投稿者「湯之上 英雄」のアーカイブ

シドニーにて

専任講師の湯之上英雄です。

研究セミナーがAustralian National Universityで開催されましたので、 オーストラリアの首都であるキャンベラを訪問しました。

帰国の途中、飛行機の乗り継ぎの関係でシドニー市内を 散策する時間を持てましたので他大学の先生と、シドニー市内を歩いていました。

何となく、空を見上げると小型飛行機が文字を書いています。 最初は広告か何かかなと思っていました。

しばらく見ていると、こんな風になって・・・

なんと、プロポーズだったようです。ステキですね。 文字が電線と重なってしまったのは、 上空の風によって、文字が流されているからです。

一緒に歩いていた先生たちと「成功するといいですね。」 といったことを話していましたら、上空に文字が追加されます。 どうやら結果報告のようです。 空を見上げてくれた第三者の我々に対する配慮もしてくれているみたいです。サービス精神旺盛ですね。

おめでとうございます。末永くお幸せに。

旅の疲れを忘れさせてくれた一時でした。

チバテレ・プロジェクト:バニラビーンズさんにインタビュー

チバテレ・プロジェクト担当の湯之上英雄です。

1年生は、チバテレをもっと若い視聴者に知ってもらおう、という目標のもと、
チバテレが発行するタイムテーブル(広報誌)について、
1年間をかけて調査分析を行い、学習してきました。

その活動もいよいよ最終段階に入り、いよいよタイムテーブルの記事作りに挑戦です。

独自に実施したアンケート調査の結果から、
10~20歳代の関心の高い音楽番組を取り上げることになり、
ONGAXの紹介記事を書くことになりました。

ONGAXは、4月からリニューアルされて、
バニラビーンズさんが新しく司会者を担当されます。
バニラビーンズさんにとって、初めての司会担当だそうです。
(こぼれ話ですが、バニラビーンズさんの初めての学祭ライブは
 昨年度の千葉商科大学の学祭だったそうです。不思議な縁ですね。)

取材にお伺いした日は、初回分の撮影日とのことで、
ロケにも同行させていただき、見学してきました。

最小限の人数でロケを行っているのにもかかわらず、
バニラビーンズさんや撮影スタッフの方々は、
ロケ中、少しでも手が空けば、学生に話しかけてくださいました。
こうしたサービスのプロだからこそ持っているやさしさやサービス精神を、
ぜひ学生には、学んで欲しいなという思いながら、ロケの見学をしていました。

4時間ほどのロケの後、いよいよバニラビーンズさんへのインタビューです。

学生ならではの視点で記事に仕上げるべく、インタビューの質問内容や構成を
何度も練り直してきたことが、たった10分間で試されるのです。
学生は、一回勝負の緊張感と戦いながら、一生懸命質問をしていました。

その思いが通じたのでしょうか、撮影でお疲れなのに、
予定時間を大きく超えてのインタビューにとても丁寧に答えて下さいました。

夢を追いかけている学生や若者に対して、
「世界は(目の前に見えている世界だけでなく)まだまだ広くて、
 若い間ならいくらでも成長できる。がむしゃらにがんばって欲しいです。」
とのエールも送られていました。

現在、1年生はインタビューを終えて、記事の執筆中です。
どんな記事に仕上がるのか、どうかご期待ください。

直前の打ち合わせ。

オープニングの撮影中。

作家兼プロデューサーの元生氏から撮影についてショートレクチャーを受けています。

インタビューの様子。本当に気さくな方たちでした。

チバテレ学生プロジェクト:活動報告会議(チバテレ本社)

チバテレ学生プロジェクト担当の湯之上英雄(経済学担当)です。

プロジェクト実践Aの一環として、2月10日にチバテレ本社にお伺いして、
これまでの活動報告とこれからの活動予定についての会議に参加しました。

1年生の活動報告では、11月の学祭で取ったアンケート結果をもとに、
『タイムテーブル』で取り上げる番組について検討した結果を報告しました。
今回のアンケート結果から音楽番組に焦点を当てたいとの報告でした。

2年生は、サービス創造学部をPRするCMについて、絵コンテの報告です。
三つの案が提出され、それぞれ絵コンテの趣旨説明が行われました。
2年生も独自にアンケートを取っていて、その結果に基づいた絵コンテが披露されました。

