サービス創造学部専任講師の仁平京子です。
株式会社資生堂は、経済産業省補助事業の市場調査ユニットのプロジェクトアドバイザーを務めています。
仁平ゼミナール(研究2「消費者行動とマーケティング」)では、秋学期から、資生堂の企業課題に取り組んできました。 企業課題の研究テーマは、大学生の若者消費者をターゲットにした資生堂の美容アドバイスアプリ「おしえて!ビュー子」のメイクコンテンツ(4月、5月、6月の3ヶ月分配信)とデジタル・コミュニケーション戦略の企画提案です。
仁平ゼミナール(研究2)では、資生堂から提供された社内データを基に、①既存データ(社内データ)の分析、②アンケート調査の仮説の構築、③新規データの収集・分析による仮説の検証というマーケティング・リサーチの一連の流れを経験しました。
<4月チームの発表>
<5月チームの発表>
<6月チームの発表>
3つのチームが、資生堂のプロジェクトアドバイザーに対して、中間報告会(2016年11月)と最終報告会(2017年1月)で企画提案を行いました。 4名のプロジェクトアドバイザーからは、消費者のニーズや企業経営の視点、ビジネスとしての実現可能性から、さまざまな質問やアドバイスをいただきました。
これらの経験は、ゼミ生にとって、目標を達成する過程でのモチベーション(やる気)の維持や成長、さらには、最終報告会終了後の達成感や反省点に繋がっていたように思います。
そして、3つのチームが提案したメイクコンテンツ企画が、2017年4月、5月、6月の3ヶ月分、資生堂の美容アドバイスアプリ「おしえて!ビュー子」に配信されることになりました。
昨日は、ゼミ生とモデルのメイク撮影の現場を見学しました。ゼミ生たちは、自らが考えた企画やアイデアが、実際に、現実化される場面を見て、喜びを感じていました。
今日は、関東地方で「春一番」の強い風が吹き、4月下旬並みの暖かさです。
4月からの「おしえて!ビュー子」のメイクコンテンツの配信が、待ち遠しいです。