学部長の吉田優治です。
プライベートで「フラノ寶亭留」に1泊2日。このホテルは、北海道富良野にある25部屋の小規模ホテル。2010年度のJTBサービス調査(27部屋以下の部門)で全国最優秀賞を受賞。今春、学部の公式サーポーター企業になっていただいた「株式会社第一寶亭留(本社:定山渓)」の7番目のホテルです。まだ周辺の積雪は1メートル以上。ただただゆっくり時間を過ごす。温泉、岩盤浴、サウナ、エステ、フランス料理、上質な空間と接客サービスで、1泊2日を超える癒し。プロのホテルマン達のおもてなしの心が疲れた心身を癒してくれました。
昨晩、帰路の旭川空港は3月末というのに猛吹雪。昨晩中に東京に戻るのをあきらめていました。しかし、東京からやってくるJAL機のために吹雪の中を大勢の作業員が滑走路の除雪作業。乗客を乗せてJAL機が定刻を20分遅れで動き出すと、複数の整備士が滑るランプウェイを懐中電灯を持って機体を追いかけ、滑走路前でいったん止まったJAL機を懐中電灯で着雪状況チェック。そして滑走路に向かうJAL機に向かい吹雪の中でいつまでも手を振り続けていました。整備士たちの気持ちが伝わりました。羽田への空路は冬型の低気圧の影響で気流も悪く、雲の中。管制塔からの指示、計器使用、キャビンアテンダントの接客、運航乗務員の操縦技量で強風の羽田にソフトランディング。旭川から羽田に向かう満席の乗客をJAL機は、到着時刻から20分遅れただけで安全に運びきりました。多くのプロの社員が関わりました。
プロの仕事、プロのサービスって凄いです。今日から大学は2012年度の学事歴がスタートします。「サービス創造学部」の教職員は、学生を育てるプロとして今年度も仕事を責任と誇りを持って続けます。学生にはプロの仕事、プロのサービス創造者になってほしいと願っています。