チバテレから小森様にご参加いただき、
1年生には番組選定についてのアドバイスとご意見をいただきました。
2年生に対しては、良かった点に加えて、
アンケート結果をもっと有効に使うべきだといったコメントなどをいただきました。

学年ごと、それぞれに高い水準が求められていて、
1年生も2年生も、まだまだ検討課題はたくさん残されていますが、
決して超えられない水準ではないと思います。

これから、春休み。
授業の無い自由な時間を使って、どれだけプロジェクト活動を高めていけるのか、
期待を込めて見守っています。

サービス創造学部ならではの「活動から学ぶ」「企業から学ぶ」が、
プロジェクト実践Aの講義の中で実を結びつつあります。
4月からは新年度が始まりますので、新入生も含めて、ぜひ多くの学生のみなさんに、
プロジェクトを経験して欲しいと考えています。

第1回交流ゼミ(CUBE:倉本ゼミ&CUC:湯之上ゼミ)

専任講師の湯之上英雄です。

学期末試験も終了し、春季休暇中ですが、私の担当する研究ゼミでは、
甲南大学マネジメント創造学部の倉本宜史先生のゼミを招いて、交流ゼミを実施しました。

倉本先生とは大学院の同級生で、同じ先生に教えを請うた兄弟弟子です。

サービス創造学部とマネジメント創造学部。
名前が似ている二つの学部で、図らずも同級生が西と東に別れてゼミを持つことになるので、
「お互いの担当するゼミ生が、どこかで交流できる場が作れるといいね」
と、2年前から構想を温めていた交流ゼミがようやく実現しました。

ちなみに、CUBEはマネジメント創造学部の愛称だそうです。
本学のCUCと綴りが似ているところも、不思議な縁を感じます。


湯之上ゼミの発表。


倉本ゼミの発表。

初日の2月8日には、地域経済や公共サービスをテーマに設定して論文を作成し、
プレゼンテーションと質疑応答を行いました。

質疑応答の時間では、時に厳しい質問も飛び交いましたが、
地域経済や公共サービスについて考えてきたからこそ、お互いに理解できる部分もあったようで、
倉本先生と私が期待した以上のディスカッションが繰り広げられていました。


対抗ゼミの休憩時間には、地元市川の和菓子屋「島村」さんの創作お菓子をみんなで食べました。

二日目の今日(2月9日)は、勉強以外でも交流を深めるために東京観光を行いました。
サービス創造学部では、1年生の時からホスピタリティについて学習しています。
東京のことを基本的にはよく知らないゲストをどうおもてなしするかを、
論文作成と並行して、こちらも半年くらいかけて準備してきました。

「東京に来ても、他の機会だと行かないところを」
という倉本ゼミさんからのリクエストを受けて、
築地市場から、国会議事堂そして秋葉原を観光しました。
論文発表やディスカッションといったフォーマルな場だけでなく、
観光というカジュアルな場で、交流を深められたのではないでしょうか。

西と東で偶然同じ時期にできた学部の学生同士。
いろんな縁が重なり合って、今回の交流が持てたのですから、
これからも交流ゼミが続いていって欲しいなと願っています。

チバテレ学生プロジェクト:夏休み中の活動報告会

チバテレ学生プロジェクト担当の湯之上英雄(経済学担当)です。

「プロジェクト実践A」の秋学期最初の授業は、
夏休み中にメンバーが集まって議論した内容の報告会になりました。

1年生は、まずはチバテレについて理解を深めようということで、
チバテレが毎月発行している『タイムテーブル』の分析を行い、その報告です。

2年生は、サービス創造学部をPRするCMについて検討した点の報告です。

チバテレから小森様と濱田様においでいただき、
進捗状況の確認と報告内容に対するコメントをいただきました。
良かった点やもう少し検討が必要だった点などをご指摘いただきました。

夏休みを使って、一生懸命に議論してきた内容ですので、
おそらく頂戴したコメントは、プロジェクトメンバーの実力UPに
直結していくと確信しています。

サービス創造学部ならではの「活動から学ぶ」「企業から学ぶ」が、
プロジェクト実践Aの講義の中で実を結びつつあります。
ぜひ多くの学生のみなさんに、プロジェクトを経験して欲しいと考えています。

