2010年度「熱血講座」最終講義を終えて

 こんにちは、「熱血講座」を担当する、サービス創造学部の今井重男です。

 本日、2010年度「熱血講座」の最終回の講義がありました。この講座は千葉商科大学を卒業後に産業界はじめ各界で活躍している同窓生の方々をゲストお迎えし、学生時代、卒業後の進路での出来事から人生についてまで幅広いテーマで熱く語ってもらう3学部共通科目です。「熱血講座」は一昨年、後輩たちのために何か貢献できたらと願う同窓生たちの集い「熱志会」のメンバーに、自分たちの仕事や経験を学生に熱く語りかけてほしいと島田学長が提案しスタートしました。1、2年目は吉田優治教授(サービス創造学部長)が担当し、本年度は私が担当させていただきました。

 最終回のゲストは、本年度にご登壇くださった方のアンコールアワーとして、株式会社まごころ一級屋を経営されている大野誠治様でした。講義の最後には、働きづめで働いてきた人生の苦しい時に聴いた、ゆずの『栄光の架橋』を学生とともに歌いました。

 学生たちの成長を願い、仕事の合間を縫って準備をし、講義に駆けつけてくださる同窓生が、青春時代を過ごした母校の教壇で、後輩たちに様々な経験やそこから学んだことを歯に衣着せず熱く語る。すると学生は、熱く話をする同窓生を熱い眼差しで見つめ聴講します。学生はきっとその瞬間に何かを学び得ているものと確信します。

 実は現役学生が同窓生からこのような形で話を伺うことは、珍しいことなのかもしれません。1月8日に吉田学部長が書いた「サがつくブログ」にもある通り、本年1月5日(水)の朝日新聞(朝刊)1頁の特集記事『教育 あした④』に「熱血講座」の記事が掲載されました。そして今日はTBSの朝の番組「みのもんたの朝ズバッ!」の取材があり、スタッフが講義風景を撮影し、講義の後に吉田学部長と私がインタビューを受けました(2月中に放送予定。放送日が決まったら、ブログなどでお知らせします)。講座の担当教員として、現役学生にとって「熱血講座」が、同窓生から知恵や生き方を生で学ぶ場としてあり続けるよう私自身熱い気持ちで取り組んでいきたいと思います。

 最後になりましたが、登壇いただいた同窓生はじめすべての同窓生、それから履修してくれた現役学生に対して本年度のご協力に心から感謝を申しあげます。