専任講師の石井裕明です。台風15号の被害にあわれた方に心よりお見舞い申し上げます。
さて、7月にこの「サがつくブログ」でもお知らせいたしましたが、9月15日(木)から9月18日(日)の3泊4日で上海立信会計学院経貿学部との交流プログラムに行ってまいりました。メンバーは、教員が吉田先生、神保先生、モーニングクラスを担当していただいている施敏先生に私を加えた4名、学生が3年生男子6名と2年生女子3名の9名、全員で13名のツアーとなりました。
一日目は朝9時に成田空港に集合。特に目立った遅刻もなく順調な滑り出しです。
10時55分発の飛行機で一路、上海浦東国際空港へ。
現地に到着した直後、参加メンバーの一人が言った「中国の臭いがする」という言葉が印象的でした。私もそれほど海外経験が豊富というわけではありませんが、確かに行った国それぞれに「臭い」があるように思います。五感全てで海外の空気を感じる。こういう経験がきっと将来の糧になるはずです。
上海浦東国際空港から立信会計学院のある松江区まではバスで2時間弱といった所でしょうか。バスの中での学生達の様子を見ていると、急速な経済発展を遂げている上海の景色を見ながら、それを作り上げているパワーも感じていたようです。
一昨年の中国プロジェクトなどに参加した方は分かると思いますが、大学近辺に到着してまず驚くのは圧倒的なキャンパスの広さです。松江区の大学城という区画には7つの大学が集まっているそうですが、それぞれの大学が広大な敷地に独自のデザインの建物を有しています。立信会計学院はその中ではそれほど大きな方ではないそうですが、それでも本学の20倍以上もの敷地面積を誇るそうです。中国の大学教育にかける意気込みを強く感じました。
立信会計学院に到着すると、教員の皆様と学生の皆様から手厚い歓迎をしていただきました。学生の皆様は全員が日本語で自己紹介をしてくださいました。中には日本のドラマが大好きという方もいて、本学の学生も一気に親近感を覚えたのではないかと思います。
一通り、お互いの紹介が済んだら、教員と学生に分かれ、それぞれ交流を持ちました。学生グループは大学城で一番の繁華街に連れて行ってもらい、一緒に食事をしたり、街を散策したようです。我々教員は、湖のほとりにあるレストランで本場の中華料理をいただきました。食べきれないほどのおもてなしをいただきながら、教育や研究、プライベートなことまで様々な話をすることができました。後で聞いてみたところ、学生に用意してくださった食事も食べきれないほどだったそうです。立信会計学院の皆様の温かいおもてなしに感激いたしました。
宿泊は一昨年と同じ,上海新沙瓏国際酒店(Shanghai New Chalon Hotel)でした。翌日の活動に思いをはせながら夜は更けていきます。