報告資料
 

1年生による報告
 

2年生による報告、その1
 

2年生による報告、その2
 

チバテレの小森さんからのコメント
 

授業終了後も議論は終わりません

チバテレ学生プロジェクト:チバテレ本社見学

チバテレ学生プロジェクト担当の湯之上英雄(経済学担当)です。

チバテレ学生プロジェクトは、新入生10名を新たなメンバーに加え、
2010年度の新しいスタートを切りました。

「新入生にチバテレをよく知ってもらいたい」というチバテレ職員の方のご厚意で、
千葉市内にあるチバテレ本社を見学してきました。

会議室で、チバテレ学生プロジェクトに関するミーティングの後、
スタジオや調整室を見学させていただきました。

NEWS チバのアナウンサー席側に入らせてもらった新入生。
映像チェック用のモニターに映し出される自分たちの姿を、
緊張した面持ちで見ているのが、なんともほほえましく思えました。

訪問したのがちょうど七夕だったので、
スタジオ内には小さな笹飾りが置いてありました。
季節感を出すためのこうした何気ない工夫が、サービスの本質なんだろうなと感じました。

 

会議室の様子。(会議終了後なので、少し緊張もほぐれています。)

 

スタジオ見学の様子。

チバテレ学生プロジェクト:学生がアンジャッシュさんをインタビュー

チバテレ学生プロジェクト担当の湯之上英雄(経済学担当)です。

今年度、チバテレ学生プロジェクトでは、
「10代20代の視聴者にチバテレの魅力を伝える」
という大きな目標を立てて、活動を行っています。

現在はその一環として、チバテレビのタイムテーブル(パンフレット)の記事を作成しています。

学生プロジェクトのメンバーは、
どんな記事を書けば読者にチバテレビの魅力が伝わるかをいろいろ考え抜いて、
チバテレビが制作している『白黒アンジャッシュ』を特集することにしました。
そして『白黒アンジャッシュ』の収録がある1月23日に、
アンジャッシュのお二人にインタビューをしてきました。

取材時間は、わずか10分間。
「アンジャッシュさんのことを、番組のことを少しでも多く知りたい、
 そして伝えたい。」
インタビュー役の学生は、かなりの緊張の中でインタビューしていました。
そんな学生の思いが伝わったのでしょう。
アンジャッシュのお二人は、親切に丁寧に質問に答えてくださいました。

取材の最後には、アンジャッシュのお二人から、
「学生時代は時間が信じられないくらいある時期。遊びも勉強も全取りできる。
 やりたいことを全力でやり尽くして欲しい。」
との激励もいただきました。

プロジェクトに、勉学にと、サービス創造学部では「学び」の場がたくさんあります。
ぜひアンジャッシュさんからいただいた言葉を胸に、
これからも頑張って欲しいなと思いまいた。

順調にいけば、今回の記事はチバテレタイムテーブルの3月号に掲載予定です。
ぜひ学生たちの思いのこもった記事をご覧ください。

チバテレビのタイムテーブルは、千葉商科大学学内の各所や、
官公庁、スーパーマーケット等でも配布中です。


取材直前の打ち合わせ風景、その1。


取材直前の打ち合わせ風景、その2。


取材直前の打ち合わせ風景、その3。


取材中の様子。詳しくは、タイムテーブルをご覧ください!

思い出の本の著者と

経済学担当の湯之上英雄です。

10月の末に、PHP総合研究所を訪問しました。
パナソニック創業者の松下幸之助氏が設立した伝統あるシンクタンクです。

私の大学院の先輩が同研究所に勤めておられるので
表敬訪問してきました。

エントランスに掲示されていた本を見てびっくり。
学部3年生の時に、ゼミで輪読した本が置いてありました。
かなり念入りに読んだ(つもりの)本で、
私にとって思い出の一冊とも呼べる本です。

荒田英知(1999)「自立する地域」PHP出版

著者の荒田先生は、PHP総合研究所の政治経済研究センター長です。

荒田先生の本で勉強した旨を先輩に伝えると、
「(荒田先生は)今日も出社されているから、お目にかかっていくか?」
と仰ってくださったので、
「ぜひ、お願いします!」
と、即答してしまいました。

