月別アーカイブ: 2012年5月

facebook「サービス創造学部CLUB」スタート


学部長の吉田優治です。

サービス創造学部のメンバー約850名(学生&教職員)のためのfacebook内グループ「サービス創造学部CLUB」をスタートさせました。目的は、学部内のコミュニケーション活性化と情報共有。参加資格は学部の学生&教職員。もちろん責任を持って楽しくコミュニケーションできることが参加条件です。管理人は学部長&学生有志3名(渡辺明成4年生、小田ひとみ3年生、山田絢美2年生)。希望者はfacebookに登録して、グループ「サービス創造学部CLUB」に登録申請してください。公開レベルは、非公開。誰が登録しているのかグループ外からでもわかりますが、このグループへの投稿内容はグループ外には非公開です。

実は、昨年秋、小田さんと山田さんからそれぞれ学部内の情報共有・コミュニケーション活性化に取り組みたいとの希望が私に寄せられました。話を聞いたところ、学生と教職員で総勢850名近くに成長した学部メンバー間での情報共有が難しいので何とかしたいとの前向きなもの。そこで、以前からfacebook内でSNSについて積極的な投稿を続けていた渡辺君も巻き込み、学部長勉強会と称して意見交換を繰り返してきました。この3名の学生たちから、学部HPのコンテンツやHP活用、SNSとの連動、講義録のWEB配信など次々に提案がありました。もちろんfacebookにもグループをスタートさせ意見交換を繰り返しました。

 

私自身も、1年生の研究入門、ゼミ、ゼミOB・OG「吉優会」、学部長勉強会、千葉ジェッツプロジェクト、体育会テニス部、テニス部OB会、株式会社体育会テニス部、大学時代のゼミOB会などのfacebookグループを通じて、多様なメンバーとのコミュニケーションをやり取りしています。匿名投稿でないので、幸いなことにこれまでトラブルを経験していません。リスクは何処にも発生する危険性はあります。問題が発生してからでは遅いとの声も承知していますが、まずは自己責任で「サービス創造学部CLUB」に登録してコミュニケーションしませんか。850名がいつも繋がっているなんてお金で手に入れることのできない財産です。

学部公認のfacebookグループではありませんが、学部メンバーが365日、24時間つながって、コミュニケーション可能なプラットフォームを創りたいと考えています。そこでの情報共有やコミュニケーションを通じて、たくさんのサービス創造アイディアが生まれれば最高です。

ATM、授業料振込、美術館チケット購入


学部長の吉田優治です。

このゴールデンウィーク期間中、何度か銀行やコンビニのATMで現金を引き出そうと試みましたが、タイミングが悪いのか「現在、このカードでの取扱いはできません」との表示ばかり。銀行HPで調べたところ、引出、入金、残高照会ごとに利用可能な日・時間はバラバラ。また他行やコンビニでのATM利用可能時間などはさらに複雑。なぜこうなってしまうの? これではゴールデンウィークの消費も伸びないだろう。そう言えば、銀行は平日3時に店じまい。窓口業務を利用する社会人には、「仕事を休んで銀行の窓口まで来い」状態。写真は24時間利用可能なアメリカのATMです。

大学だって同じようなもの。数年前に、ある保護者の方から「入学金や授業料の納付はインターネット振込にできないのか。いまどき振込用紙を銀行や郵便局に持参して振り込んでほしいなどとは前近代的。サービス創造学部なら少しは保護者の利便性を考えろ!」と叱られました。すでに税金をインターネットバンキングから納付出来る時代です。お忙しい保護者の方たちには心から申し訳ないと思っています。「会議でご要望は担当部署に伝えたのですが・・・」では、通用しませんよね。大いに反省していますが・・・。

先日、六本木の国立新美術館で開催されている「セザンヌ展」に行きました。正門わきのチケット売り場に傘をさして多くの人たちが長蛇の列。係員によればチケットを買うまで50分待ちの状況とか。セザンヌの絵画を鑑賞する前に、雨の降る屋外で体を冷やし傘をさして50分も行列させるなんて。ご高齢の方もたくさん。これが我が国の国立美術館の悲惨な現状。競争がないからなのか、美術を鑑賞させてやるというお上意識なのか? 美術館の基本理念、設計、運用に問題があるのか。著名な建築家の設計コンセプトを変更することにためらいがあるのか。50分も黙って傘を持って行列している利用者が悪いのか。

美術館の館長に利用者の苦情が届いていないのか、苦情が届いていてもサービス改善するという発想がないのか。館長が、雨の日に傘をさしてチケット購入に50分行列したら美術館のサービス品質は少しぐらい改善するのでしょうか? 私は、芸術作品を鑑賞するような状況ではないと考え、自宅近所の風呂屋で代金470円を払い、心身ともにゆったり、充実した時間を過ごしました。「だよね~」。

サービス創造のマインドや思考力が求められています。サービス創造学部、頑張ります。