サービス創造学部長の今井重男です。
サービス創造学部の公式プロジェクト「ブライダルセレモニープロジェクト」のメンバー4人と、リクルートブライダル総研(リクルートマーケティングパートナーズ)が主催する「GOOD WEDDING AWARD 2017」に参加していきました。
「ブライダルセレモニープロジェクト」は、千葉商科大学国府台キャンパスで結婚式を挙げようと、今年の春に活動を開始しました。教室や学生ラウンジ、食堂、講堂といった大学の施設は、当然ながら結婚式がスムースに行える仕様になっていません。ですから、日頃授業を受ける教室やラウンジを見る目を大転換しなければならず、「ここなら式を挙げられる」という場所を探しだし、「こうした次第なら実施できる」式を創案する、そうしたサービス創造力が求められるプロジェクト活動です。
今回参加した「GOOD WEDDING AWARD 2017」は、日本全国のウエディングプランナーが考えた結婚式プランのコンテストで、660を超える応募の中から選ばれた8人(プラン)の決勝大会でした。「いい結婚式を、もっともっと世の中に。」というテーマで考えられたプランは、①プランニングの内容、②困難を乗り切る力とプランニングに向かう姿勢、の両面で審査され、グランプリが決まる、というものでした。残念ながらプランの内容をお伝えすることは禁じられていますので詳説できませんが、今年のグランプリはローカル線の駅舎で実施する心温まる結婚式プランでした。
一緒に参加したプロジェクトメンバーは、8人8様のプランを見聞きし、自らが創案しようとしている“大学キャンパスでの結婚式”のヒントを多く得られたのではないか、と思います。
◆阿部プロジェクトリーダー
先日のGOOD WEDDING AWARD2017では、私が大学1年から始めたOUR WEDDINGプロジェクトや、今年の春に始まったbridalceremonyプロジェクトと比較しながらプレゼンを見聞きすることができました。どのプランも、結婚式を挙げることを検討している方のニーズに応え、様々な工夫が施されていて、自分が考えていることより遥かに素晴らしい結婚式の内容でした。今回の発表を見て、自分のアイデアが浅いものであったこと、自分が学生目線で見聞きし考えたプランとは全く違う、プロが考える結婚式を肌で感じる良い機会になりました。今後、自分がこれに近いことを行うためには、経験、体験、知識が足りていないことを実感しました。
◆田村さん(2年生)
プランナーの話を聞いたのも、プランナーがプロデュースした結婚式についてのプレゼンも初めて聞いたので、とても新鮮で刺激的な時間でした。結婚するカップルはそれぞれに違う思いを持っていて、ほんとうに色々なカップルがいるんだ、ということも理解できました。と同時にプランナーも、独自の強みを持っている人や、1つひとつの演出に強い想い入れがあったり…、つまりカップルとプランナーの思いが結晶したのが結婚式なんだと感じました。そしてそれを実現するためには、プランナーがカップルのことを一番に考えて、さらにカップルについていろいろと知らなければ、いい結婚式とはならないと思いました。
PS:午前中にAWARD会場のヒルトンホテルのチャペル見学もでき、実際に行なっている演出も体感できて貴重な経験となりました。