お忙しいところ、お目にかかっただけでなく、
無理をお願いして、サインまでしていただきました。

ゼミで勉強して10年くらい経過しましたが、
その著者にこんな形でお目にかかれるなんてと、
感激してしまいました。

サービス創造学部の1年生は、ゼミ選びの真っ最中です。
ゼミの勉強を通して、思い出の一冊となる本と
みなさんが出会えることを願っています。

PHP総合研究所のブログでも、この日の出来事が紹介されています!
PHP総研ブログ『番町Cafe』はこちら。


1枚目の写真は、PHP研究所政治経済研究センター長の荒田英知先生と。
私が持っているのは、上述の本で、中表紙にサインをいただきました。


2枚目の写真は、頂戴したサイン。一生の宝物です。


3枚目の写真は、今回頂戴した本(左)と実際に私が学部時代に使った本(右)。
使い込んだ感じが伝わればよいのですが!?

企業見学:千葉テレビ放送株式会社(チバテレビ)

経済学担当の湯之上英雄です。

学部活動日・企業見学として、千葉テレビ放送株式会社(チバテレビ)を訪問しました。
チバテレビでは、編成部の方から番組表の構成や、
テレビ局の営業活動についてお話しいただきました。
また、報道部長からは、直々に報道記者の一日や
他局との報道協定について、教えていただきました。

千葉県とその隣県に住む600万世帯に情報を提供するチバテレビ。
「チバテレビ」の名前は知っているのに、知らないことだらけで、
学生たちは必死にメモを取っていました。

さらに、ニュース番組「ニュースChiba21」の制作現場を見学させていただきました。

スタジオで粛々と原稿を読むキャスター。
その裏側では、画面の切り替えや「5秒前,4,3,2・・・」という秒読みなどの
緊迫感あふれる作業が繰り広げられていました。
失敗が許されない一発勝負の生放送で、
最高の映像を作り上げていく現場を
目の当たりにした学生は、言葉にできないくらいの感動を受けていました。

サービス創造学部ならではの企業見学。
チバテレビで教えていただいた、
「たくさんの人と会って、いろいろな話をすることからアイデアが広がる」
という言葉を忘れず、サービス創造に向けて自分を磨いてほしいなと思いました。

(ひとりごと)
チバテレビへの訪問が決まって、ふと思い出したのですが、
私の幼稚園の頃の夢は、「テレビ局の人になること」でした。
20数年経過して、「夢の職場」を訪問できたのは、何とも不思議な感覚でした。


「ニュースChiba21」収録直後のスタジオにて。
なぜか、メインキャスターの宮地さんに撮っていただきました。


メインキャスターの宮地麻理子(右)さん、アナウンサーの中野涼子さん(左)と。

企業見学:(株)資生堂

経済学担当の湯之上英雄です。

学部活動日・企業見学として、学生20名と(株)資生堂を訪問しました。

企業の説明の最初に、
「モノを創って、価値を生み出してきたメーカーが、
 商品をお客さまに届けるサービスにも目を向けている」
ということを教えていただきました。

私たちが、
「サービス創造をどう学んでいけばいいのか」
を考えさせられる一言ですね。
見学では、お客さまセンターを見せていただきました。

お客さまからのご意見を全体で共有して次の商品に繋げていく、
お客さまセンターは、まさにサービス創造の最前線です。

オペレーターの机の上には、小さな鏡が置かれています。
お聞きしてみると
「電話なのでこちらの表情はお客さまには見えないが、
 不機嫌な表情で応対すれば、それが言葉に乗ってお客さまに伝わってしまう。
 だから、いつもにこやかに応対できるよう鏡を机の上に置いている」
のだそうです。
特に取り決めているわけではなく、オペレータの方が自主的に置かれているとのこと。
社員一人一人が、よりよいサービスづくりに取り組んでいるのが伝わってきました。

また、社員の方々の資生堂製品に対する熱い思いが、ことばの端々から感じられ、
学生たちは、モノづくりの厳しさと楽しさを肌で感じていました。

サービス創造学部ならではの企業見学。
今日の感動を、ぜひ今後の学生生活に生かしてほしいと思いました。