学部長の吉田優治です。
中国、台湾、韓国などの大学を訪問すると日本語を学ぶ多くの学生に出合います。たとえば今年2月に旅行プロジェクト企画の台湾ツアーで訪問した淡江大学には、外国語学部「日本語系」という日本語学科があり、約1500名の学生が在籍。日本への関心も高く、リアルな日本企業について知りたいニーズはかなりのもの。一方、サービス創造学部の学生には国境を越えた人々と積極的に交流して、グローバルな視野や発想を獲得してもらいたいと願ってきました。
そこで考えました。
サービス創造学部は、「海外で日本語を学んでいる学生」と「サービス創造学部生」を対象に8月27日から30日まで、本学で「日本語で学ぶサービス創造国際交流セミナー」を開講します。セミナーでは、リアルな日本を理解していただくために公式サポター企業にもご協力いただく予定です。
今年のテーマは、「学生が創造する東京ツアー」です。セミナーでは、東京ツアーの実体験、公式サポーター企業によるレクチャー、各国学生による新しい東京ツアー創造のディスカッション、企業への提案など充実したプログラム。国籍の異なる学生たちによる大学合宿所での3泊4日共同生活もも貴重な異文化交流体験になるはず。外国からのインバウンド観光客を増大させたい日本政府や観光関連企業にとっても興味あるセミナーになるでしょう。
現在、セミナー・タスクフォースが、国際交流センターを通じて各国大学と連絡を取り合い、公式サポーター企業との協議を行っています。海外大学からの問い合わせも相次いでいます。学部内での募集は後日連絡予定です。
この国際交流セミナーは、「日本のサービスを変える」「世界のサービスを変える」サービス創造学部の戦略的プログラムです。夏8月のセミナーに目を輝かせて参集する各国学生たちに会えるのを今から楽しみにしています。