわ」はキッズ大学ビジネススクールが発展し、全国からの視察団を迎えるまでの大きなイベントに成長しました。サービス創造学部の設計にあたっても、キッズ大学の経験を随所で活かしました。

キッズ大学を受講してくれた外村康一郎君の成長した姿に接したい。近く、学部長室で外村君に会う予定です。